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ISO/TC 8/SC 8
国際標準化機構／船舶及び海洋技術専門委員会／構造分科委員会
第1回 釜山会議出席報告
財団法人 日本船舶標準協会
まえがき
ISO／TC 8／SC 8の第1回会議が、2002年10月21日（月）に、韓国の釜山市において開催されたので、審議結果等について報告する
なお、今回のSC 8会議は、ドイツから韓国へ議長及び幹事が引き継がれて初めて開催された会議であった。また、トルコが会議に参加していたことが特徴的であった。
1 開催日程
SC 8会議は次の日程により開催した。
| 10月21日（月） |
| SC 8（09：00−12：00） |
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2 開催場所
The Westin Chosun Beach Hotel会議室
737 Woo 1-dong, Haeundae-gu, Busan 612-822
Republic of Korea
3 開会
SC 8議長のProf. Jae Wook Leekから、開会に先立ち新議長就任の挨拶及び開会の宣言があり、続いてTC 8議長 Capt. Piersall、ISO中央事務局 Mr. Ablamの挨拶並びに出席者の自己紹介の後、審議に入った。
| 氏名 |
国名 |
所属等 |
| Jae Wook Lee |
SC 8 Chairman (Korea) |
INHA Univ. |
| Byeong Cheol Choi |
Secretary of SC 8 (Korea) |
The Korea shipbuilders' Association |
| Tetsuji Tokishige |
Japan |
Class NK |
| Shoichi Arikawa |
Japan |
JMSA |
| Kano Kazuyuki |
Japan |
JMSA |
| Yoshihito Tominaga |
Japan |
JMSA |
| Francois Ablam |
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ISO/CS |
| Charles H. Piersall |
USA |
ISO/TC8 Chairman |
| Young Kee Chon |
Korea |
Korean Register of Shiping |
| Jeom Kee Paik |
Korea |
Pusan National University |
| Shin, Byung Chun |
Korea |
Korea institute of Machinery & Materials |
| Jai Oh Sun |
Korea |
Germanischer Loyd |
| Bulent Dogan |
Turkey |
Envanter Kontrol Merkezi K. ligi |
| Mustafa Saygili |
Turkey |
Golcuk Naval Shipyard |
| Mami Crocket |
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Interpreter for JMSA |
| Victor Carrel |
UK |
Maritime Progress Ltd |
| Howard L. Hime |
USA |
US Coast Guard |
5 議題の承認
議題案について審議し、SC 8 N34 Rev. 1（ 添付資料1参照）のとおり審議することを承認した。
6 決議起草委員会委員の設立
Mr. Choi (韓国)、Mr. Hime（USA）及び Mr. Carrel（UK）の3名を今回の決議起草委員会委員に選出した。
7 SC 8事務局からの報告
SC 8幹事のMr. Choiから、Report of ISO/TC 8/SC 8 （ 添付資料3参照）及びTarget dates on work items under consideration（SC 8 N40 : 添付資料9参照）に基づき、SC8で審議中のアイテム主な作業進捗状況並びにターゲットデートについて報告があり、了承した。 続いて、新規標準化提案項目（NWIP）の提案が認められている次の4アイテムについて意見交換が行われ関係者間において前向きに対応していくことが確認された。特にc）については、トルコが規格案の提案に関わる方向となり、了承した。
a）Hull stress monitoring systems
b）Strength assessment of ship's structures
c）Corrosion protection systems for seawater ballast tanks
d）Composite materials
SC 8幹事のMr. Choiから、次の見直し対象国際規格について"確認"とする旨の報告があった。
a）ISO 3797 Shipbuilding - Vertical steel ladders
b）ISO 5779 Shipbuilding - Ordinary rectangular windows−Positioning
c）ISO 5780 Shipbuilding - Ordinary side scuttles - Positioning
d）ISO 9519 Shipbuilding and marine structure - Rungs for dog-step ladders
9 SC8作業テーマの各国の投票状況について（SC 8 N41： 添付資料10参照）
SC 8幹事のMr. Choiから、現在作業中のテーマに関する各国の投票状況について報告があった（日本は、全て投票済み）。
SC 8幹事のMr. Choiから、2007年までのSC8担当規格の定期見直し対象規格について説明があった。2003年定期見直し予定のISO 1751及びISO 3903（角窓）については試験方法について見直し意見がデンマークから出ており、定期見直しに当たって意見が出る可能性である旨US代表のMr. Himeから報告があり、今後正式に取り扱われる予定であるとの発言が議長からあった。
11 今後の会議の予定
次回のSC8会議の開催については、予定なしとし、必要があれば調整の上、開催することとなった。
12 決議の採択
決議起草委員会委員作成の Draft resolutions が読み上げられ、修正意見を踏まえ、次の決議を採択した。（SC 8N 43： 添付資料12参照）
13 閉会
SC 8 議長のMr. Leeから、各国出席者対して謝意が述べられ閉会した。
以上
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