6.5 速力分布
表6.8および表6.9は東航、西航別に各チェックラインにおける平均通過速力を船型別にまとめたものである(単位はノット)。標準偏差は平均速力に対する各船舶の通過速力のばらつきを表している。なお、各計算値(平均速力、標準偏差、サンプル数)は全観測期間(48時間)について算出したものである。
図6.14はチェックライン?(「II. 解析方法 4. 度数分布および速力分布」の図5.2参照)における各船型別の平均通過速力(東航・西航の両方向)をプロットし船型と通過速力との関係を表したものである。この図より船型が大型化するにしたがいほぼ比例的に速力が増加する傾向が見られ、船型と通過速力との間に相関があるものと考えられる。