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Q11. 実習に参加した貴校の学生代表者が慰霊式に参列すべきであるとお考えですか?
 
A. 学会・協会関係
 回答した全ての学会・協会が、参加すべきと考えている。
 
参加すべき理由:
献体者に対して感謝の意を表することは大切。
お世話になった方々に礼を尽くすのは当然。
 
その他の意見:
実習の場合は参加、見学の場合は献花のみでも良い。
 
B. コメディカル養成機関(学校)
 全体では、80%が参加すべきと考えているが、救急救命士養成校では50%にとどまっている。
 
参加すべき理由:
慰霊式に出席して実習が終了する。
献体者、遺族に対して感謝する。
参加は当然、学生の義務である。
生命の尊厳を実感する。
ご遺体に敬意の念をいだく。
医の倫理を学ぶ。
献体にかかわる多くの人々の協力を知る。
 
その他の意見(不参加):
時期的、距離的に参加が難しい。
実習前に慰霊塔にお参りしている。
標本実習のため。
参加者の負担が大きい。
自習期間が短いため。
実習は参加すべきだが、見学は不参加でもよい。
義務ではない。
 
Q12. 人体解剖実習前のオリエンテーションはどのような方法がよいとお考えですか?
 
A. 学会・協会関係
 全体では、92%が実習先の医・歯学部の教員による説明、46%が視聴覚教材による献体啓蒙、38%が実習デモを望んでいる。
 
その他の意見:
実習先の教員の説明で、医の倫理についても言及してほしい
 
B. コメディカル養成機関(学校)
 実習先の医・歯学部の教員による説明を望んでいる。特に、医の倫理、生命の尊厳等についての内容にも言及してほしいとの意見がある。
 
その他の意見:
医の倫理、ご遺体の尊厳を含めた実習の取り組み方について
人体についての予習をしっかりする
自校の教員によるオリエンテーション


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