日本財団図書館（電子図書館）　イガイ類に関する海洋環境研究調査研究報告書

一般分析

・水分

・タンパク質

・脂質

・灰分

　

東京湾産ムラサキイガイの一般成分

　

・水分約80%

・タンパク質10～14%

・脂質1～2%

・灰分約2%

・一般的な貝とほぼ同じ数値

　

雄冬産エゾイガイと小樽産ムラサキイガイの一般成分

　

遊離アミノ酸、有機酸、ATP関連物質

・東京湾産ムラサキイガイの中で、6月が最も大きかったため、6月のもので各分析を行った

　

東京湾産ムラサキイガイ（6月）の遊離アミノ酸

　

・タウリンが多い

・グルタミン酸が多い

・グリシンやアラニンが多い

・アルギニンは多くもなく、少なくもない

　

雄冬産エゾイガイの遊離アミノ酸

　

小樽産ムラサキイガイの遊離アミノ酸

　

・東京湾産ムラサキイガイは、食用とされている貝よりも、全体的に遊離アミノ酸が少ない。

　

ATP関連物質

　

・ATP関連物質が比較的多い

・特にIMPが多い

　

有機酸

　

・東京湾産ムラサキイガイは小樽産ムラサキイガイに比べ、有機酸が少ない

・コハク酸が少ない