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2-4 入港作業では、出港作業の2倍以上の災害が発生

 

出入港作業は、船上で最も頻度が高い作業の一つで、係船索、係船機、錨鎖、歩み板等に跳ねられたり、巻き込まれたり、転倒したり、また、激突したり……。

少しでも気を抜いたり、安全な手順や方法を手抜きしたりすると、災害が発生しやすい作業です。

 

とくに、緊張した係船索などの巻き締めや岸壁への綱取りなど、危険度の高い作業が含まれている入港作業は、出港作業に比べて2倍以上の災害が発生しており、きめの細かい留意が必要です。

 

態様別の災害発生状況(平成9年度)

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