体制移行諸国における地方制度に関する調査研究(?)
財団法人 地方自治研究機構
平成10年度
目 次
はじめに
序 調査研究の概要
1 調査研究の目的
2 調査研究の意義
3 調査研究の視座
4 調査方法と執筆分担
第1章 体制移行諸国における地方制度の構造と特徴 -3か年調査の総括―
1 はじめに
2 国家目標と地方制度の性質
3 地方行財政制度の諸相
4 体制移行諸国における制度改革の特徴
5 今後の課題
第2章 ルーマニアの地方制度
1 概観
2 地方制度の歴史的概観
3 1990年以降の地方制度改革
4 現在の地方自治体の法的位置づけと種類
5 地方自治体の構造と機能
6 首都制度
7 カルパチア・ユーロリージョン
8 今後の展望と問題点
第3章 ブルガリア共和国の地方制度
1 概観
2 近代ブルガリアにおける地方制度の変遷
3 現在の地方制度の概要
4 地方制度の現状(地方自治と地方行政に関する法を中心に)
5 地方制度の今後(選挙制度、全国基礎自治体連合を中心に)
第4章 ヨーロッパ地方自治憲章とロシアの地方自治法 -地方行財政の自主権をめぐって-
1 はじめに-本稿の課題とロシアの地方自治の現状について
2 ロシアにおけるヨーロッパ地方自治憲章の位置づけ
3 ロシア地方自治法の課題と問題点-地方行財政を中心に-
4 むすび
第5章 多民族地域における自治-東欧を例として-
1 はじめに:自決観の変遷
2 多民族性を除去する方策
3 多民族性を維持する方策(1):覇権的コントロール
4 多民族性を維持する方策(2):連邦制
5 多民族性を維持する方策(3):多極共存
6 多民族性を維持する方策(4):文化的自治
7 多民族性維持の問題点とその解決への展望
補説:東欧の多民族性
第6章 ロシア連邦における地方財政制度
1 地方財政制度の法的基盤
2 歳入・歳出の構造
3 税制度
4 政府間財政関係
資料
調査研究委員会名簿
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