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スライド13: Echo-screenという器材は、OAEとAABRが同時に測定できる。
 
スライド14: 実際にそのEcho-screenを使いスクリーニングを施行している。
 
スライド15: 一連の流れのポイント
 
・検査器具の自動化
・スクリーニングの流れを母、看護師、NICUなどへ受け入れいれてもらい、体制を整える。
・ノイズに対する処置
・スクリーニングにおいての改善点をいつも考慮する。
 
スライド16: その他のスクリーニングのポイント
 
・結果の集計
・後に発症する難聴に対しての対策
・早期発見された児への対応プログラム
・改善を見出し解決方法を見つける
・教育環境の問題
・EHDIは発展段階にある。
 
スライド17: EHDIシステム
 
 スクリーニングは出生後1ヶ月以内に済ますことが必要。診断を3ヶ月以内に、そして6ヶ月からその後の対応としての療育などを開始する。
 
スライド18: EHDIシステム
 
 耳鼻科のみではなく、聴覚言語士、遺伝学専門家、早期教育関係者、社会福祉サービス関係、聾学校関係者、親の会、出生した病院など、多くの機関や人が関わって成り立っている。
 
スライド19: 早期発見とその後の療育にかかる費用(Milan Program)
 
 一人あたりのコストは、正常児では5.5〜7ユーロであるが、なんらかの異常がでた場合の児は5100ユーロの費用がかかる。
 
 新生児スクリーニングにおいて、以下の点より発展を遂げることができた。
・信頼性の高い統計解析
・処理機能の優れた聴覚器材
・人工内耳の発展
・プログラム機能を備えたデジタル補聴器の開発
・広く使われている補助装置の充実化
・障害者としての援助体制の充実化
 
スライド20:
 
・この分野での重要な点の一つは、技術面の発展が著しい
・この数年間で培ってきた結果は確実であるため、有効に活用できる価値がある。
 
スライド21: 新生児スクリーニング Europian Consensus Development Conference
 
スライド22: ECDCでのポイント
 
・1/1000人以上の新生児に難聴という問題が発生している。
・障害の程度は40dB以上だとある程度の日常生活上に障害が出うると判断している。


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