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第2章 マリーナコンセプトの設定と導入機能・施設の検討
2−1 伊勢市における「まちづくり・港づくりの中核・拠点施設」としてのマリーナの基本的な考え方
2−1−1 マリーナ整備構想の基本的考え方
 マリーナ整備構想の基本的な考え方としては、下図で示したように(1)歴史、(2)にぎわい、(3)拠点性、(4)伊勢神宮への入口の4つの視点にまとめられる。
 さらに、実際に整備をすすめる際には、この4つの基本的な考え方とともに、「利用者、地域住民等に親しみ安い施設を目指す(施設の機能、名称、位置づけを含め、住民・NPO等の参加による整備・管理・運営を視野に入れる)」、「放置艇対策に代表される公共的な視点とPFI事業等に代表される効率的な整備・運営のバランス」をも検討する必要がある。
 
図 マリーナ整備構想の基本理念
(拡大画面:50KB)
 
2−1−2 マリーナ整備構想における導入機能の検討
(1)整備マリーナの基本機能
 上述した基本的な考え方をふまえ、整備を構想するマリーナ施設は、次の5つの機能形成を目的とする総合的・複合的な施設として位置づける。
 
図 整備マリーナの基本機能
(拡大画面:67KB)
 
(2)整備マリーナの施設内容
 (1)で示した5つの基本機能を支えるサブ機能として、それぞれ以下の8つのサブ機能が検討される。さらに、このサブ機能の基本方針と機能施設イメージは下図のとおり整理される。
 
図 整備マリーナのサブ機能と施設イメージ
(拡大画面:78KB)







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