かつて「インターネット」の知名度が低かった段階では、パソコンによるインターネット接続には煩雑な手続きと、パソコン内のソフトの煩雑な設定が必要であったが、最近発売されているパソコンは、既にダイヤルアップIP接続のためのソフトであるPPP(Point-to Point Protocol)が内蔵されているものが多い。
モデム接続より2〜4倍の大容量回線であるISDN回線を利用したインターネット接続をする場合には、TA(Terminal Adapter)及びDSU(Digital Service Unit)が必要となる。TAは、ISDNの利用で、DSU(回線接続装置)からのデジタル線にパソコンなどを接続するための装置である。TAについては、パソコン本体に内蔵する基板タイプのものと、外付けタイプのものがある。なお、TAはパソコンの種類によって接続可能なモデルが限定されるため、購入時には注意が必要である。