小型船舶等の電気装備工事ハンドブック
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目次
まえがき
小型船舶等の電気装備工事ハンドブック
第1編 総則
1 一般
1.1 法規等
1.2 船舶の主要寸法等
1.2.1 全長
1.2.2 登録長さ
1.2.3 幅
1.2.4 深さ
1.2.5 小型船舶
1.2.6 限定沿海小型船舶
1.2.7 小型漁船
1.2.8 第1種小型漁船
1.2.9 第2種小型漁船
1.3 船舶安全法の適用関係表
1.4 無線電信・電話施設の検査担当表
1.5 船種・海域別の無線設備表(搭載用件の一例)
第2編 電気艤装設計
1 一般
1.1 一般的要求性能
1.1.1 大きさ、重量
1.1.2 配置
1.1.3 振動対策
1.1.4 海水飛まつ、降雨対策
1.1.5 油霧、水滴、ビルジ等の対策
1.1.6 金属の腐食対策
1.1.7 誘導ノイズ対策
1.1.8 供給電圧の制限
1.2 電気機器等の絶縁抵抗
1.3 回転機械及び変圧器の温度上昇
1.4 基準周囲温度と温度上昇限度との関係
1.5 電気機器の絶縁の耐熱クラス
2 艤装設計要領
2.1 主要目の決定
2.1.1 小型漁船の電気部仕様書(例)
2.2 電源装置
2.2.1 概要
2.2.2 発電機
(1)発電機の型式
(2)発電機容量
(3)電力調査表
(4)発電機の駆動方法
(5)定周波装置
2.2.3 蓄電池
(1)蓄電池の種類
(2)蓄電池の定格電圧
(3)蓄電池の所要容量
(4)充電方式
(5)蓄電池の設置要件
2.2.4 船外給電装置
2.2.5 変圧器
2.3 配電装置
2.3.1 配電方式の選定
2.3.2 配電盤
2.3.3 保護装置
(1)選択遮断保護方式(選択保護方式)
(2)優先遮断方式
(3)発電機の保護
(4)動力及び照明用変圧器の保護
(5)電動機の保護
(6)蓄電池の保護
2.3.4 分電盤
2.4 電動機
2.4.1 電動機の形式
2.4.2 電動機の始動方法
2.4.3 電動機の始動方法の選定
(1)瞬時電圧降下
(2)原動機容量
(3)発電機容量
2.5 生活用機器類
2.6 一般照明
2.7 船灯(全長50m未満の船舶)
2.7.1 船灯の種類
2.7.2 船灯の装備
(1)水平射光範囲等
(2)航行状態別の船灯
(3)装備位置
(4)船灯の装備例
2.8 無線設備
2.8.1 概要
2.8.2 GMDSS設備の運用
(1)航海用具
(2)救命設備
2.9 航海用機器
2.9.1 船首方位センサ
2.9.2 スピードログ
2.9.3 航海用レーダー
2.9.4 音響測深機
2.9.5 測位装置
2.9.6 航跡プロッタ
2.9.7 無線方位測定機
2.9.8 汽笛
2.10 漁ろう設備
2.10.1 魚群探知機
2.10.2 スキャニングソナー
2.10.3 集魚灯
2.10.4 その他
2.11 電路系統図作成要領
2.11.1 概要
2.11.2 ケーブルの選定
2.11.3 ケーブルサイズ及びMCCB設定値の決定
2.11.4 主機/補機始動用電動機回路のケーブルサイズ
2.11.5 電路系統図の作成
(1)発電機回路
(2)変圧器回路
(3)動力回路
(4)低圧給電回路
(5)主機/補機始動用電動機及び直流発電機回路
(6)照明電灯回路
(7)航海灯回路
(8)その他の系統
2.12 電気機器配置図作成要領
2.12.1 概要
2.12.2 配置を決定する上での留意点
2.12.3 動力装置の配置
2.12.4 照明装置の配置
2.12.5 通信装置及び航海用機器の配置
2.12.6 機関部計測制御装置の配置
第3編 電気艤装工事
1 一般
1.1 電気艤装工事の種類
1.2 電気艤装工事の流れ
2 工事用材料及び部品
2.1 材料及び部品の概要
2.2 ケーブル
2.2.1 船用電線(旧JIS電線)
(1)電線記号
(2)導体の最高許容温度
(3)電線の構造
(4)許容電流
(5)ケーブルの種類
2.2.2 自動車用低圧電線(AV)
(1)電線記号
(2)導体の最高許容温度
(3)電線の構造
(4)電線の許容電流及び電圧降下
2.2.3 ビニル絶縁ビニルキャブタイヤケーブル(VCT)
(1)電線記号
(2)導体の最高許容温度
(3)ケーブルの構造
(4)ケーブルの許容電流
(5)ケーブルの種類
2.2.4 制御用ケーブル(CVV)
(1)電線記号
(2)導体の最高許容温度
(3)ケーブルの構造
(4)ケーブルの許容電流
(5)ケーブルの種類及び構成
2.2.5 船用電線(新JIS電線)
2.3 ケーブルの布設用材料
2.3.1 ケーブル支持用材料
(1)ハンガ方式
(2)フラットバー(FB)方式
(3)ダクト
(4)ケーブル押えバンド
(5)ケーブル巻きバンド
(6)バンドバックル
2.3.2 ケーブルの貫通用材料
(1)電線貫通金物
(2)コーミング、ブッシング
(3)電線管及び付属物の構造・寸法など
2.4 ケーブル導入及び線端処理用材料
(1)防水材料
(2)圧着端子
(3)テープ
(4)チューブ
2.5 接地用材料
3 ケーブルの布設
3.1 一般
3.2 ケーブル布設前の準備
3.2.1 ケーブルの必要長さの計測
3.2.2 ケーブルの切断
3.3 電路金物と艤装品及び船体構造物との関係
3.3.1 排気管
3.3.2 一般艤装品
3.3.3 船体構造物
3.3 電路の取付け
3.4.1 直線部
(1)フラットバー
(2)カッティングダクト
3.4.2 曲部
(1)フラットバー、カッティングダクト、パイプ等
(2)小電路
3.4.3 直交部
(1)フラットバー、カッティングダクト、パイプ等
(2)小電路
3.4.4 電線管
(1)一般
(2)電線管の布設要領
3.4.5 小電路の取付け
3.4.6 電線貫通金物の取付け
3.4.7 コーミング及びブッシングの取付け
(1)一般的な場所
(2)防熱又は防音処理を施工してある場所
(3)ブッシング
(4)小型船舶で使われているブッシング
3.4.8 マストの電路
(1)一般
(2)小型マスト
3.5 ケーブル布設要領
3.5.1 一般
(1)ケーブルの布設順序
(2)ケーブル布設上の注意事項
3.5.2 機関室
3.5.3 居住区
3.5.4 曝露部
3.5.5 貫通部
(1)防水壁におけるケーブル貫通要領
(2)非防水壁等におけるケーブル貫通要領
3.5.6 ケーブルの屈曲
3.5.7 ケーブルの固定要領
(1)ケーブルの固定法の種類
(2)ケーブルの支持間隔
(3)タッピンねじ使用上の注意
3.5.8 ケーブルの保護
(1)防熱
(2)防湿
(3)外傷保護
3.6 線端処理方法及び結線要領
3.6.1 線端処理方法
(1)ビニールシース絶縁被覆の切除方法
(2)圧着端子の圧着中心等
(3)専用工具による圧着端子の取付
3.6.2 結線要領
(1)一般的な注意事項
(2)100V以上の電路
(3)35V以下の電路
(4)発電機端子箱内の結線
(5)電動機端子箱内の結線
(6)接続箱内の結線
4 機器の装備
4.1 各機器共通の注意事項
4.2 機関室における電気機器の取付要領
4.2.1 発電機
4.2.2 電動機及び付属装置
4.2.3 配電盤
4.2.4 蓄電池及び収納箱
4.2.5 分電盤、始動器及び接続箱等
4.2.6 灯具
4.2.7 スイッチ及びレセプタクル類
4.2.8 電話機(含むインターホン)
4.3 居住区における電気機器の取付要領
4.3.1 天井灯
4.3.2 天井灯スイッチ、レセプタクル類
(1)天井灯スイッチ
(2)レセプタクル類
4.3.3 寝台灯
(1)頭部壁取付けの場合(単寝台及び二重寝台)
(2)側面壁取付けの場合(単寝台及び二重寝台)
4.3.4 卓上灯及び卓上灯用レセプタクル
4.3.5 鏡灯
4.3.6 スピーカー類
4.3.7 外部通路灯
4.4 航海用機器の取付要領
4.4.1 一般
4.4.2 航海用レーダー
(1)空中線
(2)指示器
4.4.3 GPS受信機及びGPSコンパス
(1)空中線
(2)指示器等
4.4.4 船灯
4.5 無線機器の取付要領
4.5.1 一般
4.5.2 VHF無線電話
(1)空中線
(2)送受信機
4.5.3 MF/HF無線電話
(1)空中線
(2)空中線整合器及び送受信機
4.6 漁ろう設備の取付要領
4.6.1 一般
4.6.2 集魚灯(いか釣)
(1)ワイヤ
(2)灯具
(3)配線
4.7 電気機器取付ボルトの適用
4.7.1 機器質量と取付ボルト
4.7.2 金台と取付ボルトの寸法
4.7.3 ボルト、ナットの使用区分
4.7.4 機器を金台に取り付ける場合
(1)六角頭の場合
(2)丸頭の場合
4.7.5 機器を木壁に取り付ける場合
4.7.6 内張り内に金台を溶接して機器を取り付ける場合
(1)金台にタップを立てる場合
(2)金台にボルトを溶接した場合
(3)金台にナットを溶接した場合
4.7.7 木台を用いて機器を取り付ける場合
(1)鋼壁取付けの場合
(2)木壁取付けの場合
4.7.8 機器の振動防止
4.7.9 機器取付けボルトの弛み防止
5 接地工事
5.1 接地工事の目的
(1)人体に対する危険防止
(2)火災発生の防止
(3)ノイズ障害の防止
5.1.1 人体に対する危険防止
5.1.2 火災発生の防止
5.1.3 ノイズ障害の防止
(1)誘導ノイズ対策
(2)輻射ノイズ対策
(3)無線障害対策
(4)航海用機器及び漁ろう機器の接地
5.2 接地の方法
5.2.1 感電及び火災の防止のための接地
5.2.2 ノイズ対策としての接地
(1)ノイズの種類と対策
(2)ノイズ誘導の種類と対策
5.2.3 無線機器における接地
5.3 接地工事要領
5.3.1 接地板
5.3.2 主接地線工事
5.3.3 支接地線工事
5.3.4 電気機器の接地工事
(1)絶縁性構造物に固定された機器の接地工事
(2)無線機器の接地工事
5.3.5 避雷用接地工事
5.3.6 接地用材料
6 防食工事
6.1 防食の目的
6.2 アルミニウム合金製船舶の腐食と対策
6.2.1 腐食要因
(1)アルカリ腐食と孔食
(2)すき間腐食
(3)異種金属接触腐食
6.2.2 腐食対策
(1)塗装
(2)絶縁
(3)電気防食
6.2.3 腐食対策例
(1)金属同士を接合する場合の防食
(2)金属と非金属が接触する場合の防食
(3)船体没水部の防食
6.3 FRP製船舶の防食
6.3.1 電気防食回路
6.3.2 流電陽極の取付け
6.3.3 プロペラとプロペラ軸との防食
第4編 試験及び検査
1 一般
2 船内試験
2.1 発電機船内運転試験
2.2 各種電気機器作動試験
(1)配電盤
(2)蓄電池
(3)電動機等
(4)電熱装置
(5)航海用機器、無線設備等
2.3 各種電灯点灯試験
(1)船灯
(2)一般電灯
2.4 電気設備の絶縁抵抗測定試験
2.5 電気機器及び電路の絶縁抵抗試験の省略
2.5.1 小型船舶検査実施細則
2.5.2 小型漁船検査実施細則
3 艤装検査
参考資料(第1回定期検査)
1 船舶検査の方法(小型船舶関係抜粋)
2 検査の実施方法に関する細則(小型船舶検査機構事務規程細則抜粋)
〔付録〕
1 小型船舶等の主要目表、一般配置図等の例
(1)19GT型軽合金製旅客船
(a)船舶主要目
(b)一般配置図
(c)電路系統図
(d)電力調査表
(2)游漁船
(a)船舶主要目
(b)一般配置図
(c)電気部要目
(3)小型漁船
(a)船舶主要目
(b)一般配置図
(c)電気部要目
(d)電力調査表
(e)電路系統図
2 国際単位系(SI)
3 各種計算式
4 小型船舶安全規則(抜粋)
5 小型漁船安全規則(抜粋)
6 汽笛等音響信号設備について
7 船舶設備規程(無線電信等抜粋)
8 避雷設備
9 船用電気器具の外被の保護形式の種類
10 小型船舶等の電気器具類推奨品規格
11 船内電気機器及び回路の試験成績表
12 絶縁抵抗の測定方法等
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