1級舶用機関整備士指導書
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目次
はじめに
第1章 整備とその基本
1. 整備
1.1 整備の意義
1.2 保守点検
1.3 分解整備
1.4 整備項目と整備インターバル
2. 分解整備要領
2.1 分解、組立時の注意事項
2.2 部品の点検、検査
2.3 主要部品の使用限度に対する考え方と記録要領
2.4 再組立後の調整運転
第2章 整備工事
1. 整備工事の手順と作業内容
1.1 整備・修理工事の手順
1.2 作業内容
1.3 整備・修理の日程管理
2. 整備工場
2.1 整備工場での業務
2.2 検査用機器
2.3 工場設備
2.4 洗浄設備
2.5 分解組立用工具および備品
2.6 部品の在庫管理
3. 資料の管理と関係書類の作成
3.1 取扱説明書、整備解説書(マニュアル)等
3.2 検査関係資料
3.3 機関履歴簿(サービスカルテ)
4. 技術員の教育(養成)と管理
第3章 ディーゼル機関各部および付属装置の整備
1. 一般的留意事項
1.1 分解整備の準備
1.2 分解時の留意事項
2. ディーゼル機関の各部の整備
2.1 機関本体部
2.2 機関運動部
2.3 動弁装置
2.4 潤滑装置
2.5 冷却装置
2.6 燃料装置
2.7 調速装置
2.8 始動装置
2.9 過給装置
2.10 減速逆転装置
第4章 燃料・潤滑油・冷却水
1. 燃料油
1.1 燃料油の分類
1.2 燃料油の性状
1.3 燃料油の性状に関する障害
1.4 燃料油の取扱に関する障害
1.5 高粘度燃料油の使用について
2. 潤滑油
2.1 潤滑油に要求される性質
2.2 基油の特性と添加剤の種類
2.3 使用限界
2.4 サリシレート系潤滑油
3. 冷却水
3.1 水質に関する障害
3.2 冷却水添加剤
4. 清浄機(分離板形)
4.1 基本原理
4.2 基本構造
4.3 運転上の注意事項
4.4 分解組立て上の注意事項
4.5 保守点検
第5章 据え付けと運転
1. 据え付け
1.1 据え付け調整
1.2 防振据え付け
1.3 デフレクション計測とその処置
2. 運転
2.1 運転準備
2.2 運転
第6章 運転状態の診断とトラブルシューティング
1. 修理(点検)要因図
2. 運転時の不調とその処置
2.1 アイドリング回転中のハンチング
2.2 アイドリング中の異常な振動
2.3 増速時に回転が追従しない
2.4 出力不足および回転低下
2.5 負荷運転中の回転不整
2.6 排気ガス色の異常
2.7 大きな振動が発生する
2.8 異音や騒音などの異常音
第7章 軸系装置およびプロペラ
1. 据付調整
1.1 プロペラ軸およびプロペラの取付け
1.2 プロペラの摺合わせ
1.3 プロペラ取付上の注意事項
1.4 船尾廻りの配管についての注意事項
1.5 船尾廻り取付け済みの場合の確認事項
1.6 プロペラ軸および中間軸の芯出し取付け要領(浮芯の場合)
2. 軸系装置
2.1 中問軸およびプロペラ軸の補修
2.2 プロペラ軸スリーブの腐食、対策
2.3 プロペラ軸のゴム巻きの補修
2.4 プロペラ軸のFRP巻きの補修
2.5 プロペラ軸とプロペラとのはめあい
2.6 プロペラキーのはめあい
2.7 船尾管軸受
2.8 船尾管軸封装置
3. プロペラ
3.1 プロペラの補修
3.2 プロペラトルクリッチ対策
3.3 入渠時のプロペラの状況確認
第8章 船舶安全法
1. 船舶安全法の概要
1.1 検査の種類
1.2 検査対象船舶
1.3 検査機関
1.4 船舶検査証書及び船舶検査手帳
2. 船舶検査の運用
2.1 航行上の条件
2.2 船舶検査の方法
3. 参考
3.1 保守・整備記録簿の様式及び記載例について
補足資料 整備関連基礎事項
1. ボルトの締結
1.1 ボルトによる締結
1.2 締付けトルクと締付力(軸力)の関係
1.3 ボルトの締付け法
1.4 ボルトの締結の信頼性
2. 機関用軸受について
2.1 軸受の種類と特徴
2.2 軸受の構造
2.3 すべり軸受の作動原理(流体潤滑)
2.4 すべり軸受の材料
2.5 すべり軸受関連部品についての留意点
2.6 軸受損傷
3. 振動
3.1 固有振動
3.2 強制振動
3.3 危険速度
4. 材料の強度と破壊
4.1 応力とひずみ
4.2 材料の破損の法則
4.3 亀裂を持つ材料の強度
5. 電気の基礎知識
5.1 基礎知識
5.2 電気一般
5.3 遠隔操縦装置・保護装置の保守・点検
6. 舶用機関のコンピュータを活用した電子制御システムについて
6.1 はじめに
6.2 電子制御エンジンは何が出来るか
6.3 コンピュータ搭載の電子制御エンジンはどのようになっているか
6.4 保護監視、遠隔操作システム
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