オ. 休日から事故発生までの勤務日数及び乗務距離
有責事故発生者の最近の休日から事故発生までの勤務日数及び乗務距離は、〔図−15〕及〔図−16〕のとおりです。休日の翌日に全体の32.4%、乗務開始後100kmまでが最も多く、また、比較的休日明けの乗務開始時に事故が多いことを示しています。
〔図−15〕休日から事故発生までの勤務日数
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〔図−16〕休日から事故発生までの乗務距離
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ア. 道路幅員
事故発生地点の道路幅員についてみると〔図−17〕のように、狭い道路よりもある程度幅員のある道路での事故発生が多く、5.1〜9.0mの道路での事故で52.6%となっています。
〔図−17〕道路幅員における事故発生状況
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イ. 道路勾配
事故発生地点の道路勾配についてみると〔図−18〕のように、「平坦」が全体の73.2%を占め、次いで「下り」の13.7%、「上り」の10.9%の順になっています。
〔図−18〕道路の勾配等における事故発生状況
ウ. 道路の形態
道路の形態についてみると〔図−19〕のように、直線道路が最も多く全体の48.3%を占めており、次いで交差点付近が28.3%となっています。
〔図−19〕直、曲線等別事故発生状況
エ. 路面の状態
路面の状態についてみると〔図−20〕のように、乾燥路面が最も多く全体の76.8%を占めており、次いで湿潤が18.6%となっています。
〔図−20〕路面の状態別事故発生状況
危険認知速度別では〔図−21〕に示すように、全体では31〜60km/hで多く発生しています。また、業態別では、ハイタクは1〜10km/hに多く発生し、バスは1〜10km/h及び31〜40km/hで多く発生しています。トラックについては、41〜60km/hで多く発生しています。
〔図−21〕危険認知速度別事故発生状況
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