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4. 技術員の教育(養成)と管理
 機関の整備、修理を行うには、取扱機関ごとの商品知識とともに、最近の機関の高出力化にそなえ、機関の構成要素に対する基礎を理解するなど技術力に優れた舶用機関整備士が必要である。このため舶用機関整備士には、メーカをはじめ、関連機関で実施している講習等を積極的に受講させ、技術力の向上を図る必要がある。また、整備作業には経験工学的な知識が必要であるため、諸先輩が長年培ってきた経験にもとづくノウハウを取得させ、伝承していくことが大切である。これが、最も重要なOJT教育(現場教育)の一つでもあり、こうした環境を創り出すことが大切である。その第一歩は、整理整頓と明るい職場づくりから始まるといわれているが、それには、技術員の安全管理と健康管理が基盤となる。
 
2・10表 整備・修理工事計画表
整備・修理工事計画表
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2・11表 整備・修理工事仕様書
(拡大画面:12KB)







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