(3)プレジャーボート係留・保管対策の概要
(1)係留・保管施設の配置方針
施設に期待される機能の特性から係留・保管施設を大きく4つに分類している。
□マリーナ:高質なサービス機能、ビジターの受入機能等を備える
□簡易な係留施設(ボートパーク等):係留に必要な最小機能に限定
□漁船の係留施設:漁船の係留施設
□船のホスピタル:地場産業である造船所を船のホスピタルとして位置づける
なおマリーナの整備にあたっては既存造船所などの遊休施設の活用をはかることとし、民間主体による整備がはかられている。
各施設の配置方針は下図のとおりである。
図 係留・保管施設の配置方針
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(2)係留・保管施設整備構想(案)
係留・保管場所および施設の整備イメージは下図のとりである。
図 係留・保管場所のイメージ
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(3)民間マリーナの整備
プレジャーボートの係留・保管施設整備の配置にあたっては、次の3つの機能を核となるマリーナと簡易な係留・保管施設間で有機的に連携させることを基本的な方針としている。
[係留・保管施設の機能]
□プレジャーボート所有者へのルール・マナーの啓発機能
□市民への海洋性レクリエーションの普及・啓発機能
口地域振興機能 |
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さらに、地場産業である造船所を船のホスピタル機能として活用するとともに、造船施設ストックを活用し、大湊にマリーナ、その他は簡易な係留・保管施設の整備が構想されている。
図 民間マリーナの整備構想の概要
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1−1−4 宇治山田港湾における整備候補地の位置
宇治山田港湾内において、具体的に「マリーナ」の整備構想を検討するポイントとして、「平成13年度 伊勢湾沿岸域における海事産業の需要創出に関する調査研究〜宇治山田港をモデルとして〜」の結果をふまえ、ポイント「L」およびポイント「O」所在地の2ヶ所とする。
図 伊勢市全体におけるマリーナ整備構想検討検討ポイントの位置
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