VIII. 資料編
(1)漁港管理者への二次アンケート調査結果(アンケート調査票(1))
漁港管理者からの回答があった129漁港を母数として、各設問のアンケート結果を以下に整理した。
設問1. ビジター艇の利用実態についてご記入下さい。
ビジター艇の利用実態が把握されている漁港は、129漁港中102漁港で約80%の利用実態把握率である。
なお、北海道内の漁港の場合、道内の84漁港を水産林務部が全て管理し、プレジャーボートに関する運営を地元市町村に権限委譲していることから、北海道の実態が大きく影響する結果となっている。
そこで、北海道を除いて回答のあった45漁港で同様に把握率をみると利用実態が把握されている漁港が18漁港と約40%と低い結果であった。
ビジター艇利用実態の把握(N=129)
次に、管理・運営形態別に利用実態の把握率をみると、管理委託方式の場合は88.1%で直営方式の18.2%を大きく上回っている。
副問1-1. 年間平均するとビジター艇は何隻程度、利用人数は何名程度かご記入下さい。
今回のアンケート結果では、全国の漁港で年間延べ11,875隻のビジター艇、年間延べ15,365名の人が漁港をビジターとして利用したとの回答を得た。
漁港管理者 |
漁港名 |
ビジター隻 |
利用人数 |
鋸南町 |
保田漁港 |
2,071隻 |
10,500名 |
北海道 |
漁港 |
2,000隻 |
2,000名 |
神奈川県 |
三崎漁港(本港) |
1,499隻 |
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平塚市 |
平塚漁港 |
1,464隻 |
2,100名 |
熱海市 |
初島漁港 |
1,400隻 |
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黒部市 |
石田漁港 |
1,382隻 |
45名 |
熊本県 |
樋合漁港 |
978隻 |
525名 |
和歌山県 |
和歌浦漁港 |
830隻 |
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神戸市 |
垂水漁港 |
105隻 |
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鹿児島県 |
串木野漁港 |
38隻 |
38名 |
唐津市 |
神集島漁港 |
20隻 |
120名 |
千葉県 |
鴨川漁港 |
20隻 |
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沖縄県 |
糸満漁港 |
20隻 |
30名 |
神奈川県 |
三崎漁港(宮川地区) |
19隻 |
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福間町 |
福間漁港 |
15隻 |
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白浜町 |
綱不知漁港 |
5隻 |
5名 |
宮窪町 |
友浦漁港 |
5隻 |
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宮窪町 |
余所国漁港 |
2隻 |
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沖縄県 |
久保良漁港 |
2隻 |
2名 |
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11,875隻 |
15,365名 |
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※
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北海道の場合、平成14年度プレジャーボートの漁港利用許可件数は約7000件で、ビジター艇利用分を記載
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