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まえがき

「21世紀セミナー」は、その第3期(1996年9月一1997年3月)のテーマとして「グローバリズムとリージョナリズム:われわれにとっての意味合い」を取り上げた。本アピール「21世紀における繁栄と共存のために」は、この第3期における「21世紀セミナー」メンバーの討論成果を集大成した作品である。

本アピールは、和英両版合本で1,000部が印刷に付され、国内外各方面のオピニオン・リーダーに送付されると同時に、その要旨が読売新聞紙上で発表される。また、これまで実施されてきた第1期「国民、文明、人類:21世紀を動かすもの」、第2期「21世紀における国際的安全保障の枠組みの展望」の成果と合わせて、本年7月11日に約500名の聴衆を集めて開催される「『21世紀セミナー』総括シンポジウム」21世紀世界における日本の役割』」に提出される予定である。

第3期「21世紀セミナー」メンバーは、1996年9月から1997年2月までの間に東京と箱根で5回の正式会合をもち、メンバー相互間において「グローバリズムとリージョナリズム:われわれにとっての意味合い」のテーマをめぐり徹底的な討論を行ったが、その成果をまとめる形で、本アピールの原案を起草したのは、下記の5名のメンバーである。ここにメンバー一同に代わって、改めて謝意を表したい。

山際 逸平  一橋大学教授             (I担当)

大場 智満  国際金融情報センター理事長      (II担当)

田中 明彦  東京大学助教授            (III担当)

吉富 勝   長銀総合研究所副理事長        (IV担当)

島田 晴雄  慶応義塾大学教授           (V担当)

上述の本アピール作成過程に参加したのは、下記17名の第3期「21世紀セミナー」メンバーである。

 

【座  長】金森 久雄  日本経済研究センター会長

【座長代理】伊藤 憲一  日本国際フォーラム理事長

【メンバー】伊藤 英成  衆議院議員

      大場 智満  国際金融情報センター理事長

      大宅 映子  ジャーナリスト

      黒田 眞   東京中小企業投資育成副社長

      島田 晴雄  慶応義塾大学教授

 

 

 

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