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3. 方法
(1)対象
 以下の2条件のいずれかに該当する者もしくは機関を対象とした。
 
(1)全国の日本医療社会事業協会会員のうち、以下のいずれかに該当する者とした。
a)100床以上の一般病床を有する医療機関に所属しているMSW
 但し、“名称から明らかにリハビリテーション専門病院であると判別可能な機関”、および“100床以上の一般病床を有しているが、病床のほとんどが精神病床であり、精神科病院での合併症治療のための一般病床であると推測される機関”に該当する医療機関を除く。
b)ホスピス・緩和ケア病床を有する病院に所属しているMSW
 
 該当者は、会員2968名のうち1028名(34.6%)となった。
 
(2)全国ホスピス・緩和ケア病棟連絡協議会において2002年8月1日現在でA会員(ホスピス・緩和ケア病棟施設基準を満たしている機関)であるホスピス・緩和ケア病棟承認施設のうち、MSWが勤務している病院を対象とした。該当施設は、A会員105施設のうち91施設(86.7%)であった。
 
 回収は、質問紙配布1119通に対して、557通であった。回収率は49.8%であった。
 また、回収された557通のなかで、ホスピス・緩和ケア病床を有する機関のMSWからの回答は、66通(回収率43.1%)であった。そのうち、58名が他病棟と兼任であり、6名のMSWがホスピス・緩和ケア病棟専任、1名は専任MSWが他にいるため関わることがほとんどないとの回答であり、不明が1名であった。
 
(2) 分析方法
 分析には、統計ソフトSPSS 9.0 J for Windowsを使用した。カイ二乗検定、平均の差の検定(対応のないt検定・対応のあるt検定)、重回帰分析、およびWilcoxon順位和検定を行い、分析した。







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