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解剖学雑誌 第74巻 第6号 1999年12月
解剖誌 74: 643-647(1999)
寄書
医療技術系学生は解剖遺体見学実習から何を学ぶか
―広島県立保健福祉短期大学3学科学生の実習後の感想文の分析から―
堂本 時夫1,川真田聖一2,安田 峯生3
 
1広島県立保健福祉短期大学看護学科
2広島大学医学部保健学科
3広島大学医学部解剖学第一講座
 
連絡先:堂本 時夫 〒723-0053 広島県三原市学園町1-1
広島県立保健福祉短期大学看護学科
 
I. はじめに
 近年,急速にその数を増してきた医療技術系短大,大学においては,解剖学・生理学で代表される人体関連教育は重要な位置を占めており,なかでも肉眼解剖学をはじめとする解剖学教育の占める時間は非常に多い6).また,外崎ら3)が平成9年に行った調査報告によれば,55.9%の医療技術者養成機関,学科,専攻で何らかの解剖実習を行っており,そのなかでも看護婦(士)養成機関の55%,理学療法士養成機関の98%,作業療法士養成機関の100%で解剖遺体の観察(見学)が行われている.
 医学部医学科,歯学部歯学科以外の医療系学生に対する解剖学実習を遺体見学を含めてどのような形態ですすめるかについては各養成機関の状況により異なっている.医学部保健学科の理学/作業療法学専攻学生の場合には実際にメスとピンセットを持って一部の人体解剖を体験させる大学があるが、看護学専攻の学生では標本観察が多いように見受けられ,医学部に属さない医療系大学においては近隣の医学部に出向いて解剖遺体を見学するケースが多い1,2,5,6).
 小林1)は名古屋大学医療技術短大とその後の保健学科での主として理学/作業療法学科学生を対象とした剖出を含む実習経験から,人体解剖実習を通じて学生達は「解剖学的知識だけでなく,人間の生命の尊厳や医療人としての使命や,個人個人が顔かたちが違うように内部においても違うこと,したがって患者を機械的に一律にあつかってはいけないことなど」を学びとることを紹介し,さらに「実習ができないまでも,少なくとも人体標本に触れることのできる見学の機会が,すべての医療人の養成課程の中で必須と考える」と主張している.
 広島県立保健福祉短期大学では広島大学医学部解剖学第一講座の全面的な協力を得て,平成7年設立以来看護学科,理学/作業療法学科の1年生において解剖遺体の見学を行ってきた.年回の3時間の見学実習であり,複数の大学医学部保健学科で実施されている剖出を含む時間をかけた実習とは事情が異なり,本学のような形態での見学実習が学生にとってどのような意味をもつのかを整理することは今後の解剖学教育を進める上で重要であると思われた.
 本稿では,解剖遺体見学実習後の学生の感想文を分析した結果を報告し,同じ様な立場にある医療系大学の解剖学担当教官や同様な学生を受け入れる立場の医学部の解剖学講座の方々からのご批判を仰ぎたい.
 
II. 解剖遺体見学実習の概略
1. 対象学生と実習時期および場所
 広島県立保健福祉短期大学平成8,9,10年度入学生で,看護学科(各年度100名),理学療法学科(各年度30名),作業療法学科(各年度30名)の学生について,一年次の11〜1月の間で,広島大学医学部解剖センターにおいて実施した.看護学科学生と理学/作業療法学科学生を別々にそれぞれ1日ずつ,9:00〜12:00の3時間実施した.この期間は広島大学医学部医学科学生の人体解剖実習が進められている時期であるが,医学科学生の剖出した遺体を医学科の実習とは異なる時間帯に見学した.
 
2. 解剖学カリキュラム上での解剖遺体見学実習の位置付け
 看護学科1年生:カリキュラム上は,前期60時間の「解剖学」講義が設定してあり,解剖学についての実習時間は組まれていない.見学実習時には,講義が終わり,試験も終了した時点で,補習として時間割を調整して実施した.
 理学/作業療法学科1年生:両学科学生については,講義も実習も合同で計60名で進めている.カリキュラム上は,前期45時間,後期30時間の「解剖学」講義と後期90時間の「解剖学」実習が組まれている.見学実習は後期の実習時間を利用して行っており,見学実習時には講義については骨,筋,神経の部分がほぼ終了しており,学内実習においては骨模型を用いた実習とニホンザルの解剖を含めた肉眼解剖学実習を終えている.
 
3. 解剖遺体見学実習にあたっての事前の説明と目標の設定
 見学実習に臨む数日前に,諸注意とともに献体制度の説明,実習遺体のすべてがこの献体によるものであること,医学部医学科と保健学科の解剖実習の途中であることなどを説明した.
 また,見学実習の主旨を以下の様に設定した.
 目的:
1)講義(実習)で学んだ知識をもとに,医学部で実施されている解剖実習の遺体を観察し,人体の構造をより深く理解する.
2)遺体に接し,生命と死,献体の意義などを考え,医学領域に関わる者としての意識を深める.
 目標:看護学科学生に対して
1)胸腔および腹腔内臓器の互いの位置関係や,それらの体表への投影位置,また主な血管や神経との関係を理解する.
2)遺体での観察が難しい部分については,摘出臓器,各部の断面を示す標本,胎児標本などの観察を通して理解を深める.
3)実習に供されている遺体はすべて献体によるものであることに考えを巡らし,生命の尊厳,奉仕の精神などについて考える.
 目標:理学/作業療法学科学生に対して
1)上肢および下肢を中心に,剖出してある筋肉,神経,血管,関節などを観察し,特にそれらの運動機能への関わりを理解する.
2)実習に供されている遺体はすべて献体によるものであることに考えを巡らし,生命の尊厳,奉仕の精神などについて考える.
 さらに,実習直前には,広島大学医学部教授から,諸注意とともに,特に遺体を解剖することの意味,献体の制度等について30分程度の講話を受けた.
 
4. 実習の状況
 看護学科学生の見学実習:医学部医学科学生の解剖実習で前胸壁と腹壁が開かれ,胸腔臓器の解剖が進んでいる時期であったが,見学時には摘出臓器はin situに近い状態に置かれていた.腹腔臓器は摘出前の臓器に触れることができる状態にあった.
 理学/作業療法学科の見学実習:上肢と下肢の剖出が完全に終わっている状態で,一側の上下肢は体幹から分離されている遺体が多かった.深部まで剖出されている部分を主な筋,神経,血管などをたどりながら観察した.
 いずれの学科の実習時にも,解剖センターに標本として保管されている摘出臓器や体幹の横断標本などを実習室の後に並べ,供覧の機会を作った.
 
III. 感想文の分析
 実習終了後2週間以内に400字詰原稿用紙一枚に自由記述で感想文を書かせた.個々の学生の文の中から次の1〜8の項目について書かれた文章の件数を抽出した:1)解剖学的成果,2)事前の不安,緊張,期待,3)見学への自覚,4)献体への感謝,5)生と死を考える,6)自身へのとまどい,7)心理的嫌悪感,8)医療人の自覚と勉学意欲
 各項目とも肯定的感想と否定的感想とに区別して記録した.上記1)〜8)の各項目には以下に列挙するような内容の文が含まれている.
 
1)解剖学的成果
 ほとんどの場合次のような肯定的な感想がのべられていた:「教科書やアトラスでは判りにくかった臓器の位置や形が実際に触れることで理解しやすかった」「教科書などで想像していた通りだった(あるいは違っていた)」「遺体ごとに臓器の大きさ,筋の大きさ,状態などが違うことに驚いた(感心した)」「大動脈の太さ,心臓の弁の精巧さ,坐骨神経の太さ,その他人体各部の精巧さに対する驚きやそれに触れたときの感動」.
 また,理学/作業療法学科学生には,ニホンザルとヒトとの筋の構成の違いにとまどったり,その機能的な違いを考える者もいた.
2)事前の不安,緊張,期待
 「見るのが怖くて参加したくなかった」「遺体に触れるのが怖い」などが多くの学生が訴えた事前の不安であり,これらは否定的感想として整理した.また,緊張を述べた学生の中には,期待や好奇心も混じった感想を記述した者もおり,肯定的感想として整理した.
3)見学への自覚
 事前の献体についての説明と,直前の医学部教官による献体の意義や篤志の会の方の遺族の思いを綴った文の紹介などで,2)の項目で抱いた不安や気持ちの一部にあった軽率な好奇心などを打ち消そうとする気持ちや一生懸命取り組もうという気持ちを述べている.
4)献体への感謝
 ほとんどが,実習を終えてあらためて献体された方やその家族への感謝の気持ちを感じ,その意義に思いを巡らす文であった.
5)生と死を考える
 遺体を見,触れることを通じて感じ取った人間の生命と死に対する考えが述べられていた.この項目に整理した件数は肯定的とも否定的ともとれる感想が多く,生命や死について考える時間を持ったという意味ですべて肯定的感想として捉えた.
6)自身へのとまどい
 「遺体を前にしてどうしてよいか判らなくなった」というその場での一時的なとまどいを書いたものと,「徐々に遺体に触れるにつれて抵抗感がなくなり平気で観察するようになった自分」へのとまどいや疑問が述べられていた.この項目の中ではこれらの感想は否定的なものとして整理した.
7)心理的嫌悪感
 遺体に触れることへの強い恐怖感,普段接することのない匂いに対する不快感,遺体の姿や数に圧倒された残酷なイメージなどがのべられており,この項目にはいるものはすべて否定的な感想であった.
8)医療人の自覚と勉学意欲,
 献体を知り,遺体に触れたことで,自分達がめざす看護婦,理学療法士,作業療法士などへの自覚を訴える意見と,勉強不足を嘆きこれからの勉学を誓う意見がこの項目に整理してある.
 
IV. 調査結果
 実習後の感想文から抽出した項目は平成8,9,10年度入学生のものを合計して,各学科ごとに集計した.学生数は看護学科301名,理学療法学科92名,作業療法学科93名であった.結果は各項目ごとに抽出された件数(感想として記述した文が確認された学生数)の総数で示した(図1−3).
 
図1. 看護学科学生(301名)の感想文から抽出した項目別件数.
看護学科
 
図2. 作業療法学科学生(93名)の感想文から抽出した項目別件数.
作業療法学科
 
図3. 理学療法学科学生(92名)の感想文から抽出した項目別件数.
理学療法学科
 
 3学科の学生が共通して記述した事項で多いものは「解剖学的成果」「献体への感謝」「医療人の自覚と勉学意欲」であった.「解剖学的成果」については看護学科で87%,理学療法学科で89%,作業療法学科で81%の学生が実習を肯定的に捉えていた.「献体への感謝」を記述した学生は看護学科で68%,理学療法学科で83%,作業療法学科で87%であった.
 また,「医療人の自覚と勉学意欲」を積極的に記述した学生は看護学科で53%,理学療法学科で58%,作業療法学科で60%に見られた.以上の項目は記述内容には違いはあるものの3学科ともほぼ同じような割合でみられた.
 各学科とも,20〜30%の学生が実習前に不安や恐怖心を抱いたことを記入していたが,そのほとんどは事前のガイダンスや医学部教官の講話を聞いて“しっかり見学しなくては遺体に申し分けない”という内容の自覚で打ち消そうとしている.このような感想は「見学への自覚」(看護学科27%,理学療法学科23%,作業療法学科46%)として整理されている.
 また,人の生命,生と死,献体制度,自分や家族の生き方などについて,遺体に触れた後であらためて考えを巡らせたことを記述した学生は看護学科で29%,理学療法学科で23%,作業療法学科で22%であった(項目としては「生と死を考える」として整理).この項目の感想は肯定的とも否定的とも言い難いのでこのようなことを考えるきっかけになったという意味ですべて肯定的意見としてグラフに示した.
 一方,「自身へのとまどい」「心理的嫌悪感」の2項目には遺体に直接触れることができる自分を否定的にとらえた感想,匂いや死体が並ぶ実習室の雰囲気にどうしてもなじめないなどの嫌悪感を強く訴えた感想などを否定的意見として整理している.両項目を合わせて,看護学科で13%,作業学科で20%の学生がこのような訴えをしているのに対して,理学療法学科ではわずかに2%であった.
 
V. 考察
 過去3年間実施した解剖遺体見学実習に対する看護学科,理学療法学科,作業療法学科の学生の感想文の解析から,いずれの学科においても実習は概ね肯定的にとらえられていると思われる.いずれの学科の学生にも共通していえることは,1)遺体に実際に触れて観察することにより解剖学的記述を自分の目で判断する視点を養うきっかけになっていること,2)医学部での解剖実習が献体制度によって支えられていることを学び,遺体を前にすることによってより現実のものとして人の生命,死,生き方を考えるきっかけになっていること,3)医療職を目指すものとしての自覚と今後の勉学に対する意欲を増すこと,などが顕著な教育効果として考えられた.実習後の自由記述の感想文なので,総じて実習が有意義であったという内容を書こうとする傾向にはあるものの,自由記述であるがゆえにもっとも強く感じたことがらをそのまま書いている部分が多い.
 より具体的に本学での見学実習で,遺体をみることで理解が深まったとする学生の声の例として,看護学科学生では,縦隔の構造,心臓の大小と心嚢の構造,横隔膜の状態(胸郭の深さや食道裂孔),子宮などの骨盤臓器の位置,十二指腸と膵臓の関係などが特に多い例としてあげられる.また,理学/作業療法学科学生の場合には,前鋸筋の起始と停止,浅・深指屈筋腱の停止部の巧妙さ,胸腰筋膜や腸脛靱帯の状態,上肢の伸筋支帯の6つのトンネルと通過腱の関係,坐骨神経の太さ,などは実感として理解できたようである.
 また,個体差,年齢差についてもいろいろの臓器や筋で驚きの声を挙げている.看護学科学生にみられた傾向として,肺や心臓,肝臓などの状態をみてその人の生前の生活を推測しようとする学生が多いようであった.人のからだは各々違うということ,からだの構造にその人の生活が反映されていることなどを実感として知ることは,いずれも彼等が将来患者に接する時の観察や行動の基礎的考えの一部をなすものと思われる.
 看護学科学生と理学/作業療法学科学生とでは,遺体の剖出状態が異なる時期に見学をしている.しかも,限られた時間であるため主たる観察部位も違っていた.当然のことながら,学生が記述した解剖学的内容には違いがみられるが,それらを解剖学的成果として一括整理すると,肯定的感想をもつ部分については3学科とも学生の得た印象には共通点が多い.遺体のほとんどが献体者であることを知り,献体をする決心や家族の思いに考えを巡らせ,生と死について遺体を前にして現実のものとして考える機会をもち,語りあっている.そして,このような実習の機会を持ちえたことから,自分達がめざす医療職への自覚を呼び起こし,勉学意欲を再確認している.
 学科による顕著な違いは否定的感想として整理された部分に見られる.図1,2,3の比較から判るように,遺体の観察に際して,不安や怖さ,心理的嫌悪感など否定的な感想の出現の仕方は看護学科と作業療法学科学生のパターンが類似している.しかし,理学療法学科学生には事前の不安や怖さはあるものの,自身のとまどいや心理的嫌悪感を記述した学生はほとんど見られない.理学/作業療法学科については,入学時より解剖学の講義と実習は同じクラスでおこなわれている.しかし,入学後,半年前後ですでに両学科の学生の考え方に違いがでているのか、あるいは両学科を指向する学生の集団に違いがあるのか今後検討をしてみたい.すくなくとも実習にあたっては,このような学科の特徴を把握してそれに見合った重点の置き方で事前のガイダンスを行い,少しでも実習に対して否定的な感想を少なくしていく必要があると思われる.
 今回整理した感想文は,限られた時間内での見学実習という剖出済の遺体に触れて観察を行った後でのものであった。このような見学実習は,解剖学理解の深さという点では物足りないものの,学生に与える教育効果という点では非常に大きいものがあり,教育課程のなかに必須の時間として組み込んでいかねばならない.
 医学部における解剖実習が解剖学的理解はもとより,医師を目指すものとしての導入と自覚を促す機会になっていることはこれまでも多くの人によって指摘されている5).同様のことは医学や歯学以外の医療職養成校の学生についても指摘されている.小林1)は名古屋大学での理学/作業療法学科をはじめとする医療系学生の実習経験から,学生達は人体解剖実習を通じて人間の生命の尊厳や個体差の存在を学びとることを報告している.そこで紹介されている人体解剖実習後の感想文に述べられている内容は本学の3学科の学生が抱いた感想と大差なく思える.名古屋大学保健学科での実習は実際にメスをもって剖出する経験とのことであり,本学での見学実習とは事情は異なるが,学生に与える影響という面では本学のように短時間の実習でもかなりの成果が得られるものと思われる.見学実習を通じて彼等が理解し,感じ取ったものはそれからの専門教育を勉強していく上でも,大きな自信と励みになると思われる.
 医療系学生の人体解剖実習を受け入れる立場から,大谷5)は医療系学生が人体解剖実習を行う上での種々の問題点を整理した後に「医療技術者養成機関が応分の人的,金銭的負担をした上で,医学科の解剖した遺体を利用して,専任教員の指導のもとに実習させるのが適当」と結論している.すでに,解剖学会でのパラメディカル懇話会での議論やシンポジウムでの議論を通じて,医療技術者養成課程での人体解剖実習の重要性は認識され,医学部保健学科では剖出を含めた実習が行われつつある2,5).しかし,医学部や歯学部とは独立した医療系大学,短大などでは学生が集団で移動できる範囲内にある医・歯学部解剖学教室に負担を掛けることになる.すでに日本解剖学会のコメディカル教育委員会においても議論されているように1,4),一定地域の医療技術者養成機関からの見学実習が制度的にも経済的にも可能となるような公設の人体関連教育センター(仮称)4)の実現が待たれる.
 
参考文献
1)小林邦彦(1998) 医療技術者養成における人体解剖実習の重要性とその条件整備への提言―医療技術者教育にルネッサンスを―. 解剖学雑誌 73:275-280
2)磯村源蔵(1998) パラメディカル解剖学懇話会6年の歩み. 解剖学雑誌 73:305-308
3)外崎 昭, 小林邦彦, 塩田俊朗, 高木 宏, 渡辺 皓(1997)医療技術者養成機関における人体関連教育に関する実情調査. 解剖学雑誌 72:475-480
4)外崎 昭, 渡辺 皓 (1999)アンケート調査「コメディカル教育への参加・協力の現状」の集計結果について. 解剖学雑誌 74:379-392
5)大谷 修(1998) 医療技術者養成のための解剖学教育―医学科解剖学教室の立場から. 解剖学雑誌 73:293-297
6)末永義圓(1998) 医療技術者養成機関における解剖学教育の現状と問題点. 解剖学雑誌 73:287-291


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