全回答者数の約半数に当たる119人が「自然・風景を見る」で最も多く、ついで「名所旧跡等の見物」となっており、旅の目的としては「見る」観光が優勢であるといえる。

　「ドライブ」「ハイキング・トレッキング」を目的とする人も比較的多く、自然の風景に親しんだり、直接自然に触れたりすることへの関心が高いことが分かる。

　

　

　「友人・知人」「夫婦のみ」「家族と友人知人」という大人同士のグループが多く、「子どもづれ家族」の割合は少ない。構成人数については、「夫婦のみ」と思われる「2人」の他、3〜6人の少人数単位のグループが多い。10人以上の団体は2割近くを占めているが、旅行会社主催ツアーなどへの参加者は少なく、「職場や学校の団体」「地域の団体」や趣味サークル（登山サークルなど）が多いものと思われる。

　

　

　本村以外に訪れた地域について、回答数に応じた大きさの円の分布により示す。

　

　

　路線バスの路線数や運行本数が限られていることもあり、自家用車とレンタカーの占める割合が約6割に達しており、個人旅行者が多いものと考えられる。

　

　

　日帰り客のうちの約4割が5,000円以下である。村内宿泊者の場合、20,000円〜25,000円未満が最も多い。

　

　

　

　「親族・友人の話」に集中しており、本村の情報が口コミで伝わっていることが分かる。「椎葉村のパンフレット・ポスター」を参考にしている人も比較的多く、その内容や設置場所が滞在期間に関与してくるものと思われる。