inside_diameterはPiping_system_component（4.2.275参照）あるいはPiping_connector（4.2.267参照）がもつ実際の内径を示す。単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。

注　annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。

　

　thicknessはPiping_system_component（4.2.275参照）あるいはPiping_connector（4.2.267参照）が要求する内側および外側の壁がもつ曲面間の最小の距離となる厚さを示す。単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。

注　annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。

　

　Inspection_conditionは検査において完成に到達するために要求される特性を示す。

　Inspection_conditionに関連付けられたデータを下記。

- condition_name;

- condition_value.

　

　condition_nameは定義されている特性を示す。

例　'welding preheating temp'および'post heating temp'は検査で用いる状態の名称である。

　

　condition_valueは検査に影響する量あるいは文字および数値などを限定する特性を示す。

　

　Installed_physical_design_viewはPlant（4.2.283参照）内に物理的に設置されているPhysical_-design_view（4.2.260参照）によって記述されたPlant_item（4.2.285参照）を示す。

注　ISO10303のこの部分はPlant_itemがInstalled_physical_design_viewに関連しないのであればすべてのPlant_itemsは計画された物理的な設計の視点によって熟慮されているとしている。この関連性は実際にPlant内に設置され存在する現行のitemであるPlant_itemを示す。

　Installed_physical_design_viewに関連するデータを下記

- serial_number.

　serial_numberはPlant（4.2.283参照）に設置された特別で物理的なPlant_item（4.2.285参照）を識別する唯一の指示を示す。

注　指示はPlant_itemの製造業者によって一般的に割り当てられ、貼り付けられている

　

　InstrumentはInstrumentation_and_control_component（4.2.213参照）の一タイプであり、ひとつあるいはそれ以上のシステムが処理する能力の特性を監視する。いずれのInstrumentも以下に続くひとつになるかもしれない。Inline_instrument（4.2.207参照）あるいはOffline_instrument（4.2.248参照）。

　Instrumentに関連づけられたデータを下記。

　

　control_loop_idはInstrumentによって実装された操作モジュールのための唯一の識別を示す。

　

　instrument_typeは処理する能力の特性に基づいた計器の分類を示す。

例　instrument_typeの分類の例はflow control, level control, pressure, あるいはtemperatureを含む。

　

　sensor_type は操作上の特性に基づいたアクチュエータの計器の分類を示す。

　

　signal_typeは物理的な特性に基づいた計器の信号の分類を示す。

例　計器のsignal_typeの分類は電気あるいは圧搾空気を含む

　

　stream_interaction_typeは流体を検知するために設置されたセンサがどういうものかに基づく計器の分類を示す。

例　stream_interaction_types はoutside, inserted, および immersedを含む。

　

　Instrumentation_and_control_component はPlant_item（4.2.285参照）の一タイプであり、個別のitemあるいは組み合わされたitemを識別するInstrumentation_and_control_system（4.2.214参照）の一部分である。いずれの Instrumentation_and_control_componentもInstrument（4.2.212参照）になるかもしれない。

例　Instrumentation_and_control_component オブジェクトはwiring, switches, control valves, およびgaugesを含む。

　

　Instrumentation_and_control_system はPlant_system（4.2.301参照）の一タイプであり、配線（wiring）, スイッチ, 操作, およびその他のPlant_systemオブジェクトがもつ処理する能力の特性の監視および操作に関連付けられた機器の一システムである。

　Instrumentation_and_control_systemに関連付けられたデータを下記。

- type.

　typeはInstrumentation_and_control_systemが提供するサービスの種類に基づくInstrumentation-_and_control_systemを分類する指示を示す。

　

　InsulationはPlant_item（4.2.285参照）の一タイプであり、材質あるいは熱流体からの抵抗を提供するために用いられる組み立て用の材質である。

　

　Interfering_shape_elementはPlant_item_shape（4.2.298参照）の部分であり、他のPlant_item（4.2.285参照）がもつ幾何形状との干渉である。

注　このアプリケーションオブジェクトは設計の統合化を考慮していて、特別に、物理的な他との干渉がある設計の要素を識別する必要がある。

　Interfering_shape_elementに関連付けられたデータを下記。

- interference_colour.

　interference_colourは要素を表示する色調である

　

　Lap_joint_flangeはFlange（4.2.131参照）の一タイプであり、Lap_joint_stub_end（4.2.218参照）を形成するためのFlangeの面と口径が干渉する円形の輪郭をもつ。

注1 このFlangeはボルト穴の配置順にLap_joint_stub_endのまわりを旋回することができる

注2 下図は一般的なLap_joint_flangeを示す。

　

　

　Lap_joint_stub_endはLap_joint_flange（4.2.217参照）で用いられるFitting（4.2.130参照）の一タイプであり、円柱あるいは筒（barrel）と重複する外側で干渉する円形の輪郭にある端部あるいは完全に平面となるリングをもつ筒から成る。

注1 下図は一般的なLap_joint_stub_endを示す。

　

　

注2 ふたつの端部は管の継手に向かって傾斜させる。重複面は一般的に平面あるいは円錐に刻みをいれたものとなる。Lap_joint_flange接続においてこの曲面はFlange（4.2.131参照）のガスケット面を受け止める。

　Lap_joint_stub_endに関連付けられたデータを下記。

　

　end_1_connectorは他のFlange（4.2.131参照）あるいはNozzle（4.2.247参照）に接続するスタブの端面におけるPiping_connector（4.2.267参照）を示す。

　

　end_2_connectorは非flangeであるPiping_component（4.2.265参照）に接続するスタブの端面におけるPiping_connector（4.2.267参照）を示す。

　

　lengthは重複面とその他のスタブがもつ端面間の外側の距離を示す。単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。

注　annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。

　

　stub_diameterはLap_joint_stub_endの名目上の直径を示す。単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。

注　annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。

　

　stub_thicknessはフレア状のスタブ端部の内側および外側の曲面間の距離を示す。単一あるいは幅をもつ値となるかもしれない。

注　annex Lに単一の値あるいは幅をもつ値についての議論が記述されている。

　

　LateralはFitting（4.2.130参照）の一タイプであり、真っ直ぐ伸びる他の端部に対してふたつの端部をもち、ある角度で伸びる分岐した外側の端部をもつ三方取り付けのひとつである。

注　下図は一般的な溶接されたLateralである

　

　

　Lateralに関連付けられたデータを下記