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水辺の植物群落を探る?荒川中・下流域における河畔植生の組成・構造とその環境要因?

 事業名 生態系保護に関する調査及び教育実践
 団体名 埼玉県生態系保護協会 注目度注目度5


 

1. はじめに

これまでは荒川中・下流域におけるヨシ原および河畔林の種組成や群落構造の特徴、そしてそれらに大きく影響を与える環境要因についての調査結果を述べてきた。ヨシ原と河畔林ではいずれも乾燥化や富栄養化が進行した場合には、本来の種組成とは大きく異なる種組成に変化してしまうことが示された。そのため、残存しているヨシ原や河畔林を保護・保全していく為には、水位や水質などの環境条件が適切に維持される必要があると述べた。現在の河川環境を考慮すると、少なからず人為的な環境管理を行わなければ、そうした環境条件を維持していくことはできない。そこで、ここではイギリスの王立鳥類保護協会(Royal Society for the protection of Birds)発行の「REEDBED Management」(Hawke& Jose,1996)の第2章に示されているヨシ原とそのハビタット(生育場所)である湿地の環境を保全・復元するための管理方法とその意義を紹介し、ヨシ原の環境管理のあり方について3章の2で考えてみる。
日本と同様にイギリスでもヨシ原は自然に形成されるだけでなく、人間活動の副次的な結果として無数の池や砂利採取場や排水溝などにも形成されている。そしてそのヨシ原の多くは、その起源に関わらず天然資源として伝統的に維持・管理されてきた。そしてその伝統的な管理がヨシ原の種多様性を維持してきた点においても日本とよく類似している。さらに3章の3においては、1・2章に示した研究成果および3章の2で紹介するイギリスのヨシ原管理技術から、我々がたどり着いた結論と主張を蛇足ながら付した。ご笑覧いただければ幸いである。

 

 

 

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