国際海事情報シリーズ84
欧州造船業を巡る知的財産権とその保護
-英国を中心として-
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目次
刊行によせて
はじめに
1. 知的財産とは
1-1. 特許
1-1-1. 発明の保護
1-1-2. 特許の対象となる発明
1-1-3. 特許の付与条件
1-1-4. 船舶業に於ける特許の適用
1-2. 商標と詐称通用(パッシング・オフ)
1-2-1. 船舶業に於ける商標・詐称通用の適用
1-3. 意匠権
1-3-1. 英国登録意匠権
1-3-2. 英国無登録意匠権
1-3-3. EC登録意匠権
1-3-4. EC無登録意匠権
1-3-5. 船舶業における意匠権の適用
1-4. コピーライト
1-4-1. 作者人格権
1-4-2. データベースのコピーライト
1-4-3. 船舶業に於けるコピーライトの適用
1-5. データベース権
1-5-1. データベースの内容
1-5-2. 船舶業に於けるデータベース権の適用
1-6. 秘密情報及びノウハウ
1-6-1. 秘密情報と被雇用者
1-6-2. 守秘義務を明記した雇用契約書
1-6-3. 秘密情報と第三者
1-6-4. 船舶業に於ける秘密情報の適用
2. 知的財産権を最大限に保護する工夫
2-1. 守秘性の確立と保持
2-1-1. 秘密保持契約
2-1-2. プロジェクト内での分野別アクセス制限
2-1-3. 開発の記録と資料化
2-1-4. 従業員と下請負契約者、受託業者の教育
2-2. コピーライト、データベース権、無登録意匠権の設立及び保持
2-2-1. 商業上重要な資材と原作者の特定
2-2-2. 適正な表示
2-3. 特許の申請、その他の登録
2-3-1. 弁理士の役目
2-3-2. 登録権利の管理
2-3-3. 更新
2-4. 権利の行使
2-5. 契約による保護
2-5-1. 守秘義務を明記した企業間契約書
3. 造船プロセスにおける知的財産保護
3-1. 造船プロセスにおける情報の流れ
3-2. 造船所の役割
3-2-1. 知的財産に関する諸問題
3-2-2. 知的財産を最大化する工夫
3-3. 造船技師の役割
3-3-1. 知的財産に関する諸問題
3-3-2. 知的財産を最大化する手法
3-4. 船級協会の役割
3-4-1. 知的財産に関する諸問題
3-4-2. 知的財産を最大化する工夫
3-5. 工法、処理、塗装
3-5-1. 知的財産に関する諸問題
3-5-2. 知的財産を最適化する工夫
3-6. 舶用メーカーの役割
3-6-1. 知的財産に関する諸問題
3-6-2. 知的財産を最大化する工夫
3-7. 仲介業者の役割
3-7-1. 知的財産権に関する諸問題
4. ケーススタディー
4-1. ケーススタディー1 特許の例 (P.31参照)
4-2. ケーススタディー2 商標の例 (P.33〜34参照)
4-3. ケーススタディー3 意匠登録の例 (P.33〜34参照)
4-4. ケーススタディー4 LNG船の意匠に関係する権利
4-5. ケーススタディー5 造船技師のコピーライト
4-6. ケーススタディー6 船舶の特許権に由来する係争ケース
4-7. ケーススタディー7 サポートサービスの供給
4-8. ケーススタディー8 秘密情報
特許の例
商標の例
意匠の例
5. 英国産業界と知的財産権
5-1. 中小企業と知的財産
5-1-1. 機密情報開示の脅威
5-1-2. 実際行われている漏洩防止と知的財産保護
5-1-3. 中小企業の特許登録への意識
5-2. 大企業と知的財産
6. 英国の知的財産政策
6-1. 知的財産フレームワーク
6-1-1. 英事業者による知的財産制度の利用状況
6-1-2. 英事業者の知的財産意識
6-1-3. 知的財産権意識を高めるための取り組み
6-1-4. 知的財産権利行使の徹底
6-1-5. 知的財産権保護体制への信頼感を向上するための取り組み
6-1-6. 知的財産犯罪への取り組み
6-1-7. 標準化
7. 欧州造船産業と知的財産
7-1. 欧州造船産業の知的所有権の保護
7-2. 欧州知的財産の問題点と勧告
8. まとめ
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