5] 手話によるコミュニケーション
聴覚に障害のある人の重要なコミュニケーション手段の一つとして手話があります。「何かお困りですか」「わかりません」「筆談でお願いできますか」など、簡単かつ日常的に使う頻度の高い手話を修得する必要があります。→(7)参照。
手話、補聴器、身振り、筆談など、お客さまが好む方法、またはあなたが可能な方法をいくつか組み合わせてコミュニケーションを図ることも大切です。
6] 視覚を活用したコミュニケーション
場所の案内などは、簡単に図解する方がわかりやすいことがあります。
路線図や運賃表など、使用頻度が高いと思われる情報は見やすく整理して、常にお客さまに示すことができるようにしておきます。大きな文字のものを用意しておくと弱視の方にも役立ちます。
事前の問い合せへの対応
座席の予約や事前の問い合せなど、電話の際に発音がうまくできず、聞き取りにくい場合があります。わからないことはあいまいにせずていねいに聞き返すことが大切です。
文字で伝達できる手段
ファクシミリなど文字で伝達できる手段を常備し、必要ならば利用するかどうかお客さまに確認します。
→「ご希望ならばファクシミリも用意しております。いかがなさいますか?」