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2-3 被災者は7割が45歳以上、5割が50歳以上

 

45歳以上になると、出入港と荷役作業中の被災者が急激に多くなっています。これは、内航船の船員の年齢構成が、40歳以上が7割、50歳以上が3割と著しく高齢化していること、また、中高年になると、体力と機能が衰えるため、被災しやすくなることが大きな原因の一つです。

 

災害の防止には、中高年者の体力や機能の低下を補う対策が大変重要となっているのです。

 

年齢別の災害発生状況(平成9年度)

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ここが要点

体力や機能の低下が顕著となる50歳以上では、40歳未満にくらべて災害の発生率が2倍となります。

 

 

 

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