第3期21世紀セミナー/アピール「21世紀における繁栄と共存のために」
日本国際フォーラム
平成8年度
目 次
まえがき
I:何が問題なのか:問題意識の所在とその枠組み
1.何が問題なのか
2.リージョナリズムはどちらにも働く
3.リージョナリズムの現実的アプローチ
4.APECはオープン・リージョナリズム
5.APECはWTO自由化へ貢献
II:リージョナリズムの可能性と限界
1.ヨーロッバ:ECからEUへ
(1)政治的統合
(2)経済的統合
(3)政治的統合・経済通貨統合:マーストリヒト条約
2.南北アメリカ:NAFTAとMERCOSUR
(1)NAFTA
(2)MERCOSUR
3.アジア
4.リージョナリズムの限界
III.グローバリズムの光と影
1.グロ一バリズムの3つの側画
(1)思想としてのグローバリズム
(2)状況としてのグローバリズム
(3)制度としてのグローバリズム
2.グローバリズムの光
3.グローバリズムの影
IV:グローバリズムかリージョナリズムか
1.リージョナリズムの内容の多様性と基本的問題点
(1)地域的協定の多さと地理的広がり
(2)リージョナリズムの性格と問題点
(3)貿易創出と貿易転換
(4)地域貿易協定:関税同盟と自由貿易地域
(5)関税同盟と自由貿易地域の比較
2.APECの基本的性格
3.日本にとっての選択
4.大通賃圏の形成とリージョナリズム
V:日本外交の進路
1.日本外交の進路:日本の長期戦略
(1)戦略の目的
(2)意思決定の主体と決定メカニズム
(3)外交と内政の相互規定関係
2.グローバリズムとリージョナリズム
(1)グローバリゼーションとグローバリズム
(2)リージョナリズムの進展とその背景
3.グローバリズムかリージョナリズムか:日本外交の進路
(1)グローバリズム戦略の意義と限界
(2)リージョナリズム戦略の可能性と現実性
(3)グロ一バリズムとリージョナリズムの混合戦略
4.戦略選択の規定要因
(1)日本経済のシナリオ:改革ケース、非改革ケース
(2)世界経済環境:資源、市場システム、安全保障
(3)日本外交の進路:日本の長期戦略の方向