基盤的研究課題調査調書
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目次
1. はじめに
2. 課題調査検討
21世紀における高速商船の技術課題調査
1. はじめに
1.1 調査目的および概要
1.2 候補航路の選定
1.3 候補航路の概略
1.4 技術課題
1.5 その他の課題船型の候補
2. 設計ツールとしてのCFD技術の現状と課題
2.1 船舶関係で使用されているCFDコード
2.2 プロジェクト関係
2.3 高速船に対するCFDの応用例
2.4 CFDを高速船設計に利用するときの技術課題
2.5 おわりに
3. 高速商船の船型、プロペラの開発課題
4. 高速商船の船体構造に係わる技術課題
4.1 全般
4.2 荷重関連課題
4.3 材料関連課題
4.4 構造関連課題
4.5 建造法関連課題
4.6 構造連課題リストアップ
5. 機関関係技術課題
5.1 高速船の推進源
5.2 ディーゼル機関
5.3 ガスタービン機関
5.4 DF機関・ガス機関
5.5 電気推進システム
高速高荷重推進システムの技術研究の調査
1. はじめに
2. 調査の進め方
2.1 ニーズの現状分析
2.2 必要とされる理論的設計ツールの技術レベルの現状と問題点の分析
2.3 必要とされる実験的設計ツールの技術レベルの現状と問題点の分析
2.4 海外プロジェクトの調査
3. 調査結果
3.1 高速大型コンテナ船の推進システム
3.1.1 ポスト・パナマックスの出現
3.1.2 川崎重工(株)による設計例
3.1.3 石川島播磨重工(株)IHIの試設計例
3.1.4 ロイド船級協会の試設計例
3.1.5 ITTCの指摘
3.1.6 世界最大冷凍コンテナ船
3.1.7 データ分析
3.1.8 まとめ
3.2 高速中型コンテナ船の推進システム
3.2.1 中型コンテナ船の現状
3.2.2 現在までに就航している中型コンテナ船の特徴
3.2.3 高速中型コンテナ船の可能性
3.2.4 高速中型コンテナ船の特徴
3.2.5 開発に必要な設計ツール
3.2.6 まとめ
3.3 モノハル型高速RoPaxフェリーの推進システム
3.3.1 RoPaxフェリーの現状
3.3.2 船型および推進システム
3.3.3 設計ツール
3.3.4 まとめ
3.4 複胴型高速RoPaxフェリーの推進システム
3.4.1 複胴型高速RoPaxフェリーに装備された推進器の荷重係数の分析
3.4.2 多胴船の造波抵抗推定手法
3.4.3 まとめ
4. プロジェクト提案
5. おわりに
参考文献
高速船に働く波浪荷重の高度推定法の実現性に関する調査
1. 現状認識(課題調査の背景)
1.1 戦略的研究計画の必要性
1.2 高速船研究ツール開発の必要性
1.3 日本の技術レベルと問題点
2. 調査結果
2.1 高速船建造における船級協会ルールの問題点
2.1.1 船級協会ルール
2.1.2 船級協会ルールと実船との比較検討
2.1.3 船体重量の軽量化
2.1.4 高速船開発に必要な設計手法の変革
2.2 波浪中船体運動の3次元計算法の現状と問題点
2.2.1 Lin & Yue の方法: LAMP
2.2.2 Maskew の方法
2.2.3 Beck らの方法
2.2.4 Sclavounos らの方法: SWAN
2.2.5 Bunnik & Hermans の方法
2.2.6 Colagrossi & Landrini の方法
2.2.7 谷澤・白倉の方法
2.2.8 岩下・片岡の方法
2.2.9 安川の方法
2.2.10 3次元ポテンシャル理論計算法における今後の課題
2.3.1 細長船理論による2.5 次元解法の現状
2.3.2 非線形高速細長船理論で波浪荷重を計算するための問題点
2.3.3 船首部におけるスプラッシュや砕波に関する問題点
2.3.4 高速細長船理論における研究課題のまとめ
2.4 波浪衝撃計算法の現状と問題点
2.4.1 計算法の現状
2.4.2 直接過渡応答計算法の問題点
2.4.3 モーダル過渡応答計算法の問題点
2.4.4 局所振動の計算法と問題点
2.5 差分法に基づく数値流体力学的手法による計算法
2.5.1 CFDを用いる計算法の利点
2.5.2 CFD計算の現状
2.5.3 CFD計算法の比較と問題点
2.5.4 粘性の取り扱いに関して
2.5.5 差分法に基づく計算法における今後の展望
3. 研究課題のまとめ
参考文献
付録 Hydrodynamic Response Analysis Codes
ノンラインズ造船システムの可能性に関する調査研究
1. 緒言
2. 現行生産システムの問題点
2.1 わが国造船業の構造的背景
2.2 基本設計から生産設計
2.3 生産設計から建造
2.4 現行生産システムの問題点(まとめ)
3. 他分野の生産システム(自動車産業の現状)
3.1 車体設計/製産技術部門で先行したサーフェスCADの実用化
3.2 自動車企業における外板線図以外の設計CAD
3.3 自動車関係下請け部品メーカのCAD利用の現状
3.4 ボデー外板設計に利用されるサーフェスCADの操作運用上の問題
3.5 ソリッドCAD操作運用上の問題
3.6 異種CAD間でのデータ互換の問題
3.7 データ量に関する問題点
3.8 CAEとCADの連係
3.9 自動車産業は日本のもの作りの基幹産業
4. 新しい造船システムの提案
4.1 我が国造船業の将来像
4.2 造船事業構造の変革のための課題
4.3 新しい生産システムの要件
4.4 まとめ
5. 波及分野
5.1 船型開発
5.2 CFD等のプリ/ポストプロセッサ
5.3 内業工程管理システム
6. 結言
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