感想 「医学の基礎知識」
「普通救急救命法」講習会
T.Y 講義の中でコミュニケーションの技についてのことがあった。そこでのことは実際にペアになって実践したりした。そこで思ったのが、確かに自分の周りの聞き上手な人はこんな感じだろうという気がした。それとこの技術を使ってみたいと思った。たとえばヘルパーでなくても人とはかならず関わらなければいけないわけだし、できれば相手のことをより理解するためにも聞き上手になりたい。なんて思った。
I.T 今回は医学の基礎知識ということなんですけれども今回はさすがに5回目とあってけっこうなれてきました。けっこう医学はおくがふかいですよね。でも今回はけっこうらくでした。まあこれはうそなんですけどもね。でもいとうさんの話はとても楽しかったです。そしてオプションとしてしょうぼうしの話も聞きました、話だけではなくせいみつな人形を使ってじんこうこきゅうや心臓マッサージのしどうもしてくれました。でもじんこうこきゅうがうまくできませんでした。そこらへんとかはんせいしたいです。ちょっと今回はつかれたかな。
I.K 救急救命についてはとりあえず思ったことは、楽しい。まずそう思った。人工呼吸はなかなかうまくできた。うれしーなぁ。イエー。いつか使う時はあるのかなあ。あんまりあってほしくないケド。いがいにムズかしかったなぁ。空気をいれすぎれば肺が爆発しちゃう。あっぱくしすぎりゃやっぱつぶれちゃう。あくまであれは人形だから、もっと本当は違うだろうしね。でもあれで人の命がすくえるなら、ちゃんとおぼえとこう。
イガクについては、ねむかったでス。ハイ(汗)。はうー。きっとしっかり聞いていれば、面白かったんだろうなあ・・・。次はがんばります。
T.M はじめに私は自律神経失調気味?なので昼間起きている事が出来ません。睡眠リズムが狂うので夜型の生活をおくっています。なので出歩く時は一睡もしないで出かける事になります。御飯も食べられません。どうしても眠れないし食べれないんです。(おまけに遠い・・・テキストが重い。使わないからよけい重い)そんな中で講座に参加します。いつもそうです。しかもお昼も食べれないし講座が終わったとしても食べれません。夜も眠れません。なのに講義中は元気にふるまいます。自分でも気付かないうちにそうなってしまいます。でもそうしないとやっていけないんです。そうして自分を極限まで高めるという事は常に興奮して極度の緊張状態にあるという事です。そんなんで勉強ができるハズがありません。それでも私は講義を受けるし、話を聞くし、体張って?実技もするんです。じゃあどうしてそこまでして来るのかというとそれはそれだけこの場が魅力的だからです。私にとってもこの場所にとっても(コスモとCSS)こういう系統的ないってしまえば学校みたいな事はやった事がないし、ずっとそうしたかったのでとても新鮮に感じます。学校と勉強が嫌いなのに一方で系統的な学習がしたいというのは本能なんでしょうか?それにこの場所は今まで関わる事のなかった人たちとも関われます。中学(小学生)が主なコスモ、17才から20代が集うCSS、そのどちらにもおさまらない人たち(私の事です。)センターと直接関わりがない外部の人たちそれぞれのスタッフたち、講師の方々、色々な方が集まって学習をしていくからおもしろいと思います。異年齢、異空間な人たちが集まるからこそおもしろいし逆に大変でもある・・・そんな二つの間を行ったり来たりしている感じがします。もし自分に立ち位置があるとしたら私はそこに立ちどまるんじゃなくてもっと冒険してみたいです。でも今の自分はそれがこわくてできません。
今日の自分は元気そうに振舞ったり人としゃべったり講義に集中したりという事が全然できませんでした。午前中にあった普通救急救命法はなんかつらくて疲れました。でもタメになった気はします。消防署の方もうまくできなかった自分をていねいにフォローしてくださって、うれしかったです。午後の医学の基礎知識はものすごい眠気に襲われたため、たおれそうになりながら聞きました。今にもたおれそうなのにどうして自分はたおれる事ができないんだろう?と不思議に思います。今日はほんとにおこる事おこる事に対応しきれなくて固まったままでした。(お昼ももちろん食べれません。)
別に講義がおもしろくなかったわけではありません。考えて見れば夜一睡もしていないので眠くなるのは自然な要求だと思うし、今までの眠れない、食べれない状態で元気にふるまっていた自分の方がおかしいんだと思います。肩の力がぬけてきたという事でしょうか。そのおかげ?今日はとても大切な事に気づきました。それはうまくいかなくなってはじめて今まで馴染めないでいた人たちの気持ちがわかったという事です。これを機にもっと色んな人たちと交流できたらいいなぁと思います。ほんとは終わった後に飲み会でもして「なんでヘルパー講座受けようと思ったのー?」とか今日はああでこうでとか話せたらいいんですけどねー。不器用だからムリなのかな。
H.Y 今日の講座は聞きやすくわかりやすかった。応急手当などもたのしくわかりやすく、おぼえれてよかったです。応急手当をあたまに入れ、自分にもできることをふやしていこうと思う。
A.Y 医療も介護もお金がないと受けられないというこの社会に疑問を抱く。個人で健康を維持しようとしても、その限界はあるだろうし、その人をとりまく環境は時に選ぶことだってできない。医療が進んだからこそ、高齢者の寿命ものびている。必要な医療がうけられないために、介護も必要となってしまうという現状に腹が立つ。医療も介護も人が安心して生きていくために必ずといっていいほど必要なサービスであるはず。お金がないと生きる資格がないといっているようにも思えてしまう。社会環境がその人の生活に与える影響力は大きな比重を占めている。財政難を理由に医療費を上げる国。自己負担が増えると最初に削ろうとするのも、医療費なのかもしれない。健康を維持しようとすることより、他に衣食住の基本的なところでお金が出て行ってしまうだろう。日本が豊かな社会だとは決して呼べない。“豊か”とはどういうことだろうか。こんな社会では老後を迎えることに不安を感じてしまう。元気な老後を安心して自分は迎えられるだろうか。
M.K 伊藤先生のお話では、健康を保つにはお金が必要という話がとても印象に残った。医療保険の問題がちまたでもいろいろと出ているが、国には国民の生活を保障する義務がある訳だから、「お金がなければ健康に暮らせない」というのはおかしい。戦争やテロなどから国を守ることももちろん大事だが、国民を不健康にさせて、そのまま医者にかかることもできずに苦しむ人を増やすこともテロや戦争と同様なのではないだろうか。国はお金がなくてじわじわと死んでいかなければならない人間は見捨ててしまうのだろうか。介護保険の問題といい、健康や老後とお金の問題は私たちが今からしっかりと考えなければならない問題であるとひしひし感じている。
I.H 普通救命法ということをやった。これは過去に2回ぐらい試験をした。今回は3回目くらいだったが過去にやった経験が全然活かされなかった気がする。活かされてなかったけど、自慢じゃないけど、救急隊の人にけっこういいねと言われました。今日やったことは、実際現場に立ったらできるか心配になった。あたふたしてしまう気がした。午後は、医学の基礎知識について勉強した。おもしろいと思ったのは話を聞く人と話をする人との実験みたいなのではじめて喋った人とイキナリ話をしろといわれたときはなかなか喋ることができなかった。一番気になったのは、介護に必要になってくるのは経済環境でだいぶ変わってくるといっていた。要するにお金がある人はすごく有利になってくる。やっぱりヘルパーじゃないけど、その利用者を尊重する仕事といっていた。一番に人という文字が出てくる仕事だと思う。わかったことは、言葉のテクニックも必要だとも言っていた。
補講「ビデオによる学習」(12月13日)
M.Y 貧富の差によって人生というものが大きく変わってきてしまうんだなということを考えさせられました。お金がある人が健康的な生活を送れる、こういったことはとても不条理なことに感じられて仕方がありません。そして、利用者のことを考えるということは難しいものなんだなと考えさせられました。臨床ということ、それは全体を理解することでそしてコミュニケーション。その一つひとつが考えさせられて、医療の現場にいる人は大変だなあと思いました。相手のいうことを受けとめるということは簡単なことではないとボクは思います。
外部で行われた補講(11月22日)
T.N 今日の講座は2級用と聴いていたから、どんなモノなのか少し不安だった。そしたらまさにスゲッー疲れた。基礎ではなくて、応用だよ。という感じで病気の説明だった。理由は高齢になると筋肉やいろんな機能が低下するからだ。みたいなことだった。私達がホームヘルパーで仕事をしたとしたら、気をつけなければいけないことを学んだのだと思う。例えば骨粗鬆症は骨が弱くならないように日頃注意して散歩(リハビリ)したり、寝たきりにしないこと。そうすれば、けがも減る。そして骨だけでなく、筋肉にも同じコトだ。そして私にできることサービス利用者さんに対して、いつもと違うということがわかる、そして医者などにそれをつたえることが大切。内容はすごく難しいし休憩は少ないし(5分)、大切なことがわかったので良かった。もうちょっと体験したかったかな(あえていえば)
I.K 高齢者の多くに見られる様々な病気・症状について初めて詳しく医学的な視点から聞いたがこのことで自分の高齢者に対する偏見のようなモノが解消されたと思っている。介護をしていく上でも、利用者について、その症状について知識が無ければ、相手の立場にたった介護はできないのだろうか。またこの講師の方はヘルパーとして重要なコトの一つに、利用者の状態の変化に敏感になることをあげていたがこのことについても同様のことがいえるだろう。その対処となると「医療行為の認識」等問題はあるが、高齢者の身体への正しい知識の必要性を強く感じた講義だった。
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