平成14年度(2002年)研究報告
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目次
I. ホスピスケアに関する研究
1. がん患者がサポートグループにおいて人生の意味を見いだすプロセスと看護者の関わり
・・・札幌医科大学大学院 保健医療学研究科 川村三希子
2. 脳波解析を通した重度痴呆性老人の終末期医療としての音楽療法評価
・・・宮城大学 教授 佐治順子
3. 日本型ホスピス医療の理念構築への一試論(臨終行儀書の視点より)
・・・日本大学 医学部・専任講師 三宅守常
4. ターミナル期の患者を持つ家族に対する看護職の「共感」に関する研究
・・・東京大学大学院 医学系研究科家族看護学分野・修士課程 北野和代
5. ホスピスにおける教育のあり方
― 文化人類学的フィールドワークに基づくケアの日米比較 ―
・・・東京大学大学院 総合文化研究科・博士課程大学院生 服部洋一
6. 東邦大学医学部付属大森病院における緩和ケアチームの運営に関する研究
・・・東邦大学 医学部外科学第一講座・助手 戸倉夏木
7. 大学病院におけるターミナルケアの取り組みについて(緩和医療チームを編成して)
・・・東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座・助手 大竹知子
8. ターミナルケアにおけるコミュニケーションスキル評価
・・・昭和大学保健医療学部 看護学科・助教授 伊藤まゆみ
9. がんターミナル期の親を看取る思春期の子どものニーズに関する研究
・・・新潟青陵大学 看護学科・講師 柳原清子
10. ホスピスケア啓発のためのバリアフリー冊子の作成
・・・北陸大学 薬学部病院薬学教室・教授 宮本悦子
11. 在宅高齢者におけるターミナルケアの質の評価に関する研究
・・・岐阜大学 医学部看護学科・講師 樋口京子
12. 「高齢者の終末期医療に関する研究」在宅における終末期医療の現状調査
・・・名古屋大学大学院 医学研究科老年科学・大学院生 服部文子
13. 告知問題の射程と文化的背景 How to break a bad news to Japanese patient?
・・・京都大学大学院 医学研究科社会健康医学系専攻・博士課程 前田祐子
14. ターミナルケアにおける医療ソーシャルワーク
― 急性期病院及びホスピス・緩和ケア病棟における医療ソーシャルワーカーの現状調査及び今後について―
・・・大阪大学大学院 人間科学研究科臨床死生学研究室・博士前期課程 本家裕子
15. 大学病院の一般病棟におけるスピリチュアルケアに関する研究
・・・大阪市立大学 看護短期大学部・講師 上西洋子
16. 一般総合病院緩和病棟への動物介在療法(Animal Assisted Therapy:AAT)の導入、実施における問題点と効用の検討
・・・関西労災病院 外科第2部・部長 冨田尚裕
17. 家族が真実告知を拒否する状況下での患者・家族の「死の受容」へ向けての看護の役割
― 真実告知を拒否した遺族インタビューをおこなって ―
・・・鳥取大学 医学部保健学科成人・老人看護学講座・助手 谷村千華
18. 医学部における卒前緩和医療教育の実態調査
― とりわけアジア・パシフィックの実情について ―
・・・緩和医療教育国際調査委員会 加藤恒夫
19. 施設緩和ケアと在宅緩和ケアがバランスよく発展していくために必要なシステムを検討する
・・・広島県立広島病院 麻酔・集中治療科・医長 藤本真弓
20. がん患者の倦怠感緩和を目的としたアロママッサージの効果性
・・・社会福祉法人暁会 身体障害者療護施設フェニックス・副施設長 小西孝子
21. ターミナル期の患者を看取った家族の死別期の看護
・・・山口赤十字病院 緩和ケア病棟・看護師 瀬川裕子
22. がんをもつ患者・家族の治療変更のプロセス
・・・鹿児島大学 医学部保健学科・講師 奥祥子
23. ターミナル期看護における看護者のストレスとケアの関連
― ストレス介入の試み ―
・・・沖縄県立看護大学 助手 前原なおみ
24. 介護老人施設における高齢者ターミナルケアの現状と課題
― 介護療養型医療施設、介護老人保健施設、介護老人福祉施設における先駆的取り組みの事例研究と今後の課題―
・・・九州大学大学院医学研究院医療経営 管理学講座・教授 高木安雄
25. 痴呆性高齢者のターミナルケアを介護保険施設で行うためには
・・・医療法人社団充会 上川病院・理事長 吉岡充
26. ホスピスにおけるチーム医療の組織と経営に関する研究
・・・静岡県立静岡がんセンター 緩和医療科・部長 安達勇
27. 施設ホスピスケアを受ける終末期がん患者の褥創発症の実態及び、褥創発症・悪化に関連する要因の検討及びホスピスケアにおける褥創ケア基準の作成
・・・財団法人ライフプランニングセンター ピースハウス病院・看護部長 二見典子
28. 緩和医療における症状緩和と予後予測に関する研究
・・・筑波メディカルセンター病院 総合診療科・診療科長 茨城県地域がんセンター 緩和ケア病棟・医師 木澤義之
29. 高度先進医療機関(大学病院)における緩和ケア病棟の位置付けに関する研究
・・・東京女子医科大学 在宅医療・緩和医療学・講師 有賀悦子
II. 終末期医療におけるQOLの向上に関する研究
1. ホスピスチャプレンとしてのスピリチュアルケアのあり方に関する研究
・・・六甲病院 緩和ケア病棟・チャプレン 沼野尚美
2. ターミナルケアにおける音楽療法の現状ならびに音楽療法実践記録の体系化
・・・聖路加看護大学 看護学部・助教授 菊田文夫
3. 緩和ケアにおける音楽療法の可能性を探る:欧米における調査研究を通して
・・・St.Paul's Hospital・音楽療法士 近藤里美
4. 本邦の末期がん患者におけるスピリチュアルペインに関する研究
・・・淀川キリスト教病院 ホスピス・副医長 池永昌之
5. スピリチュアリティ、スピリチュアルケアとQOLとの関係 ― 北米、英国における文献調査研究を中心に ―
・・・関西学院大学 社会学部・専任講師 藤井美和
6. がん終末期における鎮静の必要度と輸液の関係について
・・・聖ヨハネホスピスケア研究所・研究員 石巻靜代
III. 在宅ホスピスケアに関する研究
1. 医学・看護学系基礎教育における在宅ホスピス・緩和ケアの実践的教育に関する研究
・・・ホームケアクリニック川越・院長 川越厚
IV. ホスピスケアスタッフに対する海外研修
1. ホスピス発祥の地であるイギリスでの緩和ケアの現状と実際について
・・・財団法入薬師山病院・看護師 坂下百合子
2. 英国の一般病院における院内緩和ケアチームに関する研修
・・・東京大学大学院 医学系研究科健康科学・看護学専攻 成人看護学/ターミナルケア看護学・博士後期課程 笹原朋代
3. アメリカにおける在宅ホスピスケアの展開を理解する
・・・兵庫県立看護大学 助手 滋野みゆき
4. 英国ホスピス、緩和ケアサービスでの看護管理を学ぶ
・・・日本バプテスト病院・看護師 林直子
5. 英国のホスピスの特徴/一般病棟とホスピスの比較
・・・国立がんセンター 東病院・看護師 寳田真希
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