(3)バス交通活性化に係わる補助制度の推移
(1)都市新バスシステムの整備状況及び内容
(単位:千円) |
年度 |
事業主体 |
実施者 |
運行開始日 |
運行区間 |
施設 |
運行系統 |
総工費 |
補助金 |
61 |
(社)福岡県バス協会 |
西日本鉄道(株) |
昭和61年11月1日 |
天神〜和白
(12.2km) |
車両:システム装備車197両 バス停:シェルターの設置、電照式 |
天神〜志賀島線
天神〜赤間線
外7路線 |
406,490 |
108,697 |
4 |
同上 |
同上 |
平成4年9月25日 |
砂津〜黒崎 (12.8km) |
車両:システム装備車184両(超低床都市型車54両を含む) |
折尾〜砂津線 黒崎〜浅野線 外5路線 |
267,836 |
53,567 |
6 |
同上 |
同上及び昭和自動車(株) |
平成6年11月1日 |
天神〜福重 (8.9km) |
車両:システム装備車347両 |
福重〜博多駅線 野方〜博多駅線 外18路線 |
307,626 |
59,733 |
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バス専用レーンの設置と併せて行う以下の施設等の整備に対し1/5の補助を行う。
(a)これまでのイメージを一新した都市型車両(低床、広ドア、大型窓、エアサスペンション採用、冷暖房完備)の整備
(b)わかりやすく利用しやすいバス停とするため
・シェルター(風防側壁と屋根のある待合所の整備)
・電照式バス停標識の整備
(c)バス路線総合管理システム(コンピューター制御により全車両の運行状況を中央でリアルタイムで把握し、各車両の運行調整を図るとともに、各停留所においてバスの接近を表示する)の整備
年度 |
事業者 |
対象地域(路線) |
供用開始年月 |
機器の設置内容 |
表示方式 |
総事業費
(千円) |
補助額
(千円) |
備考 |
都市名 |
区間 |
キロ程
(km) |
中央制御装置数 |
表示器数 |
地上受信機数 |
車上送信機数 |
54 |
西日本鉄道(株) |
福岡市 |
天神〜別府4丁目 |
4.6 |
55.4 |
1 |
10 |
19 |
249 |
磁気反転素子ランプ点滅 |
82,000 |
27,333 |
|
8 |
(社)福岡県バス協会 |
福岡市 |
野方〜姪浜
愛宕浜〜天神 |
6.0
12.0 |
9.3 |
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25 |
13 |
151 |
磁気反転素子チャイム案内音声案内 |
160,000 |
32,000 |
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名称 |
内容 |
必要台数 |
(1)車上送信機 |
微弱電波を発して路上にある受信機に識別信号を送信する装置をバス車両に取付ける。 |
各バス車両に1台(取はずし可能) |
(2)地上受信機 |
バス車両が通過するときに微弱電波を受信し、公社回線を通じて識別信号を中央制御装置に伝達する装置。 |
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(3)中央制御装置 |
地上受信機から送られてくる信号を識別して当該表示器に伝達する装置。 |
各システムに1台 |
(4)表示器 |
バスが確定地点を通過した信号を受信し、利用者にバスの到着の近いことを表示する装置。 |
各停留所に1台 |
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(3)PTPS(公共車両優先システム)の整備状況及び概要
(拡大画面:30KB) |
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整備内容
本システムは、バス路線沿いに配置した光学式車両感知器と、バスに搭載した車載装置との間で近赤外線を用い双方向に情報通信を行い、このバスとの情報通信を用いて交通管制センターが下記のような制御を行う。
・バス優先ミクロ制御(バス優先地点感応制御)
バスの接近に合わせ、バスが信号待ちをしないようバスIDを光ビーコンで検知して、「青信号延長」または「赤信号短縮」制御を行う。
・バス優先ミクロ制御(バス優先系統感応制御)
信号機の系統区間において、バスが複数の交差点群を通過するとき信号待ちの軽減と運行所要時間の短縮を図るため、バス推奨速度に合致した信号系統制御を行う。
事業主体 |
実施主体 |
運転開始日 |
設置場所 |
施設 |
区域 |
総工費 |
補助金 |
(社)福岡県バス協会 |
同左 |
平成5年4月1日(4年度補助) |
JR博多駅前 |
バス総合案内板
ディスプレイ画面
電話(バス案内センターと直通)
駅周辺の全系統、福岡市と周辺の路線、観光地(施設)公共施設を利用者の操作により画面表示し、その内容をプリントアウト |
福岡市とその周辺 |
45,070
(千円) |
8,400
(千円) |
(株)福岡県バス協会 |
同左 |
平成10年12月14日(10年度補助) |
JR小倉駅ビル3階 |
バス総合案内板
バス・モノレール公共施設・観光案内等の利用情報の表示とプリントアウト |
北九州市及び周辺 |
34,650
(千円) |
6,600
(千円) |
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(5)バス乗継ターミナル整備費補助金交付実績及び概要
事業社名 |
ターミナルの名称及び位置 |
補助年度 |
総事業費
(万円) |
補助額
(万円) |
ターミナルの規模等 |
工事着工
年月日 |
完成年月日
(供用開始) |
構造 |
面積 (m2) |
バース数 |
乗継形態 |
福岡市 |
藤崎バス乗継ターミナル
福岡市早良区百道二丁目807の100 |
56 |
190,000 |
90,000 |
鉄骨鉄筋造4階建の1階部 |
4,381.16 |
8 |
バス⇔バスレール |
昭和55.3.10 |
56.10
(56.10.24) |
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バス乗継ターミナルの整備を助成することにより、バス路線の再編成を促進し、もって、大都市における効率的な交通体系を確立する。
年度 |
事業主体 |
ターミナル
の名称 |
整備内容 |
総工費
(千円) |
補助金
(千円) |
完成年月日
(供用年月日) |
6 |
(株)熊本交通センター |
同左 |
ターミナルの4つのホームを赤・青・黄色に色分けし、乗り場案内板・乗り場誘導・各乗り場等にも行く先別方面別区分を入れてわかりやすく統一した表示システムを導入し、利用者の利便性を図る。 |
199,948 |
39,989.6 |
平成6年6月15日 |
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(7)新運賃収受システム(含むカードシステム)補助金交付実績
事業者名 |
補助事業名 |
総事業費
(千円) |
補助額
(千円) |
対象車両 |
補助年度
(完了年月日) |
(社)熊本県バス協会 |
共通バスプリペードカードシステム導入事業
・プリペードカードによる運賃収受
・熊本都市圏域バス事業者共通
・軌道と共通(乗継可)
・乗降客データ収集機能
・運行データ |
199,547 |
39,908 |
262両 |
平成9年度
(平成10年3月26日) |
139,560 |
27,912 |
186両 |
平成10年度
(平成11年3月26日) |
155,001 |
31,000 |
238両 |
平成11年度
(平成12年3月24日) |
(社)大分県バス協会 |
共通バスプリペードカードシステム導入事業
・プリペードカードによる運賃収受
・大分市
・別府市圏域バス事業者共通
・乗降客データ収集機能
・運行データ |
50,672.95 |
10,134 |
51両 |
平成11年度
(平成12年2月29日) |
126,130.5 |
25,224 |
168両 |
平成12年度
(平成13年1月31日) |
(社)長崎県バス協会 |
・非接触IC共通バスカードシステム |
248,563 |
62,140 |
353両 |
平成13年度 |
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事業者名 |
補助事業の内容 |
総事業費
(千円) |
補助金
(千円) |
完成年月日 |
熊本地区
共同輸送(株) |
交通混雑の緩和と事故防止、排気ガスによる環境公害防止等、公共の福祉の実現に寄与し、併せて都心物流の効率化を図る目的で、集配事業を担う共同事業 |
12,446.38 |
3,111,595 |
平成11年11月9日 (11年度補助) |
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