出入港作業と荷役作業中の災害防止に作業マニュアルを
認可法人 船員災害防止協会
平成12年度

目 次
はじめに
[I] 内航船の出入港作業と荷役作業中の災害
1 内航船の災害
1-1 乗組員1,000人あたり13人が被災
1-2 災害の半数は、出入港と荷役の作業中に発生
2 出入港・荷役作業中の災害
2-1 圧倒的に多いタンカーでの災害
2-2 休業日数は平均で2か月、被災者4〜5人に1人は3か月以上
2-3 被災者は7割が45歳以上、5割が50歳以上
2-4 入港作業では、出港作業の2倍以上の災害が発生
2-5 災害1件あたりの会社負担は100万円
3 作業の動作と姿勢
3-1 離着岸作業では、操作や動作の確実な安全確認を…1
3-1 離着岸作業では、操作や動作の確実な安全確認を…2
3-1 離着岸作業では、操作や動作の確実な安全確認を…3
3-2 タンカーの災害は、カーゴ・ホースが主因の一つ…1
3-2 タンカーの災害は、カーゴ・ホースが主因の一つ…2
3-2 タンカーの災害は、カーゴ・ホースが主因の一つ…3
4 出入港作業中の災害事例
4-1 係船索にはねられる
4-2 舷梯の釣り金具が落下
4-3 岸壁に飛び下りて骨折
4-4 デッキで転倒し挫傷
5 荷役作業中の災害事例
5-1 ハッチ・カバーの解放中、倉内に墜落
5-2 カーゴ・ホースを運搬中に転倒
5-3 ステップで足を踏み外し転倒
5-4 スパナがはねて顔面を強打
[II] 作業マニュアルの作成
1 注意力だけでは、災害はなくならない
2 作業ごとにマニュアルを作成しよう
3 作業の方法、手順、安全確認を文章で
4 船員労安則は、災害防止の基本ルールです
5 安全点検は、チェック・リストで定期的に・作業前に
6 いつまでも若くはない体力と機能の低下
7 ベテランだからこそ、気をつけよう
8 災害事例による作業の方法や手順の見直しを
9 ヒヤリ・ハットしたら作業の点検・見直しを
10 係船索の災害には、多<の不安全な行動と不安全な状態が
11 係船索を安全に繰り出すには
12 安全な歩み板とデッキの滑り止めを
13 腰痛を防ぐため、こうして持ち上げ、このように運ぼう
14 ケガの予防にストレッチ体操を
15 どこでも、いつでもできるストレッチ体操
付表
1 平成9年度内航船の出入港作業災害の態様別・年齢別発生状況
2 平成9年度内航船の荷役作業災害の態様別・年齢別発生状況
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