インターネットの有効活用の調査研究
地方自治情報センター
平成8年度
目 次
はじめに
序章 研究の概要
第1節 研究の目的と内容
第2節 研究の体制
第3節 研究の概要
第1章 インターネット活用の進展と地方公共団体の現状
第1節 社会におけるインターネットの進展状況
1−1インターネット利用環境等の進展
(1)パソコンの出荷台数
(2)パソコン通信との相互接続
(3)新たなアクセス手段、端末形態
1−2 社会全体のインターネット利用の進展要因
(1)ダウンサイジング、企業間競争の進展による利用環境の変化
(2)教育分野におけるインターネットの活用実験の展開
1−3 商取引におけるインターネット活用の動向
(1)ホームページを活用した商取引活動
(2)電子商取引(EC:Electronic Commerce)
(3)CALS(Commerce At Light Speed)の定着
第2節 地方公共団体におけるホームページ公開状況
2−1 阪神淡路大震災を機に利用が拡大
2−2 「全国自治体マップ検索」への登録団体の状況
第3節 国のインターネット活用の現状
3−1 中央省庁のインターネット活用の現状
3−2 霞が関WANの運用開始とインターネットとの接続
第4節 インターネットの特性
4−1 技術面から見たインターネットの特性
(1)画像データ等の大量のデータ通信にも対応可能
(2)事実上の標準であるTCP/IPを採用
(3)様々な端末機による接続が可能
4−2 利用面から見たインターネットの特性
(1)簡単な手続きで接続可能
(2)大量のデータ通信による高度な行政サービスの提供が可能
(3)情報の発信や収集を上下関係や地域差がなく行うことが可能
(4)事実上の標準であるHTMLを採用
(5)分散型の管理
第2章 地方公共団体におけるインターネット活用の考え方
(1)検討対象
(2)検討対象サービス
第1節 地方公共団体と住民との間の情報活用に関する変化
1−1 情報活用面から見た地方公共団体と住民との関係
(1)住民の地方公共団体への要求の高まり
(2)地方公共団体の情報発信における変化
(3)行政と住民の意思の疎通に関する動き
1−2 今後期待される情報の活用方法
第2節 インターネットの特性を活かした活用形態
(1)地方公共団体からの情報発信手段
(2)きめ細かなコミュニケーションの手段
第3節 地方公共団体におけるインターネット活用の方向性
3−1 活用の考え方と活用形態
(1)インターネット活用が有効な情報発信
(2)インターネット活用が有効なコミュニケーション
3−2 地方公共団体におけるインターネット活用の将来像
第3章 活用形態に応じた特徴と活用のプロセス
第1節 活用形態に応じた特徴
1−1 情報発信手段として活用する際の特徴
(1)公開されている情報すべてが対象
(2)情報発信する際の方法論が確立されてきている
(3)更新の頻度によって分類される
(4)既存の情報を有効に活用する
1−2 コミュニケーション手段として活用する際の特徴
(1)随時、迅速なコミュニケーションが求められる
(2)やり取りする情報の内容に留意する
(3)利用者に偏りがある
(4)全国、全世界の人とコミュニケーションができる
(5)住民の声を聴く広聴業務にも活用できる
第2節 インターネット活用のプロセス
2−1 情報発信
(1)企画段階
(2)制作段階
(3)運用段階
2−2 コミュニケーション
(1)準備段階
(2)運用段階
2−3 インターネット活用の例
(1)情報発信の例
(2)コミュニケーションの形態の例
第4章 今後の検討課題
第1節 庁内の情報活用環境の整備
(1)情報の総合的、横断的な活用を図るための整備事項
(2)情報活用に係る権限と責任の明確化、及び行動規範の見直し
(3)職員の情報リテラシーの向上
第2節 地域における情報活用の基盤の整備
(1)情報通信基盤の整備
(2)広域サービスの推進
(3)住民の情報リテラシーの育成
(4)公共施設等への公共端末の設置
(5)住民相互のコミュニケーションの活性化
第3節 セキュリティの確保
(1)セキュリティ対策の方針
(2)システム整備によるセキュリティ対策
(3)利用面からのセキュリティ対策
(4)セキュリティ対策に関する情報の収集
第4節 地方公共団体相互の情報交換に活用
参考資料
1 インターネットの概要
2 インターネット導入の手続き
3 インターネットを利用したアンケート結果
4 参考文献
成果物の著作権に関するご注意