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水辺の植物群落を探る?荒川中・下流域における河畔植生の組成・構造とその環境要因?

 事業名 生態系保護に関する調査及び教育実践
 団体名 埼玉県生態系保護協会 注目度注目度5


 

4−1−4. 各群落タイプにおける木本実生の個体群密度

表2−4に各群落タイプにおける1ha当りの実生個体密度を示した。全種込みにした実生密度を各群落型問で比較すると、エノキ−ジャノヒゲ型が最も高く35.5個体/100m2、続いてハンノキ−クサヨシ型25.2個体/100m2、クヌギ−ジャノヒゲ型14.9個体/100m2、ハンノキ−カナムグラ型0.9個体/100m2、ハンノキ−ヨシ型0.8個体/100m2となっていた。ハンノキタイプ林分のなかではハンノキ−クサヨシ型が他に比べて著しく高い個体数密度になっている。しかし他の2つのハンノキ−ヨシ、ハンノキ−カナムグラ型では実生の密度が非常に少なかった。エノキ−ジャノヒゲ型は株分に出現した実生の種数は7種と少ないが、1種当たりの個体密度が高いために全体的に高い値となっていることがわかる。これに対しハンノキ−クサヨシ型とクヌギ−ジャノヒゲ型は出現した種数が多いうえ、1種当たりの個体数密度も高いため、高い実生密度となっていた。しかしハンノキ−ヨシ型とハンノキ−カナムグラ型では出現種数が少ないうえに、1種当たりの個体密度も小さいため低い実生密度となった。

表2−4 群落タイプ別実生個体密度

群落タイプ   ハンノキ−ヨシ   ハンノキ−クサヨシ ハンノキ−カナムグラ エノキ−ジャノヒゲ  クヌギ−ジャノヒゲ
実生層出現種                                   個体密度(-100?u)
落葉高木:
ムクノキ 0.16 6.45 0.20 9.00 3.59
クヌギ   1.54 0.20   0.59
エノキ 0.16 0.31 0.14 1.00 1.80
アカメガシワ 0.16 0.31 0.20    
ハンノキ 0.16        
オニグルミ         0.72
ナツツバキ         0.24
コブシ         0.06
 
落葉亜高木・低木
イボタノキ   6.77 0.03 17.50 0.42
ヤマグワ 0.16 2.77 0.07 0.50 0.06
ゴマギ   1.54   5.00 4.31
マユミ   0.92 0.03 1.50 1.56
エゴノキ         0.12
 
常緑高木:
シロダモ   2.15     0.30
シュロ   0.62     0.30
シラカシ       0.50 0.18
 
常緑亜高木・低木
アオキ   0.31     0.36
シャリンバイ         0.24
ネズミモチ   1.54     0.06
0.80 25.24 0.87 35.50 14.91

 

 

 

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更新日: 2022年6月25日

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