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平成14年度(2002年)研究報告

 事業名 医学医療に関する研究助成
 団体名 笹川保健財団  


IV 在宅ホスピスケア実践的教育モデルの研究
1. 在宅ホスピスケア実習プログラムの作成と実践
1−1 実習プログラムの作成
 在宅ホスピスケア実習教育モデルとして、医師や訪問看護師の訪問同行や遺族の体験談、ケースカンファレンス、ケアプラン作成を通し、チームケアや家族ケアの重要性も含め、在宅ホスピスケアへの理解を深めることに最大限の効果が得られるよう、以下の実習プログラムモデルを作成した。
 
・期間:月曜から金曜までの1週間
・場所:診療所または訪問看護ステーション、患者宅
 
表IV−1 在宅ホスピスケア実習プログラム 日程表
  内容 担当 出席者 備考
第一日目
13時〜14時 オリエンテーション 医師
訪問看護ST所長
事務担当
学生全員
医学部教員
看護大学教員
学生に資料を配布
あいさつ
実習の注意事項を説明・質疑応答
実習評価表への記入(学生)
患者情報の配布・閲覧
14時〜16時 訪問看護
同行
訪問看護師
3名
Group A
Group B
Group C
看護師は、患者へのケアプランの詳細までは説明せず、学生から質問があれば答える形の対応
16時〜17時 グループ
ディスカッション
    患者基礎情報として、看護記録1号用紙とケア記録、医師のカルテを閲覧可能にしておく
第二日目
9時〜9時半 カンファレンス 司会:
訪問看護ST所長
学生全員
医師
訪問看護STスタッフ
学生は通常行っているカンファレンスに参加。
9時半〜12時 訪問診療
同行
グループ学習
医師 Group B
Group C
学生は1〜2名ずつ医師の訪問に同行
大学教員 Group A  
12時 昼食・休憩
13時〜15時 訪問診療
同行
医師 学生全員 学生は1〜2名ずつ医師の訪問に同行
グループ学習 大学教員 Group B
Group C
 
第三日目
9時〜12時 講義1
講義2
講義3
講義4
医師
訪問看護師
訪問介護員
ボランティアコーディネーター
学生全員 在宅ホスピスケアのシステム・医師の役割
在宅ホスピスケアにおける訪問看護の役割
在宅ホスピスケアにおけるホームヘルパーの役割
在宅ホスピスケアにおけるボランティアの役割
12時 昼食・移動・休憩
13時〜17時 ロールプレイング 大学教員 学生全員 詳細別項
18時〜20時 合同ケースカンファレンス 司会:
訪問看護師
学生全員
医学部教員
看護大学教員
医師
訪問看護師
訪問介護員
牧師
ボランティアコーディネーター
・学生の発言の機会を作る
・同行訪問したケースを取り上げ、ヘルパー、牧師、ボランティアとの意見交換の機会を作り、チームケアのあり方の示唆が得られるように関わる
・ケースは、各グループのケアプラン作成対象の患者
第四日目
9時〜9時半 カンファレンス 司会:
訪問看護ST所長
学生全員
医師
訪問看護STスタッフ
 
9時半〜12時   準備・司会:
担当者
ご遺族1名
Group A
大学教員
ご遺族の話を通して在宅ホスピスケアにおけるデスエデュケーション、家族ケア、グリーフケアの重要性について学びが深まることを目指す
訪問診療 同行 医師 Group B
Group C
学生は1〜2名ずつ医師の訪問に同行
12時 昼食・休憩
13時〜15時 ご遺族の話 準備・司会:
担当者
 
ご遺族1名
Group B
Group C
大学教員
ご遺族の話を通して在宅ホスピスケアにおけるデスエデュケーション、家族ケア、グリーフケアの重要性について学びが深まることを目指す
訪問診療 同行 医師 Group A 学生は1〜2名ずつ医師の訪問に同行
15時〜17時 グループ学習
第五日目
9時30分〜12時 訪問看護
同行
訪問看護師
3名
Group A
Group B
Group C
看護師は、患者へのケアプランの詳細までは説明せず、学生から質問があれば答える形の対応
12時 昼食・休憩
13時〜15時 総括・ケアプランの発表 司会:
訪問看護師
学生全員
大学教員
参加可能な在宅ケアスタッフ
各グループによるケアプラン発表
15時〜16時 フォーカスグループミーティング ファシリテーター:大学教員 学生全員 今回の実習について討論(表1)
最後に実習評価表を記入
 
I. 実習全般について
1. 医学生・看護学生混合の各グループに一人担当患者を決め、一週間を通して同行訪問・ディスカッションを行い、在宅ケアプランを立てる。ケアプラン作成対象の患者には、各学生が医師の訪問同行1回、看護師の訪問同行2回とする。
2. 学生に提供する患者情報として、医師による診療録、訪問看護師による訪問看護記録I、訪問記録を実習中閲覧可能とする。
3. 参考図書や資料を閲覧可能としておく。
【参考資料】
総合的
1. 「在宅医療ハンドブック」 田城孝雄 編, 中外医学社, 2001.
2.「がんの在宅医療」 田城孝雄 編, 中外医学社,  2002.
3. 「はじめよう在宅医療21」 英 他, 医学書院, 2001.
4. 「在宅ホスピスケアを始める人のために」 川越 厚, 医学書院, 1996.
5. 「在宅ターミナルケアのすすめ」 川越博美, 日本看護協会, 2002.
6. 「君はどんな医者になりたいのか」 川越正平・他編, 医学書院, 2002.
7. 「家で死にたい」 川越 厚, 保健同人社, 1992.
 
症状疼痛コントロール
1. 「がんの痛み管理の第一歩」 並木昭義監修, 南江堂, 1997.
2. 「わかるできる がんの症状マネジメントII」 ターミナルケア編集委員会, 三輪書店, 2001.
3. 「がん疼痛治療ガイドライン」 がん疼痛治療ガイドライン作成委員会 編, 真興交易(株)出版部, 2000.
4. 「緩和ケア」 東原正明、近藤まゆみ, 医学書院, 2000.
 
死に関して
1. 「死とその周辺 死への総合的アプローチ」 岡堂哲雄 他, 広川書店, 1997.
2. 「死をみとる1週間」 林 章敏、池永昌之, 医学書院, 2002.
 
II. 学生の評価について
1. 学生の目標達成度を実習前後で比較する。
評価票記入は
(1)初日オリエンテーションの後
(2)最終日総括の後
 
2. 最終日の評価者学生・教員・指導側が行う。







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