私たちの遺書−語り残した戦争体験−
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目次
はじめに
1 敗戦
降伏文書を受けとる
東京湾要塞司令官説得の使者
2 空襲・艦砲射撃
グラマン戦闘機に狙われた私
海が燃える
中島飛行機製作所空爆の惨状
東京最後の空襲の夜
青森空襲の一夜
原爆被爆者の地獄の苦しみ
終戦前後の日立
3 開戦・死闘・引揚げ
メリーさんへの手紙
華北戦場黄河の夕陽
東洋鬼と言われて
シベリアの地獄門
関東軍での三年間
ソ連軍の暴虐
愛児を抱いて貨車の下に
母の祈りは時空を超えて
大連に生まれて
4 戦中・戦後の様々な体験
痛恨の記憶
戦時下の乳児の世話
腹が減っては戦はできぬ
極限までの体力と精神力
青春を犠牲にしての五年間
戦争体験の「明」と「暗」
私のビルマ戦記
鬼畜か道化師か
聞き書き― 一中国人の光と影
5 戦争観
生き残った者から
あの戦争から得た教訓
戦争を無くすには
戦争をいかに語り伝えるか
私はあの戦争をこう考える
編集後記
※ 成果物の著作権に関するご注意