水辺の植物群落を探る−荒川中・下流域における河畔植生の組成・構造とその環境要因−

埼玉県生態系保護協会

平成8年度

目　　　　次

はじめに

調査地の状況

第1章 ヨシ原を探る

−ヨシ鮮藩の構造と河川環境の変化による影響−

1. はじめに

2. 調査方法

2−1. 調査地の概要

2−2. 野外調査

2−3. データの解析

2−4. 土壌環境調査

3. 結果と考察

3−1. 荒川中下流域におけるヨシ原の分布状況

3−1−1. 荒川中下流域の湿性植物群落の減少

3−1−2. 主要調査地点の土地利用形態とヨシ原の分布

3−2. ヨシ群落の組成と備造およびその成因

3−2−1. ヨシ群落の組成と構造

3−2−2. ヨシ下層群落の組成と構造

3−2−3. ヨシ下層群落の成因

4. まとめ一保全上の問題と関連して

5. 引用文献

第2章 ハンノキ林を探る

−ハンノキ林の構造と河川環境の変化による影響−

1. はじめに

2. 調査方法

2−1. 調査地の概要

2−2. 野外調査

2−3. 地下水位と土壌栄養塩の調査

3. 解析方法

4. 結果

4−1. 河畔林の組成と構造

4−1−1. プロットのタイプ分けと序列化

4−1−2. 木本層と林床植生の対応

4−1−3. 各群落タイプの種組成と構造

4−1−4. 各群落タイプにおける木本実生の個体群密度

4−2. 河畔林の分布と環境条件

4−2−1. ハンノキ林の分布状況

4−2−2. 環境要因との対応

4−3. 河畔林の維持機構

4−3−1. 冠水の有無による実生個体数の変化

4−3−2. 群落の発達段階に伴う構造の変化

4−3−3. 各積の個体群構造

5. 考察

5−1. 河畔林の更新動態

5−2. 林床植生と環境要因

5−3. 河畔林の保全上の問題

6. 引用文献

第3章 水辺の植物群落の保全と復元に向けて

1. はじめに

2. イギリスにおけるヨシ原の管理技術

2−1. なぜヨシ原を管理するのか

2−2. ヨシ原をどのように管理するか

2−3. 主な復元技術

2−4. 様々なハビタットと種の管理

2−4−1. 水位調節

2−4−2. 刈り取り

3. 種の保全からハビタットの保全へ

4. 引用文献

付録

1. 植物群落の調査・解析方法および用語の解説

2. プロットごとの群落調査資料

2−1. ヨシ群落

2−2. ハンノキ林