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フォーラムを終えて
After forum
・アンケート集計、参加者データ
・フォーラムを通じて得た課題
・フォーラム後の実践と経過
・今度のビジョンと活動へのアクセス
・報道採録
・当日参加者名簿
・Special Thanks
 
アンケート集計、参加者データ
●参加者数・内訳から
 
学生(協力者含む) 教員(協力者含む) 一般(協力者含む)
52人(46%) 20人(17%) 42人(37%) 114人
他 学生スタッフ18名
 
地域 環境 農業 福祉 国際理解
26人 15人 11人 21人 23人
 
●アンケート集計結果から(回答者22名/回収率19%)
 
1. 今回のイベント開催をどのように知りましたか?(複数可)
パンフレット メーリングリスト 新聞 知人から その他
7人(27%) 1人(4%) 3人(12%) 13人(49%) 2人(8%)
 
2. 日時は適当でしたか?
適当 どちらでもない 不適当    
21人(95%) 0人(0%) 1人(5%)    
・他の様々な企画と重なっていたため、人が分散した。
 
3. 時間は適当でしたか?
長い 適当 短い    
2人(9%) 18人(82%) 2人(9%)    
 
4. 内容について、適当だと思うものをお答えください。
(1)基調報告
聞けなかった 満足 どちらでもない 不満足 無回答
4人(18%) 9人(41%) 6人(27%) 3人(14%) 0人(0%)
 
(2)吾妻中教諭コメント
聞けなかった 満足 どちらでもない 不満足 無回答
3人(14%) 13人(58%) 5人(23%) 1人(5%) 0人(0%)
 
(3)田中統治教授コメント
聞けなかった 満足 どちらでもない 不満足 無回答
1人(4%) 16人(70%) 6人(26%) 0人(0%) 0人(0%)
 
(4)分科会
不参加 満足 やや満足 どちらでもない  やや不満足 不満足 無回答
1人(5%) 10人(45%) 8人(36%) 1人(5%) 2人(9%) 0人(0%) 0人(0%)
 
(5)エンディング
聞けなかった 満足 どちらでもない 不満足 無回答
1人(5%) 3人(14%) 6人(27%) 0人(0%) 12人(54%)
 
5. 本イベントの進行にあたったスタッフの対応はいかがでしたか?
とても良かった 良かった 普通 良くなかった 無回答
7人(32%) 9人(41%) 4人(18%) 0人(0%) 2人(9%)
 
6. ポスターセッションはいかがでしたか?
→ポスターセッションコーナーに掲載
 
7. 分科会および全体の各企画へのご意見・ご感想
(メッセージ・良かった点)
・「地域」でしたが、話題に合わせて予定と変更していただいたことがよかった。
・学生が主体的に積極的に社会にかかわろう!!として行われたこのスクールボランティアの提案、すごいと思います。それをいろんな人たちに伝えて、共有していくための大きなきっかけになったのではと思います。がんばってください!(がんばりましょう!!)
・楽しかったです。感性を大事に子ども達にかかわっていってください。
・このフォーラムで「共感」が得られて嬉しいです。
・中学生の意見が紹介されたのが良かった。
・今回のように、いろいろな立場の人が集まる機会は貴重なので、参加できてよかった。もっともっと意見を交換できる時間があれば・・・と感じた。このフォーラムをきっかけに、人とのつながりや自分の活動をもっともっと広げていきたいと思う。
・みんなの思いを形にする大きな第一歩でしたね。本当におつかれさまでした。今後も続けてがんばってください。次はもっとよくなるよ♪
・授業案の提案というよりは、みんなで考えていくという形で、面白かった。
・いろいろな方と出会えてよかったです。社会貢献しようとしている学生がいることがとても嬉しいです。
・各分科会の発表を聞くと、授業プログラム案としてはどれも完成したものではないが、それに対して建設的な話し合いがなされていてよかったと思います。
・実際にトーキングエイドや磁気ループが使用されているのを見られてとても勉強になりました。それは子ども達にも言えることだと思います。障害者とその周りの人たちとの自然なやり取りを見ることだけでもバリアの壁は薄くなるんじゃないかな?そして、社協の方の体験談、幼稚園の先生の話、一番貴重でした!
 
(今後の課題・改善点)
・受付、もうちょっと手際よくしたほうが良いと思います。
・全体では現役の先生の話を聞けてよかったけど、分科会で学校の先生がいなかったのが残念だった。(福祉分科会)あと、基調報告はもっとテンポよく進めてほしかったです。理念ばかりでなく、具体的な話を。
・出されたカードをまとめながら、出した人の意見を聞くようにするともっと多くのカードにみなが目を通せたかと思う。(環境分科会)
・そもそもテーマを絞ったいくつかの分科会が、どこまで子ども達一人一人のニーズと対応しうるのか、疑問に感じました。子ども一人一人興味が違うということに、総合学習の難しいところがあると思います。
・学校の先生の意見がもっとあればよかった。
・分科会で、司会者、説明者の声が小さくて聞きづらかった。
・提案されたものの中で、どの場面で、どのような学生ボランティアによる支援が可能か、学校は必要としているのかの視点での話し合いの時間もほしかった。
・もう少し議論を明確にしてほしかった。表面的な話で終わってしまったことが少し不満。でも、人が多かったので、深い話にならなくても仕方ないと思った。
・授業案を提示するというのはいかがなものでしょう。授業を作るのはあくまで教師であり生徒であるはず。ボランティアができるのはそれをサポートすること。だとすれば、ボランティアが提示できるのは「私たちはこんなことができる」「こういうサポートの仕方がある」ということではないでしょうか。各分科会のスタートに無理(無駄)があったのはそのせいでは?今回は、授業について話し合う場ではなく、地域(学生)が学校の教育活動の中にどうかかわっていくかということに絞るべきだったのではないでしょうか。ちなみに、地域分科会はそちらの方向に話し合いが向かったようです。国際理解の分科会もいい方向に向かったようですね。ここからが本当の意味のスタートということになると思います。
 
8. 総合学習におけるスクールボランティアのありかたについてのご意見・ご感想
(メッセージ・良かった点)
・是非進めてほしい。やって、改善して、より良いものにしてゆけばよいのではないか。
・多くの参加者からいろいろな意見が出され、フォーラム全体の目標はクリアされたのではないでしょうか。今後スクールボランティアは学校側も受け入れたいという方向であることはどの分科会でも実感したと思います。どのような形で学校とコラボレートするか、何をゴールに設定するか、スクボラとしてのスタンスを明確にしていかないといけないと思います。使い捨てにならないように、ボランティアマインドを大事にしてもらえるようなコラボレーションができることを期待しています。
・今の子ども達がどうなっていくやら心配しています。地域と学生と学校がひとつになることが重要かと思います。良い企画でびっくりしました。
・子どもと社会をつなぐこと、学校と社会をつなぐこと、学生だからこそ、自分自身も考えながら、子どもと一緒に学びながら、橋渡しができそうな気がする。
・むずかしいことがたーくさんあるけど、みんなで焦らず一歩一歩やっていけたらいいのかなと思います。学生、先生、地域!それぞれ互いに求めるところをしっかりと共有し尊重して、無理せずやりましょー。
・計画的で継続的な学習支援を学生が行なうということはなかなか困難だと思います。(1)大学で単位認定してくれること(特に教員養成の単位)(2)学校のカリキュラムと学生が支援できる内容を相互に一覧できること(双方向のネットワーク)(3)スクールボランティアの活動支援者として、大学と教育委員会がもっと積極的にかかわるべきでしょう。
・1回きりでも、2回でも、学生が中高生の学びに参加することの意義は大きいものがあります。あと7年くらいで大学全入のときが来ます。子ども達にとって、学生の最終段階である大学生と触れ合うこと、学んでいる姿、子ども達のために熱心に学びを提供しようとしている姿、社会にボランティアという形でかかわろうとしている姿をみることは、まさに生き方にかかわる学習体験だと思っています。がんばって下さいね。
・人が影響を受けるのは、やはり「人との出会い」が一番大きいと思う。その出会いのチャンスとしても、スクールボランティアが果たす役割は大きいのではないか。また、スクールボランティアとして学校に入る側にとっても、大きな出会いとなると思う。
 
 
(課題・改善点)
・あくまでも一人一人の子どもに向き合い、成長に寄り添ってもらいたいです。必要なのは知識や学問的なことではなく、まず、人間関係、信頼関係が築ける人であると思います。中学校においては、教師、学生ボランティア、中学生、保護者のコミュニケーションができるといい。
・こういう体験を活かすために、そして総合学習に向けて教師や学生が成長していくためにも、お互い意見をぶつけ合える機会を絶やさないように続けていってほしいと思います。そして、やってみないと分からない気付きを生み出すために、いろいろ問題はあっても思い切って実現に踏み出してほしいと思います。最後に、エンディングでもあったように、「最後まで真剣に付き合う覚悟」「障害者の方に『中学生は残酷な態度を取るかもしれないが、それでも協力してもらえるか』と聞ける覚悟」を持ってがんばってほしいと願っています。ありがとー!
・市報に投稿するなどして、活動していることが多くの人に知られるようにすると良いと思う。
・「人材派遣」にならぬよう、一人一人の若者としての関心を大事にされていかれますように。
・スクールボランティアに参加したい学生はいっぱいいます。ただ、自信を持ってサポートするために、そして、統一の取れたサポートを提供するためには、その学生側が責任を持って最後まで意見を交換しながら進めることだと痛感しました。まさに、失敗を恐れず進んでいって、失敗したら、それを次に生かすことだと思います。
・継続していってもらいたいと願うと同時に、一部地域に限定されることが心配。
・なぜ「総合学習」と「学生」を結び付けようとしたのか説明がほしかったです。
・必ずしも学生が中心じゃなくてもいいと思った。でもいろんな型のスクールボランティアがあっていいと思うので、学生中心のスクールボランティアをぜひつくばで実現させてほしい。そのためには、大学側のスクールボランティアへの理解が重要だと思う。はじめは無理でも活動を見せることで徐々に事態が変化していくことを望む。
・学校の先生の参加が少ないのが残念。土浦六中や手代木中での貴重な実践例について詳しく聞きたかった。学校の仕事、なんでもやりますの気持ちは嬉しいが、学校としては子どもと学生のふれあいを大切にしたい。総合学習においては、全体のカリキュラムを提示しても受け入れは難しいので、一つ一つの小さなアクティビティを充実させ、こんなメニューがありますと提案した方が学校も活用しやすいと思います。







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