体制移行諸国における地方制度に関する調査研究
財団法人 地方自治研究機構
平成8年度
目 次
はじめに
序 調査研究の視点と意義
1 研究の視点
2 研究の意義
3 調査方法および対象国
第1章 体制移行諸国の地方制度
1 はじめに
2 地方制度と国家の発展一国家統合と経済発展
3 地方制度の諸相
4 体制移行と制度改革
5 今後の課題
第2章 ロシアの地方制度 一大改革から1995年地方自治法施行まで
1 はじめに
2 帝政期から現代にいたる行政区画分け
3 制度史概観
4 帝政期の地方制度
5 共産党体制から行政府党体制へ
6 州エリートの緩やかな連合としての行政府党
7 地方自治法とボス支配
8 まとめ
第3章 ロシアにおける地方制度と地方自治
1 はじめに一移行期ロシアにおける地方制度の課題
2 連邦国家体制と「地方」分権
3 ロシアにおける地方自治法の制定とその後
4 むすび一ロシアにおける地方自治実現への課題一
第4章 ポーランドの地方制度 一体制移行諸国の「優等生」?一
1 はじめに
2 現在のポーランドの概要
3 ポーランドの地方制度
4 ポーランドの地方財政
5 ケーススタディ(スキェルニェヴィッツェ県/ラヴァ・マゾヴィエツカ市)
6 結語として 一比較の観点から
資料編
ロシア連邦憲法
「ロシア連邦の地方自治の組織の一般原則について」のロシア連邦の法律
ポーランド共和国の立法権と行政権の間の相互関係、並ぴに地方自治に関する憲法的法律
中央行政の地方組織に関する法律
地方自治法
グミナの財政に関する法律
自治体公務員に関する法律
ヨーロッパ地方自治憲章
調査研究委員会名簿
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