感想 「レクレーションの視点と実際」「介護概論」
T.N 理学療法士のことはわりと知っていたんですけど、作業療法士はよくわかりませんでした。堀川さんも言っていたけど、いろいろなことをやっているから「コレ」というのは難しいということだったけど、つまりは何かを作ったり、経験したりする中で、体を鍛えたり、楽しんで生活できるようなサポート役ということだと思いました。私は重りを付けて筋トレをしていることに驚きました。自分もこれから重りを付けてやろうかな・・・
保健婦さんの檜谷さんの話はわかりやすかったです。でもその話で前は福祉関係の仕事(OT/PT/保健婦/看護婦/ケアマネ/医者)がどういう違いがあるのかわからなかったんですが、これらの仕事は同じようだけど、それぞれ役割があって、専門的知識があるわけで、その知識を活かして、お年寄りや障害者のサポートをしているんだとわかりました。こういう人を助ける仕事は人と接しているから、その相手だけでなく、自分自身の助けというかサポートにもなるんじゃないかなぁと感じました。(相手にも自分にもプラスになることという方がいいかもしれません)これから難しくなると思いますが、自分なりに頑張っていきたいです。最初の講義でこんなにいろいろな学びが出来てうれしかったです。
M.Y 高齢者の方や体の不自由な方々の身に付いて、改めて考えさせられた。普段はきちんと考えない事なので、とても勉強になった。そして講師の方々の話を聞いて、思ったのは介護といってもいろいろな職種があり、一人の人を介護するのにもいろいろな人達が関わっているんだなぁと思いました。もっといろいろな人の話を聞いてみたいと思いました。
今日のゲームや話し合いはとても面白く興味深かったです。みんなで一緒にやると言うことが楽しいということがわかりました。意見の交換は普段話せない人と話せて、とても楽しかったです。次回もこのように面白い興味深い内容になることを楽しみにしています。
K.T 今日一番印象に残っていることは、講師の人が楽しそうに自分の仕事に自信を持って仕事しているんだろうということだった。そうしないとあんな風には語れないだろう。講師の方の仕事も、まだ少しだけど興味がわいてきた今日この頃でした。自信を持てる仕事につきたい。今日は車椅子の怖さを知った。もしも僕らが遊び半分で車椅子を押していたら乗っている人はどれだけ怖いか・・・ただでさえ乗っていることがツライのにオレだったら、二度と乗るか!って思ってしまう。
A.T ゲームやストレッチ体操、バレー、疑似体験ができて楽しかった。初めて車椅子に乗ることができて、良い体験になった。保健婦さんや作業療法士の方の話を聞いていて、人と人とをつなげる仕事なんだなと思った。もっと色々な体験がしたいと思った。
H.Y 今日は、自分の未来のことも考えました。自分が歳をとって、体が不自由になったらこんな風になるんだなぁと思い、少し不安になったり・・・その時どうすればいいのか、これから少し勉強してみたいと思ってます。
S.R 車椅子でKさんを驚かせるのが楽しかった。だけどもう書くのも疲れたのでコレで終わりにします。さようなら。本当は疲れたんじゃなくて苦手なんでね。
I.H 今日初めて、作業療法士という仕事を知った。作業療法士と理学療法士の2つがあって、ともにリハビリの事だが、1つ1つ内容が違ってくる。作業療法士は陶芸や革細工など手芸や工作をやるが理学療法士は治療、体操や運動でリハビリをやる。ご老人との関わりを持った仕事だそうだ。今日体験した事は風船バレーと筋力トレーニング、ちょっとしたゲームをやった。実際筋トレをやってみて、結構大変で良くできるなと関心というかそんな感じにさせられた。おもしろさを取り入れたゲームをやって、みんなが楽しめてそれがリハビリにつながっていくのかなと思った。あとは介護について実際ご老人の身になって分かったことは今、自分は普通に何事もなくいれるけど、体験するとすごく不自由で大変さがわかる。こういう体験は普段じゃできなくて、もっと中学校や高校では体験させるべきなのではないかなと思った。それは最近自分も含めて、若い人はご老人を大切にしてないんじゃないのかなと疑問がわいてきて、そういうことを思っていました。
I.A 今まで考えていたお年寄りのイメージと違って手や足が動かしにくかったり、目が見えにくかったりしたけど、お年寄りでもトレーニングなどしていると知って、とても勉強になった。学校に行かなくなってからあまり勉強してなかったから、学校では学べないことが学べて良かった。
U.A 講座という形で大勢の人と勉強することはとても久しぶりで、正直、最初はとても緊張していたのです。でもコスモの知り合いの人が話しかけてくれたり、最初の講義からとても和やかかつにぎやかな雰囲気で知らず知らずのうちに笑っていました。よかった。堀川さんの講義も桧谷さんの講義も話を聴いて、みんなで考えて体験して、そのまとめをまた発表する・・・という流れの中に要所要所実感のこもった分かりやすい話があって、講義が終わったときには、自分の感じたことやテーマがすとんと身体に心に収まっていました
「レクレーションの視点と実際」とか「介護概論」なんて言葉もほんの数回しか講義の中で出てない気がしますが大事なことは体験と一緒にしみついて、絶対忘れないと思えてスゴイ。非常に質の高い講師の方、講義内容だったと思います。「最後まで行きたい」と次回からも期待できました。今回の体験で感じた、早く歩けなかったり、音の遠いイライラや車椅子で狭い歩道に出たときの恐さはずっと忘れられないと思います。自分が健康な時でも、ちょっと気をつけて街を歩く、そういう目で街を評価する。そんなことが必要なのでしょう「健康」なのは、いま現在たまたま運がいいだけなのですが・・・
T.Y 風船バレーや疑似体験など机に向かって、ひたすらノートを書くことだけじゃなかったのでよかった。すごく疲れた、一回の講義の情報量が多くてちょっと戸惑った。
I.T 筋肉トレーニングや風船バレー、疑似体験で老人の苦労さがわかった。それと堀川さんの講義の途中で眠ってしまって、ちょっとしか聞けなかったのが残念でした。だけど堀川さんがOTという仕事に情熱を注いでいるということはすごく分かった。あと桧谷さんの言葉で一番心に残ったのは人と人とで助け合ってみんな元気でいいなぁと言ったのが残っています。なぜなら、お年寄りや足とかが不自由な人に手を出してあげることが、その人と人で助け合ってみんな元気でいたからいいなぁという言葉に入っているからです。
I.K やっぱり最初は緊張しました。6時間もイスに座ってられるか眠くならないか、話せるか、でも意外とコスモメンバーがいて、意外とビックラ扱きました。それに、話だけでなくゲームをやったり、疑似体験をやったりで楽しかった。でも次からだと、話だけのときもあるというかどちらかというと、話だけの方が多いから、がんばろうと思う。あと遅刻もしないようにがんばりたい。いろんな人とも仲良くなれればいいなぁ。眠たくならないようにもがんばる。ノートを取るのも。でもまぁ疲れすぎずにゆったりと最後まで続けられたらそれが1番いいのです。今後もファイトー。
N.A 初めてのヘルパー講座は大変だった気がします。私はヘルパー3級なんて取らなくてもいいという気持でした。でも一緒にする人達は一生懸命な人がほとんどでした。私はこんな人たちの中で勉強するのかと思うと気が重くなってしまいました。第一回目が終わって、家に帰るとグターとして「もういや、行かない!」と言っていました。別に取りたい訳じゃないんだから行かなくたっていいとこの一週間ヘルパー講座のことなんか考えませんでした。今日もここに来るまでずっと行きたくない、行きたくないと言ってました。でも結局ヘルパー講座に出ていました。
K.T 僕はS君と組んでやることが多かった。S君が眠ってしまうことが多かった。それはS君サイドの問題もあるが、根本的な問題は講師の話がS君には難しく、つまらないことだと思う。これからそれをどうするのか。どうするのだろう?
M.K リハビリテーションやレクレーションはお年寄りの心理面がかなり考慮されていることが分かった。ゼロからプラスの、又はプラスからよりプラスヘの機能の高め方はやる気も起きるが、一度マイナスになってしまったものをよりゼロに近づけるようなトレーニングというのは、なかなかやる気も起きないのではないかと思った。だから「楽しみながら」「仲間と」という意識が非常に重要なのだと思う。作業療法士や保健婦さん、その他介護の仕事に関わる人たちは専門的な知識はもちろんだが、お年寄りや様々な困難を抱えた人たちの心に寄り添える力が一番必要なのではないかと思った。自分の身体は思うように動かなくても、周りに自分を理解し、支えようとしてくれる存在を感じられるからこそ、がんばろうと思えるのではないだろうか。自分がもし、介護される立場になったとしたら、やはり自分に愛情を持ってくれる人でなければ受け入れられないように思う。そうでなければプライドがズタズタになってしまうのではないかと思った。「心理面のケア」は常に忘れてはならないと心に刻みます。
A.Y 高齢者や障害者が自立して生きていくために、沢山の職種の方が連携して、その人の自立をサポートしていることを初めて知った。介護が必要になったとき、利用するのがサポートではなく、ひとり一人がその人らしく自立して生きていく社会をサポートしていくことの一担い手として、ヘルパーという仕事があるのだと思う。祖母がこの一年で外に出なくなったり、和式トイレにしゃがめなくなった。廊下を歩くのも、壁に手をかけノソノソと歩く姿を目にするようになった。今までは何一つ声もかけることもできなかった。外出することがなくなって、化粧することもなくなった。同年代の人が集う場にも参加していない。家族と暮らしていても、昼間はひとりぼっちになってしまう。単身世帯の老人と同じようにデイサービスなどに通うことが必要な気もするが、本人にはその意欲がない。何らかの障害は社会的不利になることもあるが、残された能力・機能すら使わないままにしておけば、ますますその人にとってのできることを奪ってしまう。サポートしていく側ができる、できないことの判断をしていくことが、何でもやってあげてしまう状況をつくらず、本人が自分でやる力を維持することになるのだろう。自立して生きていくためのサポートとして保健婦や作業療法士という人と関わりながら仕事するからこその大変さとおもしろさを感じ取れた気がする。保健婦や作業療法士も自分たちの世代では直接お目にかかることがない世代なのかもしれない。
S.S 高齢者福祉というものに、何処かで自分は関係がないと考えてしまっていたと、今考えてみると思う。というより、高齢者に対する「福祉」とはいったい何をすることなのか老後を幸せに生きるための援助とは何をすればいいのか、そこを想像できなかったといった方がいいのかもしれない。今日の講師の方々の話を聞いて感じたことは、堀川さんも桧谷さんも老人の人権人格を尊重する対等な他者として接するということは当然のことをしているということ。そしてその尊重は高齢者に対して私たちがイメージしてしまいがちな「老いていく」というのではなく、まだまだ発達していく可能性を見いだしながら援助しているというところに強く感じた。
H.Y 風船バレーや体を鍛える体操にはただ楽しむだけじゃなく、楽しみながら競争心を出したりとか、体を丈夫にしたりという意味があることに納得した。老人の疑似体験で私が一番恐く感じたのは「耳が聞こえにくいこと」だった。あと腕や足も重く、だるい感じがした。こういう風になると、外出する意欲がなくなる。道路を車いすで歩くことが出来たので、いい経験になった。
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