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3.4 電路の取付け
3.4.1 直線部
(1)フラットバー
(1)ケーブルは船体に直接布設しないで、SUS製又はアルミ製のフラットバーを設けて布設する。
(2)フラットバーは、ねじ又はFRPオーバーレイにより船体に直接取り付ける。鋼船、アルミ船の場合は溶接による場合もある。フラットバーの取付け例を図3.3.6に示す。
 
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図3.3.6 フラットバーの取付け例
 
 船体に木製のべース材を固定しておき、カッティングダクトをねじ止めしケーブルを固定する。(図3.3.7参照)
 
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図3.3.7 カッティングダクトの取付け例
 
 曲部はケーブルを単独で曲げる。ケーブルに重量がある場合又は不安定な場合は曲部でケーブルを一度金属バンドで固定する。この場合ケーブルのわん曲半径の制限に留意すること。(3.5.6参照
 
 
図3.3.8 ケーブルわん曲部の固定例
 
 コルゲートチューブ・スパイラルチューブでケーブルをカバーする。
 
図3.3.9 ケーブルわん曲部の固定例
 
 曲部と同様にケーブルを金属バンドで固定する。
 
 
図3.3.10 ケーブル直交部の固定例(1)
 
 
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図3.3.11 ケーブル直交部の固定例(2)







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