モデレーター
第2部:人口問題とは何か−医学、社会構造、生命倫理の視点から−人類社会の未来
黒田 俊夫<くろだ・としお>
1909年兵庫県生まれ
経済学博士、国連人口賞受賞者
<現職> |
JOICFP(家族計画国際協力財団)理事長、日本大学総合科学研究所客員研究員、財団法人アジア人口・開発協会(APDA)理事 |
<学歴> |
日本大学商経学部卒、東京商科大学研究科終了、プリンストン大学入口研究所留学、フランス国立人口研究所留学、中国吉林大学名誉教授、韓国東亜大学校名誉経済学博士 |
<職歴> |
厚生省人口問題研究所、日本大学教授、同人口研究所所長 |
<主な著書> |
「人口問題の知識」(共著)日本経済新聞社、「日本人の寿命」日本経済新聞社、「高齢化社会を生きる」東洋経済新報社、「日本人口の転換構造」古今書院 |
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第2部
広瀬:
第2部、「人口問題と何か−医学、社会構造、生命倫理の視点から−人類社会の未来」、第2部を始めます。第2部のモデレーターの黒田俊夫先生をご紹介申し上げます。黒田先生は大変ご高名で皆さんよくご存じのことと思いますが、1909年兵庫県生まれで、現在92歳。高齢化社会の模範的な方です。
あまりのお元気さに、亡くなられた福田元総理は、「あ、お化けがやってきた」とおっしゃっていました。大変矍鑠とされて現在でも頻繁に海外へ学会などでもお出かけになっております。我々には、言語に絶するお方です。また長年の人口学の分野における功績を評価されて国連の人口問題に関する最高の賞である国連人口賞を受賞されております。人口問題では、まさに、日本を代表する、世界的な権威です。黒田先生にモデレーターをお願いいたします。先生よろしくお願いいたします。
それでは、第2部の一番手といたしまして、茨城産業保健推進センター所長、村上正孝先生に医学公衆衛生の立場からご講演をお願いいたします。先生は筑波大学の社会医学系の教授も務められました。よろしくお願いをいたします。
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