別添資料1
IALA第16回AIS委員会報告書
IALA第16回AIS委員会
IALA第16回AIS委員会報告
2005年3月1日〜4日
要約
別紙6の活動項目2、3、11及び 別紙7の修正された作業計画は理事会に提示されます。
AIS第16会議では、IALAガイドラインの構成を含む既存のIALA AISドキュメンテーションの改定作業を行いました。提案されたIALA AISガイドライン第2巻(BAS)の内容は、IALA勧告A-124の改訂に盛り込んだ方が良いと提案された。
ドキュメントの改訂は、IALA-IEC TC80 WG14(非船舶用AIS試験基準の対処)の作業を考慮に入れて進行中です。A-124の改定版は、2005年9月のAIS17に出される予定である。また、IALAガイドラインは、第1部「運用関係」と第2部「技術関係」から構成される予定である。(活動項目3 参照)
さらに、ITU-R M.1371-1の技術の明確化の作業は続けられた。このドキュメントは、2006年前半にITUによる見直しが行われ、委員会は、技術的な明確化について次期改定版を提案できるように作業中である。このため、これが完成するのを保証するために、技術作業部会は、2005年4月に中間会合を、また、2005年秋にも中間会合を開催するよう提案している。(活動項目2 参照)
委員会は、AISに関する情報提供を続け、また、IALA AIS webにAISへの紹介をできるようにしている。この情報はまた、国際船舶協会並びにそのメンバー情報への周知提供にも利用できるものである。(活動項目11 参照)
AISのデータの精度に関する問題の議論は検討中であり、また、この件に関し、IALAのIMO代表への要点説明書が用意された。
IALA第16回AIS委員会報告書
第16回AIS委員会
AIS16/成果/05
2005年3月4日
IALA第16回AIS委員会報告書
第16回AIS委員会は、フランスのサン・ジェルマン・アン・レーにあるIALA本部で、2005年3月1日〜4日に開催された。議長はニック・ウォード氏、副議長はベニー・ぺターソン氏、委員会書記は、ジリアン・ジャクソン・カーソン女史が務めた。
欠席にあたり謝意を寄せられた方々
キンセラ、テイモシー |
ロッキード・マーチン |
アメリカ |
カード、マイク |
ゼニライト |
日本 |
アルムチャンダニ、マヘッシュ |
AMSA |
オーストラリア |
オマホニイ、ショーン |
Avianautical |
オーストラリア |
モーザー、トーマス |
Frequentis |
オーストリア |
ジェグスタッド、ゲール |
Norcontrol |
ノルウェー |
フィンドレイ、ジェームス |
MCA |
英国 |
デーモンド、ピーター |
MCA |
英国 |
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委員長は、メンバー全員、特に新らたに加わったメンバーを歓迎した。また、委員長は、ベニー・ペターソン氏が2003年秋にストロークで倒れてから漸く本AIS委員会の副議長としてカムバックできたことを喜んで歓迎した。
そして、委員長は、IALA事務局長のトルステン・クルーズ氏をAIS委員会のメンバーに紹介した。彼は、AIS16への期待を強調するとともに、IALA活動の概要を説明した。とくに彼は、AIS委員会がIECとともに(AIS)陸上局の基準の検討とITU-R M.1371-1に関する技術的な解明を行いました素晴らしい作業振りに注目した。彼は、参加者全員に会議の成功を願っている旨表明し挨拶を終えた。委員長は彼の挨拶に謝意を表した。
事務局のスタッフのヴァージニアバトラー女史は、会議中の安全に関することを含め、管理上の諸事項に関するブリーフィングを行いました。さらにロレーン・ボング女史は、会議中の宿泊施設とIALA本部内での食事等ケーターリングについてブリーフィングを行いました。
委員長の要請で、新しいメンバーを含むAIS16における参加者全員で自己紹介が行われました。その後、委員長は今後1週間の作業及び全体会議のスケジュールを提示した。(AIS16/1/3は参照)
1.1 別紙
1.1.1 議題
1.1.2 参加者
1.1.3 作業部会の参加者
1.1.4 入力資料
1.1.5 成果資料と作業資料
1.1.6 課題
1.1.7 改訂された作業計画
AIS16で改訂されたAIS作業計画は 別紙7のとおり。
1.1.8 次回AIS17の議題、
入力文書AIS16/2/1参照。
AIS15からのすべての活動項目は、以下のコメントを考慮し完遂するように見直された:
AIS15活動項目2:IECとの連携は進行中であり、様々な問題は多少の遅れで終了できる予定である。
AIS15活動項目3、13及び14:この項目は、AIS14成果文書「AISに関するGNSS問題と同様にAIS据付とデータ入力問題のフォローアップを実施するものである」
J-Cレクレアー氏(IMOのIALA代表)は、これらの問題がCOMSAR8及びNAV50加盟国代表団に支持されなかったことに注目していることを提示した。また、この問題の議論が行われた時にAISの利用は、まだ完全に発効していなかった。レクレアー氏は、この問題がまだ解決していない場合は、新らたな提案を次のNAV小委員会(IALA理事会の承認を受けた後に3月の終わりまでにIMOに送る)に提出することを薦めた。(の部8.1.3参照)
AIS15活動項目17:D.ピエトラスキー氏は、入力容量に関し会議中に検討されることに留意した。
入力文書AIS16/3/1参照。
作業計画は、見直され修正された。修正された作業計画は 別紙7に示すとおり。
入力文書AIS16/4/1-AIS16/4/8参照し、他の機関からのは全てのレポートが注目された。
4.1 第35回会議理事会の報告
理事会第35回会議からの報告は、とくにAIS問題について特別の関心を持って見直された。
4.2 IMO MSC79報告
委員長は、関連項目に注目を払って、作業部会でその情報を参考にすることとした。特に、彼は、委員会の作業に関連しているとしてSN/Circ.244とSN/Circ.245に注目した。これら回の部は、ミーティングの最終的なCDの‘参照’の部に含まれている。
4.3 ITU WP8Bの報告
ITU WP8Bからの報告は注目されて、その情報は作業部会で注目した。
4.4 IALAセミナー/ワークショップ報告
関連するIALAセミナー/ワークショップの報告が注目された。
IEC会議が終えたばかりであったので、報告担当者から口頭で報告がなされた。
5.1 IECにおけるクラスB移動局に関する技術上の定義の進捗状況
A.スチュワート氏は、作業部会8AにおけるクラスBの作業概要について説明した。彼は、クラスBのCSTDMAの利用についてのプレゼンテーションを行いました。(このCSTDMAは、最終的なCDの中の‘プレゼンテーション'に含まれている)
CSTDMAの利用に関し、様々な研究が報告要件として言及、議論された。プレジャーボート上でテスト環境より高い雑音床があるとき、プレジャーボートへの装置の据付は、特に問題であるかもしれません。この議論に対応してメンバーは、最終的なCDの‘参照'に入力資料として入っている。
活動項目
ニック・ワード氏は、クラスB実験報告をAIS委員会と2005年4月25日〜29日の技術作業部会の中間会議とAIS17に入力するよう要請された。
5.2 IEC WG14の進捗状況―船舶用でないAIS
A.スチュワート氏は、IALA-IEC WG14の作業概要について説明した。彼は、グループの作業が、元々計画されている2月の会合の間、CDV(委員会採択のための案)に達しなかったが、作業は順調に進み、CDVは2005年3月下旬には目標に達する予定であると言及した。
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