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◇仕事への意欲・やりがい
1)時間給/3年
介護保険が始まり、ヘルパーという職業が急に世間に知られるようになった現状に時代の動きを感じる。短期間の講習で簡単にヘルパーの資格が取れるので、これからもその数が増加していくことと思う。私もそんな中でヘルパーになった一人であるが、介護・介助を単なる仕事として処理していくのではなく、できるだけ「利用者の気持ち、状況をくめる心を持ちたい」「個々人を尊重しながら接したい」と思う。実際には仕事量が多く、こちらの疲労度が増すと、仕事をこなすだけで精いっぱい。配慮やいたわりなどは難しくなる。それだからこそ自戒していきたい。
また、管理職、正職員、常勤ヘルパーなど各々大変かもしれないが、利用者と直接関わり、介護・介助にあたり心を配り、利用者が快適に過ごせるべく動き回っているヘルパーの大変さも、もっと認識してほしい。報いてほしい。どんなに良い企画や施設があっても、実際に動くヘルパーがいないと機能しないことを再認識し、企業内、施設内での給与是正も望みたい。また、年齢制限も考慮してほしい。若い人の良さもあるが、自分の親と重複して見ることができる年代(50代)は、無理のない心配りやいたわり、やりがい、喜びを感じることができるものだ。
これまでの介護保険の検討といえば、利用者の立場(認定法、保険料他)がほとんどだったが、このように担い手であるヘルパーの立場での検討が広まり、深まり、是正されることが、介護保険の充実に大変必要なことで、うれしい限りだ。
一方、私達ヘルパーも、要求ばかりではなく、個々人が自己啓発に努めたり、自分を見つめ直したりすることも忘れてはならないと思う。
2)時間給/1年
毎日忙しく稼働をしています。人手も少ないため、月5日程しか休みも取れませんが、利用者さん達と接して、とても充実し幸せな時を過ごしています。
4月より交通費がカットされましたが、その代わり皆勤手当なども付き、賃金については満足しています。
体が続く限り、この仕事をしていきたいと思っています。また、勤続3年経過後は、介護福祉士の資格も取りたいと考えています。
3)時間給/1年
ヘルパーとなり1年になりますが、事業所の対応、給与面も満足しています。家族に対しても、差しつかえない程度の話をすることで、この仕事の大切さ、人との関わりなど話し合えるきっかけがあり、とても感謝しています。仕事のやりがいがあります。
4)時間給/3年
自分の精神的・身体的健康が維持されなければ続けられないと思う。もちろん、どんな仕事でもそうなのだけれども、敏感な利用者のためにも、特に気を付けていきたい。
そのためには、まず自分達の地位を確立し、安定した職業に近づけて行く事と、専門職である自覚を持ち、それぞれが能力向上に向けていく事、そして最も重要であるメンタルケアについても、より深く関心を示していくことだと思う。
5)時間給/10年
利用者のために心をこめて、利用者のことを考え、思い、暖かい明るい笑顔を忘れず、利用者の話すことを良く聞き、ホームヘルパーとして今後がんばっていきたい。
6)時間給/1年
利用者が高齢なので、いつ入院したりするかわからないので、その時すぐ次の仕事が入らない。収入が不安定。移動時間給が中途半端なため、時間をつぶすのに大変。ブラブラしていると、ついお金を使ってしまう。利用者さんに、帰り、ありがとうと言ってもらえる時が一番うれしい。
7)時間給/不明
毎日楽しく活動しています。
8)時間給/2年
ヘルパーとして3年になる。初めは夢中になって仕事をしていた。この仕事がわかるようになって、だんだん難しい仕事だと感じてきた。でも誇りをもってやっている。自分では、満足した仕事となってきた。しかし、この仕事で自立をし生活していくのには、まだまだ難しい。ボランティアでという気持ちの時もある。健康保険・厚生年金・退職金制度など確立されていたら、ヘルパー仲間が安心して働けるのではないか。
9)時間給/1年未満
ホームヘルパーとして働き始めてまだ間もないので、無我夢中というところで、あまりいろいろ考えてはいない。しかし、ヘルパーの援助があって生活が成り立っている利用者も担当しており、ヘルパーの重要性を再認識させられることもある。
10)時間給/2年
利用者が、ホームヘルパーに対して家政婦としてしか見ていないのでは?何でもやってくれる人達と思っているのでは?と思うことがあったりして、時々その対処にも苦労し、そして悲しくなってしまったり、物をなくしたと言われたり壊したと言われたり、身に覚えのないことを言われた時は辛くなります。
信頼されるヘルパーになりたいと思いつつ、ときおり、むなしくもなったりする。それでも、感謝されると嬉しく思い、自立に手を貸す今の仕事に満足しているのです。
11)時間給/1年
福祉関係の資格を取得したいが、家庭のことと仕事をしていると、なかなか講習に通う時間がなく、このままになってしまいそうで、何か良い方法がないかと思っている。
12)時間給/1年
稼働時間の中で、サービス内容も多く、利用者さんとのコミュニケーションを取る時間も少なく、利用者さんの多くが望んでいるこの時間を工夫しながら接していきたい。
利用者さんの立場に立って、何を一番必要としているのかを見極め、真心のこもったサービスと、利用者さんに喜んでもらえるサービスを提供していきたい。また、自分自身も必要とされるヘルパーであるよう努力したい。
13)時間給/11年
ゴールドプラン・新ゴールドプラン・介護保険と、在宅介護の重要性を言われてきましたが、社会的評価がまだ低いのが現実です。
利用者から「なぜこんな仕事をするの?」と言われ、現場での仕事が好きで続けていると、「ケアマネ等とどうしてやらないの?」と周りに言われる。
プロ意識を持ったヘルパーをどう育てるか、その為には研修等の充実が必要かと思います。利用者の笑顔をできるだけ多く引き出したいと思い、毎日活動しています。
14)月給/1年未満
私は54才で、ライフワークとしてホームヘルパーの仕事を選んだ。学んだホームヘルパーの仕事の重みと社会的評価のギャップの大きさは、これから改善されることを期待するが、私自身も仕事に流されず、利用者の立場に立った、より良い介護をできるよう努力する。利用者も、お金の心配をせず介護保険を使えるよう、公的な配慮を望む。
15)時間給/1年
今、いろいろなケースを担当することで、とても勉強になっており、今はまだ自分としては経験を積むことで、ホームヘルパーとしての質を向上させたいと思っている段階です。
とてもやりがいのある仕事だと思っており、それにも増して、収入の安定、社会的地位の確立、各種保険の加入などはかれるのであれば申し分ないと思います。
16)日給/2年
女性(私自身)の生涯の仕事として、ヘルパーを選び仕事をしているが、ある機関から「母子及び寡婦社会福祉制度」からスタートした家庭奉仕員の流れを、断ち切れてないという指摘を受けたことがある。今、行政の事務所に所属していて、安定した待遇の中にいるとは思う。それゆえに、それに乗じる形での仕事意識とか感じられず、環境的にはクリエイティブではない。
社会的地位を確立するためには、もっと専門的な知識・技術を身につける研修体制を義務化すべきと思う。誇りを持てるような仕事をしたいという希望を常に持っていきたいと思う。
17)時間給/7年
介護とは、その人の自立を助ける働きだと思うが、ここまで手を出したら自立にならないとわかっていても、つい手を出し口を出してしまう。一人一人全部違うのだから、難しくもあり勉強にもなる。
利用者と向き合っての仕事だから手応えもあり、落ち込んだり有頂天になったりの繰り返しだが、自分自身に何かが返ってくるのを実感している今日この頃です。
定年になった夫も、通信教育講座でヘルパー2級を取って、今、デイサービスの移送の仕事をしています。子供も、私の送迎に気軽に車を出してくれます。自分の老後の事を真剣に考える夫婦になりつつあるのが、一番の収穫でしようか。
◇パートゆえの悩み−低賃金・不安定賃金・使い捨て−正職員との格差
1)時間給/2年
収入の安定−利用者が入院・死亡などにより収入が減っても保障がない。
2)時間給/2年
現在ホームヘルパーの職に就き2年少しになるが、つい最近、やっと当初からの利用者が交代になった。6ヶ月でヘルパー交替と言いながら、利用者によって交代期間も違う。ヘルパーの負担(肉体的・精神的)は何も考えていない。
ホームヘルパーとして働いていきたいと思っているが、生活につながる収入にならない。時間的拘束は短いが、他の空いている時間を、他の職によって収入に結びつけるのは困難であるため、現状に我慢するしかないとあきらめている。
働く以上は収入がなくては困る。ヘルパーの交替により、空いた時間をすぐに埋めてくれない。利用者の入院、派遣休み、交替、全て収入減である。収入減は勤労意欲がなくなる。
ヘルパーは、主任ヘルパー、ケアマネージャー、事業所が決めた利用計画に基づいて働く、使い走りのようなもの。日々の報告は一方的であり、ホームヘルパーも参加した利用者の計画はない。事前の連絡もない。当日、利用者の家に行って初めてわかる。交代時、利用者に事前の連絡はない。
3)時間給/1年未満
午前中に行く利用者さん宅は猫を飼っており、毛だらけになるので着替えないと次へ行けません。自宅ヘ一度帰るのですが、午前と午後のお宅の間が2km以内なので交通費は出ません。自己負担です。
4)月給/1年
正職員に一年でなれると思っていたが、実際、正職員には責任者クラスの人しかなれず、ボーナス・退職金・昇給なども無いため、もらえる所(施設など)への転職を考えている。
5)時間給/1年
会社は利用者のことばかり考え、ヘルパーを育てようという気がない。クレームがあった時は、ヘルパーの意見より利用者の意見を聞く。利用者のことも考えながら、ヘルパーを大切に育ててほしい。
ヘルパー、特にパートヘルパーは立場が弱く、意見を言ってもあまり聞いてもらえない。これでは、ヘルパーから良い意見は出なくなるし、前向きな考えで仕事ができなくなる。もう少しヘルパーの立場に立って、何事も考えてほしい。ヘルパーの生の声をキチンと取り入れてほしい。
6)月給/7年
利用者が増えているのに待遇面で安定せず、ヘルパーとして働く人が集まらず、これから先が心配。
7)時間給/1年
ヘルパーの時給は、確かに他の時給よりは高くなっているが、労働(稼働時間)が短いので、一月の収入で見てみると高収入とはならない。
1時間の身体介護稼働のために、往復の移動時間を含めると3時間かかっていることが度々で、効率が悪いし、半日働いたような気分。通勤時間でエネルギーが消耗する時もある。
利用者が入院したり、また亡くなったりした時に、稼働時間がぐんと少なくなり、新たに仕事が増える保障は無しで、他の仕事を見つけなければという不安がいつも付きまとっている。
でも、ヘルパーの時給(収入増)や保障ばかりを強調しても、その分の負担が利用者にのしかかるのでは、あまり喜ばしいとは言えないと思う。
8)時間給/1年
正社員のみ優遇された待遇に疑問を感じる(賞与、退職金等)。ヘルパーが働いているからこそ、事業所が利益を上げることができるのではないだろうか。無理なシフトで働かされて、身体に変調を来したら使い捨てられるような体制である。
9)時間給/
職員は暖房手当があるのにパートヘルパーは無い。冬になると防寒対策でお金がかかる。特に、2キロ以内は交通費が出ない。雪や寒さの中、2キロ歩くのは辛いものがあります。
利用者さんの体調などを連絡したい時に、利用者さんの電話を使えないので、携帯電話や帰宅してから自宅の電話を使用します。その場合の電話代を負担して欲しいと思います。
電話をしても事務所に誰もいなくて、別の担当の人が出ても用件が伝わらず、また電話をかけ直したりする時もあります。
10)時間給/2年
働く時間数が一定しない。利用者の入院・死亡などで変化し、経済的問題が出てくる。
11)時間給/2年
私の事務所は直行直帰であり、午前1件、午後1件が多く、空き時間もあるが、自由であるようで1日拘束されているよう。それであれば、びっしりと続けて働いた方が時間を有効に使えると思う。
12)時間給/1年
事前の休みは取れるが、急な発熱時など、休むことができない。
訪問時間外の仕事(報告書)が多い。
13)時間給/2年
パートのホームヘルパーは、資格の有無にかかわらず(1級・2級・介護福祉士)一律の時給制。事業所に対して、資格所得のための補助や手当などの配慮があると、ヘルパーとして向上していきたいという意欲が出てくると思う。
地方自治体は、ホームヘルパーの社会的地位の確立と、サービスの質の向上のために努力し、予算を組んで支援してほしいと思う。
14)時間給/1年
利用者の入院などで、稼働がなくなった時の保障。
15)時間給/
昨年10月から今年4月まで8ケースの担当となり、その他に代行があり、パートでありながら月20万以上の収入となっていた。朝は8時前に家を出、夜は9時近くに帰って来て、1日3件の仕事。もう、くたくたになり、休みは日曜だけ。
ヘルパーが不足しているとかで、午後とか空いている時間に代行の仕事が入り、断りきれなく受けて、熱が39度以上あっても、雪の中仕事に行き、その時はこの仕事を辞めたいと思った。今は話し合って調整し、体は楽になったが、103万円の枠の中での仕事なので、8月いっぱいで満杯になりそうで、今担当している利用者を9月いっぱいケアする事ができるかどうか心配である。私としては、12ヶ月間安定して働けるような内容であればと思う。家族、特に夫の協力と理解がなければ続けられない。
16)時間給/1年
現在パートが多いが収入が少ない。各種保険がないので、これからヘルパーをする人も限られてくる。生活の安定が得られれば、ヘルパーを希望する人も増えると思われる。
17)時間給/
国からの介護に関して、各会社に入る予算に対して、ヘルパーの給料が低いと思います。会社としては利益が上がらないと、いつも説明はありますが、私どもにとっては勝手だと思います。
計画性がない。単に会社が大きいからと言っても、内容がない会社−事業所を東西南北に何十カ所も作り、この制度が始まり1年もたたないうちに、次から次と閉鎖。そのしわ寄せが、全部ヘルパーの賃金に。一番会社にとって大切な、また、なくてはならない人(ヘルパー)に、と考えた時、ヘルパーはたくさんいる、辞めたい人はいつでもどうぞ、会社に対して不満の方はいつでもどうぞ−これではヘルパーも介護を受けている人も、いつになっても良い介護につながらないと思います。
18)時間給/1年
今の事業所では、介護型でも家事型でも時間給は同じである。介護型をやっているヘルパーにとって、家事型より負担は大きいと思うのに、同じ時間給なのは不満が出てくるのでは。
19)時間給/4年
介護保険導入から働いているが、ホームヘルパーとしての賃金では生活していけない。家事型が多く、身体介護が少ない。もっと身体介護が多くならないと、収入、時間も働けないので、多くなってほしい。
パートタイムで働く感覚とは違うので、誇りを持って働いてはいるが、もう少し時間を長く働けたら良いと思う。交通費、雇用保険、少なくともそれだけはできれば良いと希望します。
20)時間給/
世の中は週休二日で、当然役所も土曜日などは休みなのに、ヘルパーの時給(利用料も)が、平日と同じというのは納得いかない。子供のいる人は来年から働けない(来年から学校も休みなので)。
時間外も、午前8時まででなく9時まで。午後6時からでなく5時からというのが当然だと思う。国で決めておいて、なぜこのようなことになっているのか分からない。
危険の多い仕事であるという認識はされているはずなのだから、最低限、雇用主が労災に加入させるべき。もし、ヘルパーが事業主に損害を与えた場合、損害賠償をさせられることになっている(契約上)のに、ヘルパーが損害を受けた場合のことが明文化されていないのはおかしい。他にもいろいろあるが、事業主に伝えても、在宅部門は赤字なので今以上の待遇は望めそうにない。
21)時間給/
この仕事を始めてまだ短いが、まず驚いたのは家事援助の何と多いこと。自宅の家事は二の次、三の次になってしまいがち。
利用者個々により違いはあるものの、様々な人と会うわけで勉強になることも多くあり、一日でも新聞を見なかったりテレビを見なかったりしていると、訪問しても話題不足になりそう。(私だけだろうか・・・)
また、家族の協力は必要不可欠なのだが、夫が中年以降になってから私が働くようになったので、以前(専業主婦)の習慣があり、全くといって良いほど自身のことはせず、これからの長い課題だ。
収入の面でも、あまりにバラツキがある(休みが続くと仕事に出るのがとてもおっくうになるし、かと思うとメチャクチャ忙しい時もある)と、バランスを保つのに大変。結果的に、疲れるわりには、収入は少ないような気がする。
将来に向けてのボランティア貯金のつもりや、私自身、若い頃よりお年寄りが嫌いでなかったりだったもので、この仕事をしていく土台になっていると思っている。
22)時間給/1年
とにかく、収入と稼働時間が安定しないことでの、生活への不安がつきない。一定の「保障」例えば、基本給+稼働手当とか、時間も拘束されてもその時間給が保障されるとか。生活していく上での安定、そして安心がなければ、長く続けていくのは難しいと思う。ボランティアとの差をきちんと付けなければ、ヘルパー自身の質の向上につながらないと思う。
23)時間給/
個人的な理由(夫の勤め先の会社倒産)により、ホームヘルパーの労働時間を増やす必要に迫られた。NPO団体のヘルパーと、自選ヘルパー(2000年より制度できる)で働いている。札幌市の在宅福祉サービス協会と、自選ヘルパーは雇用関係にないので(公的ヘルパーはある)、事故等(労災)に対して不安が残る。社会保険も掛けられるよう希望する。
24)時間給/
今迄いくつかの事業所を回ってきました。辞めた理由のいくつかは、常勤−非常勤の差別です。ホームヘルパーは楽しく仕事をしたいと思います。事業所内の空気が良くないと、私はとても苦しく思い、そのことが気になり、利用者に対しても失礼があってはとその事業所をやめます。(パートなんだからと割り切っている)
常勤の人は非常勤の人に対して、いつ辞めてもいいよ、との言葉もあります。パートのヘルパーは使い捨てです。どの事業所も質の高いヘルパーをと言っていますが、保障等あれば安心して働けます。
25)時間給/
現在、常勤・非常勤がいっしょの事業所ですが、収入や物資支給(衣服など)の差があまりにも大きい。常勤がミスしても、非常勤からは指摘できない。非常勤どうしも、仕事に対する意欲の差が激しい。
仕事が減ってもすぐ補充してほしい。
26)時間給/2年
年金・保険等の環境整備、雇用主の誠意、現場の理解
27)時間給/1年未満
キャンセルなどによる収入の安定化。
28)時間給
今担当している利用者さんは、週3回と通院介助もしています。もし、この利用者さんが入院されたりすると収入がほとんどなくなります。
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