第７６基準研究部会「タンカーの油流出に関する調査研究（タンカーの衝突・座礁時における油流出量低減対策の検討）成果報告書

社団法人　日本造船研究協会

平成12年度

目　　　　次

はしがき

　

1.　はじめに

　

2.　強制油移送装置の検討

2.1　調査研究の目的

2.2　強制油移送配管の試設計

2.3　水力学的手法による油流出低減効果の検証

2.3.1　水力学計算の基礎式

2.3.2　試設計移送配管の効果の検証

2.4　基準案の策定

2.4.1　移送を考慮した確率論的仮想油流出量計算式による基準案

2.4.2　移送開始判断のシナリオと監視制御設備に対する基準案

2.5　基準案規則化のための問題点の考察

2.5.1　移送装置の技術的問題

2.5.2　既存条約に関する問題

2.5.3　船主経済の問題

2.6　まとめ

　

3.　緩衝型船首構造の検討

3.1　まえがき

3.2　衝突事故事例と船首形状の実態

3.3　船首構造強度関連基準

3.4　耐衝突防護関連構造強度研究の状況

3.5　FEM衝突解析

3.6　縮尺模型圧潰実験と解析

3.7　簡易解析手法によるシリーズ計算

3.7.1　船首の一様圧潰挙動の解析法

3.7.2　船側の崩壊挙動の解析法

3.7.3　双方の崩壊を考えた解析

3.7.4　シリーズ計算

3.8　緩衝型船首構造の設計指針

3.9　まとめ

　

4.　おわりに