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水辺の植物群落を探る?荒川中・下流域における河畔植生の組成・構造とその環境要因?

 事業名 生態系保護に関する調査及び教育実践
 団体名 埼玉県生態系保護協会 注目度注目度5


 

2-4. 様々なハビタットと種の管理

管理方法の違いにより、生息に適する生物集団は変わる。したがって、どの管理方法を採るかは、それぞれの集団または種の生存条件を考慮する必要がある。
ヨシ原の管理方法は、目的や予算的・物理的・化学的・実用的な制約に大きく左右される。ここでは、管理方法の違いがハビタットや種にどう影響するのかを見てみる(図3-2、図3-3)。
2-4-1. 水位調節
ヨシ優占群落を維持する最も簡単な方法は、年間を通じて冠水した状態を保つことである。この方法により、他の植物との競争が軽減され、ヨシが自由に成長することが可能になる。閉鎖されて暗いヨシ原が広がることは、植物に関しては種多様性を低下させるが、多くの無脊椎動物やヨシ原に固有の動物たちにとっては有益である。溝・池・湖をつくり開放水面を増加させることは、生育場所の多様性を向上させ、そこを利用する魚類や両生類にとって有益に働く。さらにそれらを利用する水生無脊椎動物・植物・鳥類・哺乳類にとっても水中のハビタットが形成されることは有益なものとなる。
2-4-2. 刈り取り
藁葺き屋根用に商業的に管理されているヨシ原は、成長期には高い水位に保たれるが、冬には収穫するために排水される。藁葺き屋根用のヨシの質を保つためには、ヨシは年1回または2年に1回程度刈り取られなければならない。ヨシが収穫された後は、刈り口のすぐ下の高さまで水を入れ、芽が伸びるにつれて芽が水没しない程度に水位を上げるのが理想的である。

 

 

 

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