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2−4.土壌環境調査

家庭排水等の人為的な影響による富栄養化の土壌及び植生に与える影響を評価するために、土壌中の全窒素と全炭素量の測定を、調査した各プロットで行なった。ただし調査プロットが近接しているか、同一の立地上に成立している場合には省略したプロットもある。また各プロットごとに、リターを取り除いた表層10cm程度までの表層土壌約500gを土壌サンプルとして採取して1995年11月に採取した。採取した土壌は実験室に持ち帰り、2週間ほど風乾させた。その後、根などの大型有機物を除去し、団粒を押し潰して粉砕した後、さらに乳鉢を用いてよく押しつぶして、最終的に2mmの網ふるいを通過した土壌を分析資料として用いた。分析は乾式燃焼法によって供試土壌中の全炭素と全窒素量を測定した。

 

 

 

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