海に近い程落ちている
調査の結果、海に近い地点のほうが、レジンペレットやプラスチック片などのゴミがより多く落ちていました。特に波打ち際に最も近い(1)地点では、ゴミが非常に多くて全部拾い集められませんでした。
レジンペレットは直径4mm程度、白っぽいものが多かったが、黄色や水色など色が付いているものもありました。
−世界規模の環境問題−
レジンペレットなど小さなゴミは、人には気付かれにくく回収も困難です。これらを鳥や魚は餌と間違えて飲み込んでしまい、多くの被害が出ています。【 関連50ページ】
有害な化学物質を吸着しあらゆる場所へ運んでしまうなど、化学汚染との関係も指摘され世界規模の問題となっています。
波打ち際に近い(1)に、最もゴミが多かったことから、大半が海から流れ着いていると考えられます。
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ウミガメ豆知識
オス、メスの違い
子ガメは、オスとメスの区別はつきません。成長してシッポが長くなればオスで短いままならばメスです。
水族館に行ったときなどに、シッポの違いを見てみてください。
前脚にある爪の大きさにも違いがあります。メスに比べ、オスの爪は大きくカギ状をしています。
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