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5.2.684 4.2.341.2 description
 descriptionはInsulation(4.2.215参照)を取り付ける理由の説明や要約を示す。
 Piping_system_line(4.2.276参照)のInsulation取り付けのdescriptionの例として、熱保護や人員保護がある。
 
 thicknessはInsulation(4.2.215参照)の内側面と外側面の間の距離を示す。それは一つの値または範囲値である。
 一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex L参照。Insulationの厚さはInsulationの大きさによって変わる。
 
 typeは断熱材(4.2.215参照)の材料を示す。
 
 Service_operating_caseはPlant_item_connector(4.2.290参照)に存在する可能性のある流れの状態である。
 Service_operating_caseの状態例にはnormal、upset及びshutdownがある。
 Service_operating_caseに関するデータは下記のとおり。
- duration
- frequency
- name
- operating_pressure
- operating_temperature
 
 DurationはService_operating_caseの予想時間幅を示す。それは一つの値または範囲値である。
 一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex L参照。
 
 frequencyは限定された時間内にService_ operating_ caseが起こる予想回数と時間を示す。それは一つの値または範囲値である。
 一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex L参照。
 
 nameはEquipment(4.2.116参照)の作動特徴が定義された状態で与えられた名称を示す。
 
 operating_pressureは、特定のService_operating_caseのもとで、Plant_item(4.2.285参照)上のprocess streamによって働く単位面積当りの力を示す。それは一つの値または範囲値である。
 一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex L参照。
 
 operating_temperatureは、特定のService_operating_caseのもとでのPlant_item(4.2.285参照)上のprocess streamの温度を規定する。それは一つの値または範囲値である。
注 一つの値または範囲値を割り当てる可能性のある属性論についてはannex L参照。
 
 Shape_inspection_recordは、観察された値の容認度の判定に関する情報と同様に、予想、設計、規定された特徴の値に対し、Piping_spool(4.2.271参照)の特徴的図形に関する観察された値の判定結果を取り込んだ情報の集まりである。
 Shape_inspection_recordに関連するデータは次のとおり。
- shape_inspection_property_name
- shape_inspection_property_sequence_number
- inspected_property_tolerance
- inspected_property_measured_value
- inspection_record_number
- inspected_property_design_value
 
 shape_inspection_property_nameは情報が記録された特徴を示す。shape_inspection_property-_nameは下記の一つである。
- attached element location
- attached element orientation
- planarity
- point to point angle
- point to point length
 
 attached element locationは、Piping_support(4.2.273参照)やReinforcing_component(4.2.321参照)といった付加要素の位置に関する検査が行われることを示す。
 
 attached element orientationは、Piping_support(4.2.273参照)やReinforcing_component(4.2.321参照)といった付加要素の方向に関する検査が行われることを示す。
 
 planarityは、Piping_spool上の三点で定義された平面からのPiping_spool(4.2.271参照)のずれを測ることによって検査が行われることを示す。
 
 point to point angleはPiping_spool(4.2.271参照)上の三点で規定される角度に関して検査が行われることを規定する。
 
 point to point lengthはPiping_spool(4.2.271参照)上に規定した二点間の距離に関して検査が行われることを規定する。
 
 shape_inspection_property_sequence_numberは測定された図形特性を定義する節点を識別する文字と数字の記号を示す。おそらくShape_inspection_recordのため一つ以上のshape_inspection_-property_sequence_numberが存在する。
 識別方法はISO 10303のこの部分以外にある。
 
 inspected_property_toleranceは検査の測定結果から容認できるずれを示す。
 
 inspected_property_measured_valueは検査の記録された結果を示す。
 
 inspection_record_numberはShape_inspection_recordに割り当てられた文字と数字を示す。
 
 inspected_property_design_valueは検査のための標準値として明示される設計値を示す。
 
 Shape_interference_zone_usageは、ぶつかり合うPlant_items(4.2.285参照)の干渉が起こる領域を囲うvolumeの図形を定義する代表要素である。
 
 Shape_parameterはShape_representation_element(4.2.347参照)の一種であり、Plant_item_shape(4.2.298参照)のある面の寸法値を規定する一対のname-valueである。一対のname-valueの意味はISO 10303のこの部分では規定されていない。
注1 本構造を使うことによって、5センチメートルのパイプのように、寸法的特徴によってPlant_items(4.2.285参照)の参照classへ一般的な性能を与える。
注2 本構造を一つの品目の幾何学的描画のために使用することは目的ではない。本構造を効果的に使用するには、交換する情報が理解できるようにその名前の意味を交換する者の間で一致させておく必要がある。
 Shape_parameterに関連するデータは下記のとおり。
- name
- value
 
 nameはPlant_item_shape(4.2.298参照)の寸法またはパラメーターに与えられた名称を示す。
 'diameter'という名前がこの一例である。
 
 valueはPlant_item_shape(4.2.298参照)の寸法またはパラメーターの基準(限度)を表す数字を示す。
 値'5.6'はこの一例である。
 
5.2.709 4.2.346 Shape_representation
 Shape_representationはPlant_ item(4.2.285参照)の一般的なまたは特定の表面境界を記述または定義する幾何学的要素の組み合わせである。Shape_representationはHybrid_shape_representation(4.2.205参照)かPlant_csg_shape_representation(4.2.284参照)のいずれかである。
注1 Shape representationがその品目の正確なまたは特定の形である必要はない。
Shape_representationに関連するデータは下記のとおり。
- minimum_point_spacing
 minimum_point_spacingはCAD systemを始める際に一致すると思われる二点間の最低距離を示す。
注2 この特性は製品データを作成するCAD systemの幾何学的精度の概念を与えるために使われる。このような情報はBrep geometryの'healing' algorithmsのために必要とされる場合がある。
 
5.2.710 4.2.347 Shape_representation_element
 Shape_representation_elementはPlant_item(4.2.285参照)の図形または図形のある面を表すために使われる幾何学的モデルである。Shape_representation_elementはB_rep_element(4.2.2参照)、Csg_element(4.2.96参照)、Shape_parameter(4.2.345参照)またはWire_and_element(4.2.411参照)のいずれかである。
 
 Shape_representation_element_usageはShape_representation_element(4.2.347参照)をPlant_item(4.2.285参照)のShape_representation(4.2.346参照)に割り当てることを示す。
 Shape_representation_element_usageはPlant_itemの図形を表す幾何学要素を統合するメカニズムである。そのルールは、効果的な統合を構成し、適合するclassによって描写されるための制約である。
 Shape_representation_element_usageに関連するデータは下記のとおり。
- element_colour
- layer
 
 element_colourは要素を表示する色を示す。
 
 layerは視界と掲示スタイルをコントロールするために、表示できる品目の集まりを示す。
 
 Shipは一般に推進力で遠洋航海する大きな船で、Plant(4.2.283参照)の一種である。
 図61は船首と船尾の垂線における船の軸を表す。
 
図61 - Forward and aft pointing ship's axes
 
 Shipに関連するデータは下記のとおり。
- orientation
- single_hull_or_class
- after_perpendicular_offset
- length_between_perpendiculars







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