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水辺の植物群落を探る?荒川中・下流域における河畔植生の組成・構造とその環境要因?

 事業名 生態系保護に関する調査及び教育実践
 団体名 埼玉県生態系保護協会 注目度注目度5


 

2. イギリスにおけるヨシ原の管理技術

2-1. なぜヨシ原を管理するのか

 

もしヨシ原を管理しなければ、湿生還移により次第に森林へと遷移していくであろう。ヨシ原を管理するということは、この遷移の進行を流速あるいは逆行させることである。

 

自然は常に変化している。ある地域に様々な動植物がコロニーをつくり、互いに競争するならば、ハビタットは徐々に変化する。ヨシ原は、開放水面から森林への遷移の初期段階に位置し、もしこれを管理しなければ、徐々に干上がり、他の背の高い草本へと移行し、最終的には低木林や森林へと遷移する。ヨシ原の管理と復元とは、様々なハビタット間のバランスを維持するため、あるいは複数のハビタットを回復するために、遷移を減速あるいは逆行させることであるといえる(図3-1)。イギリス−ブローズ(Bmds)地方の沼地では、泥炭採掘や、冬や夏といったいろいろなパターンでのヨシの刈り取りが行われる結果、非常に多様な植物群落がモザイク状に発達している。したがって、この地方のヨシ原の特徴は、ヨシ原の多様な環境に適応した鳥類や蛾の仲間などが生息するのに必要な環境を継続的に供給するような管理が続けられてきたことである。

 

 

 

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