[資料]1
イギリスホスピス研修施設
〔研修期間〕2002.9.23〜12.20
〔研修場所〕
(1)Cotswalds Care Hospice(Stroud)コッツウオルズケアホスピス
入院施設を持たないデイケアホスピス。交通は不便だが美しいイギリスの田園風景の中にある。癌患者及びMSなどの慢性神経難病患者を対象に、一日15名までを受け入れている。基本的に一人週に一回くらい。代替療法や精神面でのケアが中心で薬剤は扱わない。ボランティアの採用時セッションに一日参加した。〔資料あり〕
またターミナル期を自宅で迎えたい患者・家族のためのホームケアサービスが、多くの登録ナースや、訓練を受けたボランティアによって24時間体制でされている。園芸療法としてのガーデニングに力を入れている。
(2)St.Peter's Hospice(Bristol)セントピーターズホスピス
イギリスでは中堅都市のブリストルで2ヶ所設立され、ほぼ市内全域をカバーしている。北に位置するブレントリーのホスピスは、4年前に環境・設備など全てに配慮されて新築された。特に庭は素晴らしい。
IPU(病棟)・デイホスピス・ホームケア(在宅ケア)・代替療法(音楽療法、アロマセラピー、アートセラピー、リフレクソロジーなど)・ソーシャルワーカーチーム(入院から在宅及び遺族ケアまで担当)などが全て充実している。
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