40, 外は厳寒の世界
佳木斯大学 901 大高キク枝
十月中旬から、外はずっと氷点下の世界が続いていますが、室内はいつも暖房が入り快適です。放課後も、学生達が豊富に出回っている果物や、名物糖胡芦(果実類)等を持って、よく部屋にやって来ます。
外は冬山の頂上と同じで、10分も歩けばもう耳はちぎれそうだし、手袋をした手も感覚がなくなる程です。それでも、人はその場その場で、楽しみを見出すもので、この時、大学の外で食べた昼食(ハルピン周辺料理で、大型トレーに鯉の丸揚げが入り、周りに白菜、春雨、豆腐などを田舎料理風に置く、熱々のもの)は格別でした。
41, 3DKに2人で住む
福建師範大学福清分校 907 望月景子
木本紀子先生(908)と一緒に3DKに住んでいますが、私の部屋だけにベランダ(物干し)がある、など何かと不便です。以前からもう1軒をとお願いしていましたが、現在、中国人の若い先生の宿舎(1K)の1つを整備してもらっています。済み次第転居の予定です。
42, 五部屋で備品は新品
燕山大学 894 高橋淑子
宿舎は2002年に建てられ、家具及び電気製品一式が新品で与えられ、快適な生活である。南向きの3階の部屋で、台所と寝室・書斎・客間・食堂の5部屋あり、冷暖房完備なので有難い。前のホテルのレストランも利用できるが、自炊をしている。里仁学院へは徒歩20分。中国語のできる日本人教師がいるので生活に不便は感じない。土・日は学生が「寿司の作り方を教えて。」と訪れる等楽しい。国際合処の職員もとても親切である。
43, 外事処は都会的合理主義で処理
北方工業大学 915 西野典技
北京の西郊外、市内から地下鉄、バスで約1時間余、新マンション群が立ち並ぶ地区にある。近くにはスーパー、市場、病院等あり、生活には不便はない。住居は招待所の一室。比較的きれいである。キッチンなし。バスタブなし。但し、全て電気器具の自炊道具はある。お湯も常時出るが、バスタブなし。服務員は大変親切。外事処も親切であるが要求したこと以外はしない。都会的合理主義で処理されている。
44, 何も心配はいらない
遼寧師範大学 918 佐々木正子
教室まで歩いて10分位のところに住居があり、バス、トイレ付2Kです。給湯時間は決まっているが、時間内はたっぷり使える。
食事は、すぐ前に食堂があるし、近くに学生食堂もたくさんあって、安くて便利であるが、私は油っこい料理に飽きてしまい自炊をしている。市場、スーパーへ行けば何でもそろうし、果物は実に豊富で安い。言葉もわからないが、何とかなる。
暖房はスチームが利いていて、部屋は暖かく快適である。赴任前は、いろいろ心配だったが、何も心配はいらない。
45, 住環境は満足
焦作工学院 846 柴野たまの
専家楼は市の中心部にある旧校区内にあり、歩いて5分以内にデパート、スーパーなど各種店舗が並び、日常生活は不自由ない。
日本語学習の1・2年生は郊外の新校区にいるため、大学のバスで通勤。本数は少ないが、授業時間にあわせての発着であるため不便は感じない。
住まいは広く、快適。停電や断水は少なくなったが、電球は相変わらずよくきれる。風呂の湯はたびたび濁っている。それも風呂のない所と比べると天国。
全般に快適な住環境と思っている。
46, 風呂が無いのが少しつらい
曲阜師範大学 951 竹田典正
特に問題はない。学内にスーパーもあり、日常生活には何らの支障もない。但し、パソコンのプリンターのインク等は省都の済南まで行かなければ手に入らず、日本から取り寄せた方が早いくらいであった。
また、浴室はシャワーのみであり、風呂好きの日本人にとっては少しつらい。
47, 唯一残念、バスタブ無し
佳木斯大学 853 内海満男
昨年12月末に引っ越した専家楼は、まるでホテル並の立派さ。部屋は広く、トイレ、風呂、台所も完備。唯一残念なのが、浴槽がないことです。シャワーしかないことに、もう慣れましたが、やっぱり毎月お湯につかりたい!11月から4月末まで半年間が冬。零下20℃前後の外気温でも、室内は常に23℃前後。”暖気”(スチーム)が完備していて、基本的に生活上は快適です。外事処や専家楼の職員も親切。食事は自炊も可能。専家楼食堂で毎日食べることも出来ます。
留学生(日本3、韓国6、ロシア45)と同じ建物に住んでいますが、来年には新専家楼が完成し、そちらに引っ越すことになりそうです。
48, 快適この上なし
遼寧師範大学 805 安藤桂子
問題なしです。買い物等、大連にないものはありません。日本食材も豊富です。12月に改装された隣の専家楼に引っ越しました。陽当たり見晴らし共に良好、冷暖房完備、警備厳重、台所は床暖房でシステムキッチン、全自動洗濯機も組み込まれています。洗面所もしゃれたシャワー室が設置されており、もちろん床暖房。快適この上なしです。週1回のシーツ、タオルの交換もしてもらえます。外事処、専家楼の職員がとても親切です。
49, 周辺は田畑
延辺大学農学院 870 中條明子
農学院なので、周辺には田畑が多い。
龍井市の中心街まで2、3キロくらいあるが、バスが学校脇から5分おきに出ているので、街に出るのに不自由はない。校内には簡単な医療機関があり軽い病気は治療が可能である。食事は、校内の食堂でとることができるし、周辺にもたくさんの食堂がある。雑貨店、八百屋、米屋なども近くにあり、自炊も可能である。今年は小さなスーパーもできた。
空港がある延吉市までは25キロくらいで、龍井駅から汽車もあるが、バスの便がいい。延吉市には延辺大学の本部があるし、主要な施設が揃っている。
50, 発展! 日毎に便利に
遼寧大学 952 岡田重美
瀋陽も発展急であり、今夏は幹線道路が整備され、電線も地下化されるなど、街のイメージは一新されたようである。また、大型スーパーの相次ぐ開店、清潔でサービス精神旺盛な飲食店の増加により、生活の便利と快適さは日毎に増している。ただ、2003〜4年、に外国語学院は郊外の新キャンパスに移転することになっており、通勤の難が予想される。専家楼は現キャンパスに新築予定で、設備は充実する模様。冬の寒さ(−20℃)は適応範囲内。
51, 環境は徐々に改善
韶関学院 917 宮本みほ
生活環境は徐々に改善されてきました。10月の中旬に少し広い部屋に移って、生活しやすくなりました。2部屋にトイレ、シャワー付、冷蔵庫、テレビ、電子レンジまで配給されました。12月に入り、トイレもやっと水洗になりました。こちらに着いたときは、駅から大学まで舗装されていない道を激しくゆられながら40分ぐらいかけて行きましたが、今では舗装もすすみ、町まで20分ぐらいで着きます。大学内に小さなスーパーがあるので、日常の生活用品はそこで買えます。大学は山の麓にあり、回りにはわずかに農家が点在しているだけですので、町から帰るのが遅くなるとバスがありません。タクシーは10〜15元多く払わないと乗車拒否されます。
52, 日常生活で特に困ることはない
西南師範大学 941 小池真理
当大学は、重慶市の中心から約50キロ離れた緑豊かな場所にある。真夏は「中国三大ストーブの一つ」を実感することになりそうだが、逆に冬の寒さはそれほどでもない。
専家楼は客間兼書斎、バス、トイレ、キッチン、寝室に加え、収納も十分で、先日パソコンも設置してもらった。15分ほど歩けば街のスーパーや市場などがあり、日常生活で特に困ることはない。学内外の食堂も近くにあるので、自炊でなくても十分生活できる。
53, たまには銭湯へ
東北電力学院 897 鈴木 昂
大学構内にある招待所は、静かで落ち着いた環境にあり、申し分ありません。前任者のご好意により、道具類から調味料に至るまで引継で使わせていただき、着任初日から快適でした。招待所には私の他に4家族5人(全て米語圏)。皆親切です。大学前に朝市が立ち、ふだんの生活で困ることはありませんが、週1回、市の中心部まで車を出してもくれます。外事処に日本語の出来る新人が赴任し、細やかな配慮をしてくれます。
浴室にバスタブ(給湯は朝夕2回)もありますが、たまには、構内の銭湯へ出かけます。台所の狭いこと、流しの小さいことが難ですが、我慢はできます。TVは日本の放送が入りません。中国語が話せませんので、買い物は、学生につきあってもらっています。
54, 外事処は根気よくつきあってくれる
青島濱海学院 830 長 実
四季の変化があってそれぞれの季節の美しさが楽しめるところ。冬が乾燥が激しく体感的に私の住む大阪よりは厳しく感ぜられます。
外事所の係りの人は言葉の不自由な私にも根気よく付き合って頼みをよく聞いてくれます。外国人教師はわれわれ日本人、オーストラリア人、韓国人がいますが、中国人教師とは待遇がかなり違います。電気機器類、什器類、家具類など大体外事局の協定書にあるものは完備しています。それらの質という面では日本のものに比べておとりますが、今の中国の段階としては仕方がないのだろうと思っています。
青島市中心部ではNHKの衛星放送が視聴できるのに、当学院の地域でそれができないのが残念です。
55, 内装も新しく、家具も新しい
天津理工学院 902 町田幸子
学院は街外れの閑静な住宅地の中にある。部屋は、内装が新しく施され、玄関、居間、寝室、キッチン、バス・トイレ、それぞれ適当な広さがある。家具も新しいものが揃っていて、住むのに快適である。学院の内外に、各種食堂、レストランがあるので、外食も便利。付近の自由市場、商店、スーパーで、生鮮食料品から、ほとんどの日用品まで買うことができる。バスで30分行った中心街のデパートには、何でもある。
56, 楽しい中国生活が送れる
南開大学 953 内木ユリヤ
大学が町中にあるという好条件もあると思いますが、生活面での不自由はほとんどありません。大学の門を出なくても、日常生活には困りませんし、少し外を案内してもらうと、かなり楽しい中国生活が送れると思います。
57, 北京まで日帰りできる
燕山大学 937 田中 稔
外国人教師の宿舎から歩いて5分も行くと、スーパーの他に小さな商店が数十軒並び、露天の市場もあります。また、バスで15分行くとデパートなどある街の中心に着き、日常生活には便利なところです。
もちろん、日本の食品など買えない物はありますが、北京までバスか列車で3時間半足らずなので、日帰りで行くことも可能です。
58, 味噌、醤油を除き、何でもある
河南大学 900 山田節子
専家楼には自炊設備がありませんので、食事は外食になりますが、学生食堂や街に食堂がたくさんあり安くておいしく食べられます。物価が安く、街の人もとても親切でフレンドリーです。外事処にはキッチンがあり、自分用にガスボンベを購入すれば専用で使用できます。アメリカ人教師が時々使っています。味噌、醤油はありませんが、生活用品、食料、衣類、雑貨等何でもあります。外事処の人達もとてもよくしてくれます。自室には電気製品はそろっていますし、特に湯沸し器は重宝しています。
59, 赴任当初、多くのトラブルが発生
上海鴻文国際商業高級中学校 538 岡田了
学校が専家局招聘の日本人教師を招くのが初めてということがあり、また日本人係の中国人(日本語教師の一人)の素質と日本語能力に問題があるため、また私の中国語能力がゼロに等しいため、赴任当初、数多くのトラブルが生じた。学校のシステムとスケジュールが分かってくるとともに、問題は次第に解決されようになってきた。
住居(集合住宅の1階)が劣悪(冬期ほとんど日照がない)で、只今、転居を要請している。
近くにスーパー、市場があり、バスで10分ほどのところにフランス系大スーパー「カルフール」があり、生活に必要な物資(味噌とソースがないが、都心部に出れば、日系デパートにある。)はほぼすべて調達できる。
上海中央部までバスで1時間強。まもなく地下鉄が開通して、20分に短縮されるという。
60, 外国人用に特別な食事
河南師範大学 942 倉田容子
学内および周辺の店でほとんどの生活用品が揃う。食・住ともに、特に不便は感じない。インターネットも、学内LANに接続すれば部屋から無料で利用できる(ただし、調子の悪い日もある)。スチームが入るまで辛いときいていた寒さも、電気ストーブが支給されてしのぐことができた。できれば自炊設備がほしいが、外国人用に特別に作られる食事は口に合うし、外事処のスタッフがどんなことでもきめ細やかに対応してくれるので、不自由のない生活をしている。
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